ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

見間違い!?

2015-02-15 21:56:40 | 日記
奥さんいわく…
行列のできる…の次週予告の最後に
チラッと甲斐さんが映ったような気がするんだけど…

追記です…次回の出演者の中に甲斐さんのお名前がありました♪

でも次回は『会いたくない人スペシャル』です(苦笑)
甲斐さんの会いたくない人って、どなたなんでしょう?(笑)

奥さんは青学の原監督が見たくてチャンネルを合わせてたのに
この『幻覚』騒ぎで(笑)原さんの話は吹っ飛んじゃったらしい(笑)

ちなみに、今夜の放送には鈴木雅之さんが登場なさって
35周年の記念アルバムの告知をされてたそうだ(笑)

ともあれ、甲斐さんを思うあまり
アタマがおかしくなった訳じゃなくて良かったです(笑)

オンエアが楽しみですね♪
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バンドやろうぜ!その33

2015-02-15 21:03:46 | 日記
お台場POP STOCKでの甲斐バンド再結成ライブ
チケットは18分で完売したそうで
奥さんは、行けるだけで有り難いと同窓会気分で浮かれておりました(笑)

当時のお台場は都市博が中止になり、フジテレビもまだ引っ越してなくて
空き地ばかりが目立っていたようだけど
ライブ当日は花火大会とブッキングしていて人出は多かったらしい

水上バスに揺られたり、レインボーブリッジを歩いたり
観光を楽しんだ後、会場に到着した奥さん

この時点では『甲斐さんのライブに来た』という感じだったみたいで

『ミッション・インポッシブル』のテーマをバックに
メンバーの皆さんと少し遅れて甲斐さんが登場された際も
『おおっ!懐かしい!』とは思ったものの
『甲斐バンドだ~!』と歓喜に震えた訳ではなかったらしい(汗)

が、しかし…ライブが始まった途端
甲斐さんのソロ・ツアーのパンフレットに
メンバーの皆さんの写真がないという当たり前な事実に驚いたのと同じく(笑)
『やっぱり甲斐バンドのライブなんだ!』と改めて実感したという

ナニが奥さんにそう思わせたのか?と武道館の映像を見直してみたら…
あっ、ちなみにボクはこのツアーの大阪ライブに参戦しておりますが
なにぶん記憶の方がちょっと…(苦笑)

最初は松藤さんがドラムを叩かれてないし
奥さんの期待も空しく(笑)長岡さんはいらっしゃらないし

かつての甲斐バンドって感じはしなかったんだけど
(…まあ、そんなに昔からよく知ってる訳じゃないですが(汗)

何て言うか、甲斐さんのリラックス度合いと申しましょうか
演奏はメンバーの皆さんに委ねて
ご自身は歌とステージングに集中なさっているように見えて
『ああ、安心して任せられるメンバーなんだろうな』という気がしました

時折、甲斐さんが大森さんの方をチラッとご覧になったりして
『あ・うん』の呼吸なんだ♪…って、いっぱい資料を読んだせいかも知れませんね(苦笑)

そうそう!イチローさんが下手側におられることに少し驚いたんだけど
奥さんは、イチローさんが上手に立たれてると違和感があるらしい(失礼!)

大森さんのギターにさんざん泣かされて来た(笑)奥さん
今でも大森さんのギターソロの映像を見るたびにうるうるしてます(泣)

この武道館ライブの映像の最初に
メンバーの皆さんが食事をなさってる様子が撮されてますが

当時、奥さんは『甲斐さんがタバコを吸ってる!?』とかなり驚いたそうだ(笑)

アルバムのジャケ写では、火の点いたライターを差し出されてはいるものの
タバコを吸われてはいないし…(笑)

甲斐さんは、メンバー全員がヘビースモーカーだから
いつの間にか吸うようになったと話されていたという(笑)

