ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

Happy Go Lucky!(11/25)その1

2021-12-17 19:58:00 | メディア
「皆さん、こんばんは!『Happy Go Lucky!』のお時間です」と長岡さん
今回もアシスタントを務められた橘ほなみさんが、番組コンセプトについて触れられたあと
「今日のオープニングナンバーをお送りしましょう
1曲目、ブルース・スプリングスティーンの男らしいラブソングです」と
「I Wanna Marry You」を流され

「ねぇ、あのー、これ…あの…『I Wanna Marry You』って
『お前と結婚したい』って意味なんですけども、ホント、ストレートな曲で…
1980年代のロックアーティストの作品…その頃はね
とってもね、ストレートなシンプルな曲だけ多くて
『好きだ』『抱きしめたい』『朝まで抱いていたい』とかね
焦がれる思いとセックスの直結した、そういう歌ばっかだったんですよ

そこにね、このブルース・スプリングスティーン…この人が作る歌っていうのはね
思いの背景にある社会性なども、しっかりと描かれるような歌詞になってるんですね
そこにね、こう…説得力のある、この力強いボーカルが優しく流れるので
男として、ナンかこう…『強くなければ優しくなれない』
『優しくなければ強くなれない』…みたいなね、そんな印象を与えてくれます

もう、歌詞がすごく良いんですよ!
『乳母車を押しながら、毎日、通りを横切っている彼女の髪につけた孤独のリボンは
俺のために着けたのかい?』…みたいなね
そっから始まって、こう…『この混乱した社会の中で、女性が1人の力で
2人の子供を育てて行くのは、仕事を持った女性にとっては、どんなに大変なことだろう
俺は、そんなお前と結婚したいんだ、ホントなんだよ』…っていうね

『お前の夢をね、全部…全て叶えてやることは…なんて言えないけども
ダーリン、その手助けくらいはしてあげられるよ』…みたいなね
『そして、お前が俺の名前をまとって』…名前が変わることね
『まとってくれたら、とっても誇りに思う』…こんな歌です
最高に優しさがカッコいいと思うんですよ

(『ステキです!こんな男性に巡り会いたいですね』と橘さん)
そう!私もね、こんな人と結婚したいです、女だったら…」と熱く語っておられましたが
「強くなければ優しくなれない」という、あのハードボイルド小説の有名なセリフといい
「思いの背景にある社会性」を描く歌詞といい
甲斐さんや80年代の甲斐バンドを彷彿させるワードに奥さん萌え~(笑)
でも、長岡さんは「アマチュア時代から甲斐の書く詞が好きだった」とおっしゃっていたし
ご自身の理想の「男性像」に通じるような主人公が登場する歌詞がお好きなのかなあと…?

それはともかく…橘さんから「さて、次はリクエストが来てたんですよね?」と振られ
「そう!お便りにお応えして…スモール・フェイセスについてのリクエストが来てたんですよ
スモール・フェイセスってね、私には懐かしいんですけども
知らない人が多いと思うので、簡単に説明します

イギリスのね、ロックバンドで、1970年代に…
当時、モッズルックってのが流行ったんですね、スタイルが…
こう…おかっぱみたいな髪型にするんですけど、全盛でした
そのね、代表的なバンドで、メンバーは、スティーヴ・マリオット、ロニー・レーン
イアン・マクレガンも当時ね、中心メンバーでした

その後、スティーヴはね『ハンブル・パイ』っていうバンドを組んで出て行ったんですね
ロニーとイアンは、ロン・ウッドとロッド・スチュワートと一緒に
『フェイゼス』っていうバンドを結成して、こっちの方が有名になりましたね
ほいで、ロッド・スチュワートがすごい…あのー、サッカー大好き少年のボーカリストなんですけど
大変評価されて、えー、有名になったんです

まあ、どっちかって言うと、そっちの方が有名だと思ったんで
今夜は、そのロッド・スチュワートのソロの作品から『TONIGHT'S THE NIGHT』…
『今夜きめよう』みたいな邦題が付いてますけど、それをお聴き下さい」
…と、ロッド・スチュワートの曲を流されたんですが
この曲が「リクエスト曲」だったんでしょうか?
この話題のきっかけとなった「お便り」が読まれなかったので、ちょっと気になりつつ(笑)

