「イベント情報」のコーナーが終わり…
「ハイ、橘さん、ありがとうございました
ここで、番組に寄せて貰ったメッセージをちょっと紹介します」と長岡さん
でも、そのメッセージをお読みになったのは橘さんで、番組後半もお忙しそうでした(笑)
ともあれ…「たくさん寄せて頂いてる中から」読み上げられたメッセージは
中学生の頃からの甲斐バンドファンという方からのもので
この番組で初めて、長岡さんが話されるのをじっくりとお聞きになり
「ロックバンドの元メンバーというと、恐かったり、激しかったりするイメージがありますが
すごく落ち着いた語り口だった」ことや
初回に、シカゴの曲を流されたことが意外でいらしたらしく
長岡さんの音楽ルーツや、ベースをお始めになったきっかけが知りたいと記されていて
長岡さんは「うーん…ベースを始めたっていうか、私の兄がね、ギターを弾いてて
『俺がギターを弾くから伴奏しろ』ってんで…『ベースを弾け!』『ドラム叩け!』
…で『ギターでカッティングしろ!』って、リードギターを兄が弾いてたんですね
『歌、歌え!』と、そういうので、まあ始めたんですね
で、人前に立ってやってみたら、結構、快感で
『あっ!面白いじゃん!』と思ってやってる内に
こういう風になってしまったんですね…流れ!(笑)そんな感じで…」と明かされてましたが
甲斐さんは、お家にあったギターを手にされ「音楽が面白くなっていった
歌うのが面白くなると、人前でやる虫がウズキ出した
かといって、兄貴たちとは組みたくない
曲が始まると、流れでやらされるのはいつもコーラスのパートなのだ
兄弟の一番下だという理由だけでだ。理不尽この上ない
こっちは、いつだってリードボーカルをやりたいのだ
そういう訳で、自分から巧妙にアピールを繰り返し、学校の中で仲間を見つけた
青臭くヤセた、なんとも心細い音だったが、とにかくグループを作った。中学2年の時である」
…と「九州少年」に書かれていて、前回の「LEGENDS」で
「まあ、中学くらいからちょっと、バンドらしきもの作ってたんですけど…」
…と触れていらした「バンド」結成秘話(笑)を思い出し
やっぱり、10代の頃のご兄弟の影響は大きいんだなあと…(笑)
それはともかく…「リクエスト…また、皆さん、色々、応えられる範疇は応えます
よろしくお願いします」と長岡さん
ツイッターでも「番組にリクエストや感想などツイートして下さいまし
お応え出来るようにしまあす」と呟かれてましたよね?
「ハイ、では、ちょうど今、自分の話をしたところで
甲斐バンドの曲を聴いて貰いましょう」と「この夜にさよなら」を流されたんだけど
「えっ!?オリジナルじゃないんだ?」と、ちょっとビックリ!
奥さんも、長岡さんといえば、この曲がタイトルチューンになっている
甲斐バンド4枚目のアルバム「この夜にさよなら」を思い浮かべるらしく
…って、まあそれは、ちょうどこのアルバムを作っていらした頃に
甲斐さんが「もう書けない…これ以上、何を書けばいいんだ…」と悩みを洩らされ
長岡さんが「そんなに命を削ってまで書くことはないんじゃないか」
…と、おっしゃったというエピソードや
長岡さんの脱退後にリリースされた「武道館ライブ」に
やはり「この夜にさよなら」の収録曲である「最後の夜汽車」がメモリアルシングルとして
添えられていたことなどが結びついているからかと思われますが
それ以上に、この当時の甲斐さんの声が大好物(笑)なので「えっ!?」となった模様…(笑)
曲が終わり、橘さんが「甲斐バンドで『この夜にさよなら』でした
それでは次は『僕のレコード部屋』のコーナーです」と進行なさるも
「うわあ~!懐かしかった~!」と長岡さん(笑)
「イヤ、自分の弾いてたベースが…ずーっと思い浮かべてました」と話され
きっと、その間中、長岡さんの指先はエアベースをお弾きになっていたんじゃないかと…?