もっとも、あくまで『期間限定』(笑)だからと
ご自身でお買い求めになることはなく(笑)
最後まで『貰いタバコ』で済まされたんだとか…(爆)

それはさておき…
途中でギターを手に【一日の終わり】を歌われた松藤さん
甲斐さんによると、リハーサルの際
松藤さんが勝手に(笑)セトリが書かれたボードに
この曲を書き込まれたみたいですが(笑)

奥さんは、2曲目の【きんぽうげ】とこの曲の作詞者の方(笑)を
思い出していたそうだ

肝心な本職(笑)のドラムも『曲指定』(笑)で叩かれたらしいんだけど
甲斐さんからは
この日のために『ヤマハ・ドラム教室』に通った(笑)とか

ドラムセットに座っただけで、こんなにウケてたら
一光の立場はどうなる(笑)とツッコまれていらしたんだとか…(笑)

でも、リハーサル風景の中に
松藤さんが一光さんにエアでドラム指導(笑)なさってるシーンが…♪

【裏切りの街角】を歌われた後で
『ああ、松藤のテンポだよなあ…って思った(笑)』と甲斐さん

アマチュアの頃は、松藤さんがギターで
イチローさんがドラムだったと話され
『人生長いよなあ』と笑っておられました(笑)

この映像では唯一【街灯】だけが未収録ですが

POP STOCKで5曲目だった【ポップコーンをほおばって】は
博多ゲリラライブの映像で10曲目に差し替えられてます

4曲目の【氷のくちびる】の間奏で
甲斐さんと大森さんが並んで立たれたり
松藤さんがリコーダーを吹いておられたり

奥さんがうるうるしたという『お約束』映像の後に
『あれっ?』って思ったのはボクだけでしょうか?(笑)

このゲリラライブは、WOWOW放送との差別化のために
映像チームからリクエストされたようだけど

甲斐さんご自身が『ストーンズがトラックでやって来て演奏しただろ?
あれ、やってみたいんだよ』とおっしゃって実現したという

当時の甲斐報によると…
BIGGIG以来【ポップコーンを…】の映像は撮らせて貰えなかったそうで

『喜柳』で飲んでおられる時、急に甲斐さんが
『明日、ポップコーンやるからね』と言われたのは
アマチュア時代に作られた曲だからじゃないかと書かれてます

『あんまり大きな音を出すと、お巡りさんに怒られる(笑)』と松藤さん
確かにあんな目抜き通りのド真ん中で(笑)

観客の方は肩車したり、電柱や街灯に上ったりして
『何事か!?』と覗き込まれてるし
ストロボライトもない中、拳を突き上げたりしておられるんですもんね(笑)

ちなみに、博多の甲斐友さんによると
喜柳経由でそれとなく事前告知はされてたそうで
全くのサプライズではなかったみたいだけど

甲斐さんが『こんにちは、海援隊です(笑)』と挨拶なさったことに驚いたんだとか…(笑)
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熱き心に

2015-02-14 16:39:09 | 日記
昨日、奥さん達は無事に甲斐さんのビルボード8公演
全ての予約が完了したそうだ♪

出勤時間ギリギリになった場合に備えて
奥さんの職場の近くまで甲斐友さん達に出向いて頂き、電話をかけまくったらしい(笑)

前回はかなり早く繋がったようだけど
中には、夜遅くまで電話しても繋がらなかった方もいらしたという(汗)

皆さんと手分けして、東京・大阪それぞれに電話をかけながら
お互いの電話で回線の取り合いになってるんじゃ?と思ったと奥さん(笑)

吹きさらしの中で、手はかじかんでたみたいですが(苦笑)
甲斐友さんの『かかった!』の一言で寒さを忘れたんだとか…(笑)

当の甲斐友さんも『キャンセルは出来ません』との注意に
『絶対、大丈夫です!』と答えてたらしいんだけど(笑)