曲明けは「イベント情報」のコーナーで、長崎OMURA室内合奏団の定期公演告知のため
「ビオラ奏者の長嶋(拓生)さん」がスタジオにお見えになっていて
「今夜のゲスト…トーク中!ビオラ演奏して貰いました」という長岡さんのツイートを思い出し
ゲストの「トーク中」にツイートって…とツッコミました(笑)

ともあれ…定期公演のお知らせが終わったあと
「ちょっとね、長嶋さんに訊きたいんですけども…」と長岡さん
「このビオラって楽器は…あの…初めて、ここで…
目の前にあるんですけども、大きいんですねぇ!」と驚かれると
長嶋さんは「そうですね、構え方はバイオリンと一緒なんです
ただ、胴体のサイズが…えーと、大きくなります」と至って真面目にお答えになったんですが

「どうして、ビオラを弾くようになったんですか?」との質問に
「最初はバイオリンだったんです…最初はバイオリンを弾いてて…
で、長崎市が、当時やってたんですけど
周辺市町校区の小中高生を集めたジュニアオーケストラがあって
そこにバイオリンで入ったんですけど、どうやったって、こう…
上手いヤツがね(いるので)一番前に座れないんですよ

ところが、団が、勉強のためにも…オーケストラがビオラを買ったと…
(でも)誰もやりたがらない…ここで俺が手を上げたら、一番前に座れるんじゃないか?つって
『ビオラ、さして下さい』って、そっからビオラです」と話し始められた辺りから
「ん?」と何か気になるニオイを嗅ぎ付けた我が家(笑)

長岡さんが「天皇陛下もビオラ弾かれます…?」とおっしゃると
「そう、天皇陛下もビオラです…実は、この楽器、天皇陛下の作ら…
持っていらっしゃるのと同じ制作家の…兄弟楽器です」と返され
「どんな音色が違うんですか?ちょっとちょっと聴きたいですね」という長岡さんのリクエストに

「待ってました!」とばかりに(笑)「バイオリンです、これが…」と短いフレーズを奏でられ
「そして、ビオラ…」と、今度は「きよしこの夜」を演奏♪
長岡さんが「なるほど~!」と拍手なさって
「(バイオリンと比べて)たくましいお兄さんって感じ(の音)ですね、ね?
弦は(バイオリンと)同じなんですか?」とお訊ねになると

「えーとね、それは変わりますね、チューニングが…えーとですね
1弦から、バイオリンの方が『ミラレソ』
ビオラは、この『ミ』がなくて、『ラレソ』は共通なんです
『ラレソ』…これ共通、下に『ド』が付きます
ちょうどピアノの右手がバイオリン、左手がチェロ
そのちょうど間の音域を担当するのがビオラと思って頂けると…」と説明なさったり

「下に1弦増えるだけで、こんなに違うんですね」という長岡さんの言葉に
「そうですね、あの…全然もう…ホントはこれ、物理構造上、欠陥があるんですよ
バイオリンの大きさで、この音の高さで完璧なんですよ、チェロもアレ、完璧なんですね
おんなじ音の高さで調べて行くと、ビオラはもっと大きくなくちゃいけないんですよ
でも、そうすると、肩に担いで行けないから、無理やり縮めたんですよ
長さも発音構造としては欠陥品です(笑)」とおっしゃったり

長岡さんの「いつ頃から音楽を目指したんですか?」との質問に
「えーとですね、やってたのは結構ちっさいんですけど
これ、ちょっと音大行きたいなと思ったのは、実は高校生からでして…
これ、ビオラだからこそ、音大行けるなと思ったんですね
バイオリンは、やっぱり競争率が激しいから…

大学の授業で、オーケストラでも、弦楽四重奏でも、室内楽でもいいんですけど
ビオラで入学受験する人って、全然いないんですよ
受験してからビオラ、もしくは卒業してからビオラに転向っていう人が多くて
ビオラで受験する人は、ものすごい少ないですね、狙い目だったんです(笑)」
…と明かされるご様子に、我が家のドはまりドラマ「カルテット」のビオラ奏者…
「こじらせ男子」の方が重なってしまい(笑)
長嶋さんのお顔は、高橋一生さんに似ていらっしゃるに違いない!と勝手にイメージしております(笑)
コメント
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