「さて…『僕のレコード部屋』ね
テレビ観ててね、ナンか『M-1グランプリ』かナンか…
私ね、アレね、ちっとも笑えないんですよ
アレ『どこで笑うんだろう?』って、いつも思うんですね
だから、変顔とかね、変なリアクションしてんのは判るんですが、一瞬でしょ?
僕のシマでは(笑)『そういうの、どう言うんだろ…?』と…
私はね、結構、思い出してクスクス噛みしめて笑えるのが好きなんですよ、そんなのが…
でもね、サンドウィッチマンとか、独特なのは聴いてる
それから、私の大学の後輩でもある…福岡大学の博多華丸大吉…(『後輩なんですね』と橘さん)
そう…会ったことないですよ、会ったことないですよ、ああいう人たちは、すごい好き!
まあ、他にも結構好きなのあるんですけど…」
…って、長岡さんも甲斐さんと同じく
「喋り」だけで笑わせるタイプの芸人さんがお好きなのかな?
「ナイツ」とか「中川家」とか…?甲斐さんのお笑いルーツは「いとしこいし」だし…(笑)
…などと考えていたら「今…今日、聴いて貰おうと思うのはね
私の大好きな『グループ魂』のコント2篇を連続で聴かせます
『東北刑事(デカ)』っていうのと『新宿ホスト日記・夜桜JIRO』っていうの、ちょっと聴いてみて下さい」
…ということで「コント!?」って思ったんですが
ラジオだから当然、音声しか聞こえないため
登場人物の表情や動きは、声の調子から想像するのみで
まあ、ある意味「スネークマンショー」みたいな感じ?(笑)
個人的には、訛りまくりの「東北刑事」が好きです(笑)
コント2篇が終わって、長岡さんが「どうでしたか?」とお訊ねになり
橘さんが「これ、面白いですね」と返されると
「まあね、僕、大好きなんですけどね」と、おっしゃってましたが
こういう音源を、おそらく?繰り返しお聴きになっても、やっぱり笑っちゃう…
それも毎回、同じ箇所で…っていうのは、もう古典落語に通ずるというか
一過性の「笑い」ではなく「芸」として
しっかり確立しているものがお好きなのかも知れませんね?
甲斐さんも「『しらけ鳥音頭』は何回聴いても笑える(笑)」って話されてましたし…(笑)
「さて、今夜もお別れの時間がやって来ました
今日のお別れは、解散して、現在はソロ活動で有名なんですけども
大好きなグループで、私の友達なんで、ディレクターやってたんです
映画の主題歌に…これ、したかったんですけどねぇ…
スーパー・バター・ドッグの『サヨナラCOLOR』をお送りします
ライブでね、一番聴きたい曲ですねぇ…どうぞ」
…と、おっしゃったので、気になって調べたら
「ソロ活動で有名」というのは、ハナレグミさんのことみたいで
「家族の風景」などオリジナルのヒット曲の他に
はっぴいえんどのトリビュートアルバムで「春らんまん」を歌われたり
甲斐さんのお好きな「そして僕は途方にくれる」をカバーなさったりしてます
そうそう!この「サヨナラCOLOR」を主題歌に…という件も
2005年に竹中直人さんが映画化なさっていて
「ん?」と思ったら、スーパー・バター・ドッグの時は、EMIミュージックジャパンで
ハナレグミとして活動される際のレーベルは、ビクター…ということで
ポニーキャニオン勤務から、独立なさった長岡さんには、オファーが届き難かったのかなあと…?
ともあれ…その曲の途中で、メッセージ募集の告知があり
「ハイ『Happy Go Lucky!』…お相手は長岡和弘と」「橘ほなみでした」
「それではまた来週…」と曲をバックに番組終了…
本当に、この曲がお好きなんでしょうね?