甲斐さんに会うためなら、寒さを吹き飛ばし(笑)
万難を排して馳せ参じる(笑)って熱意が『甲斐友』たる所以でしょうか(笑)

今回は4公演まとめて予約可能だったためか?
以前にも増して通話に時間がかかったようですが
雪が降り始める前に完了して良かったです(汗)

整理番号はバラバラみたいだけど
前回と同じシステムでの入場なら、ゆっくりと席を選べるんだろうし
何より8回も甲斐さんに会えるんだしね(笑)

まだまだ先のことと言いつつ
ロッキュメントのようにゲストを迎えて演るのかな?とか
1日ごとに、それとも毎回セトリを変えるのかな?と奥さん
気持ちはもう一足先に春です(笑)

ちなみに奥さんは前回、予約開始当日に電話できないかも知れないと
ビルボード会員に登録したものの
結局、甲斐友さんのために指定席を取っただけで
それ以降ビルボードを訪れることもなく(苦笑)

退会しようかとも思ったらしいんだけど
ナニかの時(爆)のために継続していたという(笑)

その間に2度ほど、職場のフミヤさんファンの方に頼まれて取ったチケットが
ファンクラブより良い席だったと喜ばれたそうで
『年会費を半分払おうか?』と言われたんだとか…(笑)

そのフミヤさんのライブ会場で配られたチラシの中にあった
甲斐さんが載ったビルボードの公演情報を頂いたらしい♪

ともあれ、かように熱い甲斐さん・甲斐バンドファンの方は
全国に大勢いらっしゃると思います
…というか、熱い方だから甲斐さんに惹き寄せられてるのかな?(笑)

1996年の甲斐バンド再結成の頃の記事に…

解散前の甲斐バンドのファンというのは『濃い』ファンばかりだった(笑)

例えば、人生そのものを賭けちゃうような
『甲斐の音楽は哲学だ』と口にしてしまうような

例えば、友人が『ダセェ』などと言ったら最後
友情を破壊してしまうような『濃さ』なのだ(笑)

そんな思い入れを大切に胸の奥にしまい込んで来たファンは
『ビッグナイト』をどう聴いたのか?と書かれてますが

甲斐さんによると、ダウンタウン浜ちゃんは
『あんなん甲斐バンドやない』とおっしゃったそうだ(笑)

また、以前に甲斐さんのオフィスに勤務されてた方は…

いい音を求めて、神経を削っていたのに『リクエスト大会』って!?
いつからファンにおもねるバンドになったんだ!?(苦笑)とか

解散した時点で、楽曲も含めて
バンドを愛した全ての人たちのものになったのに
簡単に眠りから起こさないでくれよ…とおっしゃってます(笑)

そうかと思えば、田家秀樹さんはかつてある方に
『彼は甲斐に惚れちまってるから
全てがイイって思ってるところがある(笑)』と評されてましたし

船越英一郎さんは『俺だけの甲斐バンド(笑)』発言をなさってたし
亀和田武さんや吉岡秀隆さん
大森南朋さん、江國香織さんは
奥さんもライブ会場でよくお見かけするらしいし

さんまさんや宮迫博之さん、それに浜ちゃん(笑)などお笑い界の方

尾崎豊さん、ミスチル桜井さん、トータス松本さんなど
いわゆる甲斐バンド世代のミュージシャンの皆さん

出版界、演劇界、スポーツ界、テレビ業界等々
あらゆるところに広いファン層をお持ちです

押尾コータローさんは、甲斐さんと同じステージに立たれていても
『ファン目線』で甲斐さんをご覧になってたそうだし(笑)

石田伸也さんも甲斐さんと話されてる時に
甲斐さんが鼻唄を歌われたのをお聴きになって
『至福の瞬間』とおっしゃってました♪

甲斐さんご自身は『好き嫌いの激しいバンド』だったと笑っておられたけど

以前にご紹介した奥さんの友人Uちゃんは
甲斐バンドに興味があったのに
あまりに熱いファンに恐れをなして言い出せなかったようだし(苦笑)

リアルタイムではライブを見れなかった世代の方もおられるでしょうし
【HERO】のヒットやNY三部作をきっかけに離れて行かれた方や
新たにファンになられた方

奥さんからして、いまだにオリジナルメンバーにこだわってますし(笑)
同じバンドのファンと言っても
その熱を一言で表すのは難しいですよね?
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決戦は13日の金曜日!?

2015-02-13 09:27:08 | 日記
『バンド』は続くよ、どこまでも…って感じですが(苦笑)
今日からビルボード・ライブの予約受付が始まります

前回は押尾コータローさんとのMEETS AGAINツアーのスペシャルとして
1日2ステージのみだったからか
どちらか1公演、1人につき2枚までと制限があったようですが

今回は枚数制限だけで、複数参戦はOKみたいだけど
東京と大阪それぞれに電話をしないといけないらしく

奥さんは職場に休みを申請するも、あえなく却下(汗)
それでも粘りに粘って出勤時間を遅らせて貰ったんだとか…(苦笑)

奥さん達も大変…って、まあ誰に頼まれた訳じゃないのに
全てのステージを見ようと思ってるからなんですけどね(笑)

ある甲斐友さんは、このライブ情報を聞いた途端
『また散財した~い!』と言ったそうだけど(笑)

8本全部参戦だとアゴ・アシ・マクラも入れて
心行くまで散財できるんじゃないかと…(爆)
ちなみに、奥さんはすでにマクラの手配を済ませてました(爆)

そうそう、ビルボード大阪は地下にあるらしいので
東京のあの『夜景』みたいないわゆる『ウリ』はないのかな?

広さは、東京より若干?広いようだけど
同じ料金なんですよねぇ…ナンだかなあ(苦笑)

それはそうと『今回は盟友たちと共に新たなスタイルで』って
最近の甲斐さんのお気に入りの『5人甲斐バンド』なんでしょうか?

奥さんは、メンバーの皆さんのブログやツイッターをチェックしてるようだけど
まだまだ先のことでしょ(笑)
強一さんが水谷豊さんのライブに参加されるって騒いでましたが…(笑)

それで思い出しました!
シネマ・メディアージュでの甲斐バンドライブは
5人?それとも3人?(笑)

予定時間は20分、セトリはもちろん映画に取り上げられた5曲でしょう?
【らせん階段】以外は今までにも
アコギスタイルで演ったことがありますよね♪

いずれにしても『生』で見れるのは約600人(汗)
映画『照和』の舞台挨拶は、200人くらいだったそうですが

ファンクラブ限定でもないし
監督やキャストの方のファンの方もおみえになるでしょうし
…って、どなたが登壇なさるのか判りませんが(苦笑)

狭き門には変わりなく、奥さんは今回も見事にハズレ…(汗)
が、しかし、前回に引き続き
強運の甲斐友さんから救いの手が…!?
当たる人って、どんな確率でも当たるんですねぇ(笑)

ちなみに、この方は前回の舞台挨拶だけでなく
照和ライブにも奥さんを連れて行って下さいました♪
その強運にあやかれる奥さんもある意味で強運かも…(笑)

にわかダイエットに励もうとしてるんだけど
自分の誕生日やら、バレンタインデーやらで甘い誘惑がめじろ押し(笑)
月末までに間に合うのかなあ?(笑)

カドカワのHPでは、各ショートムービーのタイトルや
キャストの発表に続き、あらすじも紹介されてますが

奥さん注目の【そばかすの天使】をモチーフにした
長澤雅彦監督の『この柔らかい世界』は

『密室で狂気なまでの母と娘の愛憎劇が繰り広げられる』そうで
『密室』って単語に更に高まっております(笑)

ボクは三島有紀子監督の『オヤジ ファイト』に親近感が…(笑)

『今まで負け続けてきた自分に打ち勝つためにリングに立つ』マキタ・スポーツさん
哀愁を感じますねぇ~見たいです♪

もちろん俳優『甲斐祥弘』さん(笑)が
出演されている2作品も楽しみ♪

奥さんは、甲斐報の『タクシー運転手』の写真より
なつみさんのブログにアップされていた方がお気に入りらしいんだけど

甲斐さんの表情が柔らかいのは
光線の加減か?女性と一緒だからか?と…(笑)

青山真治監督の『ヤキマ カナットによろしく』には
『ブルースハープの音が響き渡る』という一文と
ハープを奏でておられる甲斐さんの写真が…!?

『博多弁 vs 北九州弁』対決だけじゃないんだ~♪と奥さんワクワク(笑)

多分、この作品のヘアメイク担当の方だと思うんだけど
甲斐さんが撮影現場に『たい焼き』を差し入れられた話をなさってて

それを知った奥さんは、速攻で東京の甲斐友さんに
『どこのお店か?』訊ねてました(笑)
また、グルメツアーの行き先リストが増えたようで…(笑)

…って、電話は無事に繋がるのかなあ?

余談ですが…Kメールでのお知らせはないみたいだけど
石田伸也さんが書かれた
『高倉健と菅原文太 ここに漢ありけり』という本に
甲斐さんが登場されてます♪

お二人にゆかりの俳優さんやプロデューサーの方々が名を連ねておられる中
ある意味『特別寄稿』の安藤昇さんより目立ってるような気が…(笑)

『ロックとドラマツルギー』というスペシャル・トークで
4ページに渡り、甲斐さんが映画通ぶりを披露され

日比谷野音のライブ・ショットと
右手を胸に当てた甲斐さんの写真も掲載されてます♪

奥さんは、甲斐さんの着けておられるペンダントとリングをガン見(笑)
黒いグラサンは『この内容に合わせてコーディネートしたの?』とキャアキャア(笑)

内容は皆さまご自身で確認して頂くとして(笑)
奥さんが驚いてたのは、サラリーマン時代の甲斐さんが
外回りをサボッて映画をご覧になってた(笑)ことと

【裏切りの街角】は映画で言うなら
フランスの『フィルム・ノワール』だと話されてること(笑)

『映画を見るならフランス映画さ』が
奥さんの大好物の『フィルム・ノワール』だったとは…!?

『甲斐さんがお好きだから好きになったんじゃない?』と言うと
『だったらこんなにビックリしない!』と全力で否定してました(爆)
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バンドやろうぜ!その32

2015-02-12 11:04:15 | 日記
『ビッグ・ナイト』には、ストーンズやKISS、再結成したイーグルスの
アンプラグドのテイストが入っていると甲斐さん

でも一番ベーシックなのは、レイナード・スキナードのアンプラグドだそうで
ご自身の過去の曲を使って色々と試しておられたんだとか…

アンプラグドにこだわったからこそ
『エコー度がむちゃくちゃイイ』東芝の3スタを押さえて貰ったという

スケジュールはギッチリ詰まっていたらしいんだけど
『ここしか考えられない』と予定されてた皆さんに
他のスタジオに移って頂いたそうだ

甲斐さんいわく…
すごくワガママだったけど、それだけ譲れなかったんだ
そんなにまでして、ナンでアンプラグドか?って訊かれると

単純に言えば、その方が気持ちいいからっていうことかな
今必要なものって、体がそっちに向かっていくじゃない
だから、一番気持ちいいことが、今一番やるべきことだと思うんだよね

それと、レイナードを聴いた時に
ああいう風に『隙間』をどんどん増やしていかないと
これから音楽はダメだって思ったんだ

もちろん解散前の甲斐バンドもやってたよ、知らずにね(笑)
まあ、ストーンズ好き、キンクス好きでやってたからね

今はみんなに『明日までに作戦立ててこいよ』って言って
レアで2回やったらもう出来る

隙間を音で埋めるとどんどん痩せていくんだよ
だから、レアに近づけば近づくほど怖いんだけど
その怖さを克服するとムチャクチャ気持ちいいってトコもあるんだよね

今回の甲斐バンド復活は期間限定ビールみたいなもんで
皆に飲み干されてパーッと泡のように散る
でも、そういうパターンだからこそ
しっかりしたアルバムだけは作らないといけないと思った

俺たちは真剣に遊んでるのよ
こんなに真剣に遊ぶのは久しぶりだなというくらい
これは真剣に仕事をしてる時よりもっとキツイかも知れない
メンバーの奴ら、バチバチ電気走ってますよ

レコーディングのペースが早かったのは
『みんなが練習してきたんでしょう(笑)』と話されてますが

メンバーの皆さんには
『オリジナルは聴かない方がいいんじゃない』とおっしゃってたらしい(笑)

昔やった曲をもう一度やる時に
よく『オリジナルを超えるか?』って言う人がいるけど
超えようとすると、その段階ですでにオリジナルに執着してる訳だよね

オリジナルが頭にあるのはいいんだけど
必要以上に固執していると絶対いい結果にはならない

曲自体は、30代の人にとっては懐かしい曲かも知れないけど
俺たちは、本当は10代、20代の人間に対して
バチバチに火花を飛ばしてるんだよ

実際に【漂泊者】は2テイク
【地下室のメロディ】は、正に一発録りだったみたいで

アレンジャーの鎌田ジョージさんが、テイク1を聴かれて
『いいと思うんだよ』と言われたら確かにすごく良かったらしく

皆さん『じゃOK?』『まさかぁ!?』(笑)
最終決断は甲斐さんが下されることになっていたそうで
『明日聴いて嫌だったら、またやればいいじゃん』

結局、そのままOKになったようで
『ものすごくテンション高いでしょ?』と甲斐さん

新曲の【ティーンエイジ・ラスト】については…
今の僕らのジェネレーションの人達の気分が
濃厚に出ている詞を書きたかった

『家族とか未来は重荷かい?』って僕が歌ったら
『ハーイ』ってバンドのメンバー全員が言う(笑)

甲斐バンドは10代の頃に出会って出来たバンド
その頃の思いや熱を今でも持ち続けて、10年ぶりにまた出会う

いくら歳は喰ってても(笑)
10代の息吹は絶対に忘れてないんだってのが原点だから
そういう思いで作ったと話されてますが

甲斐さんが解散を切り出すのを踏みとどまられたのは
メンバーの方がご家族の話をなさるのを聞かれたからなんですよね

ともあれ、若い頃はお互いの良いトコを認められなかったけど(笑)
今回、10年前には気づかなかったことや
10年離れている間に各々が積み重ねて来たものに
素直にスゴイなって思えるし

何より、誰も音楽を止めてなかった…止められなかったのかな(笑)
そのことが素晴らしいと思うんですよと甲斐さん

アルバムの後にシングルを出して
それで打ち止めのつもりだったんだけど
それじゃ済まなくなったみたい(笑)と話されてますが

レコーディングの際に『ライブもやりたいと思ってたけど
大森さんの体調のこともあるし…』と考えておられたようで

大森さんが『1日2日じゃ勿体ない』とおっしゃったことがきっかけで
ツアーが決定し、武道館でのファイナルに発展したんだとか…

余談ですが…
松藤さんが『俺たちは生ギターで歌った世代だから』とおっしゃると
大森さんは『生ギターって鳴らさないと鳴らないから』と答えられ

甲斐さんいわく…
だから、大丈夫ですよ、ライブは…
ただ、一緒に列車移動するのが嫌かな(笑)
人の週刊誌取るなよって…(爆)

真剣に遊ぶことが楽しくて仕方ないって感じですよね(笑)
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