ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

3甲斐目の行列その1

2015-02-23 06:41:30 | メディア
幻の予告(笑)から一週間、番組HPはモチロン
番宣スポットも録画してチェックを怠らなかった奥さん(笑)

いつもの『大御所』席に座られた甲斐さんは確認したものの
番宣では、予告と同じく小林麻耶さんと中村昌也さんのお姿ばかりで

『ホントに可哀想な扱いになってるんじゃない!?』と心配してたんですが(苦笑)

番組の詳細を見ると…
『ワケあって絶対に会いたくない人・第3弾』

~甲斐よしひろを激怒させたカメラマン…ついにその消息が!
思わず涙するその真実とは!~
…って、ある意味ネタバレの見出しが…(笑)

前回に続いて、感動秘話が紹介されるのかな?と楽しみにしてたんだけど

我が家の一押し『流星ワゴン』も
ついに『ちゅう』さんが『忠』さんと直接対決か!?
…と盛り上がってるところだし
裏番組にまさか『忠』さんのご子息が登場とは!…(笑)

ともあれ、奥さんの心配は杞憂に終わり
『会いたくない人と会って、大ゲンカしてもらうハートフルな企画』で(爆)

いきなり、MCの宮迫博之さんに
『甲斐さんに会いたくない人の方が多いでしょ!?』とツッコまれ(笑)
昔の四国ライブでのエピソードを披露されてました(笑)

でも先日、大森さんとの『あ・うん』の呼吸の話として書かせて頂いたんだけど…(苦笑)

奥さんは、中村昌也さんに『お前マジか!?』とか(爆)
『矢口っちゃん』って久々に…(笑)などの発言に
甲斐さんの古傷が…と苦笑いしてるトコへ

菊地弁護士までが『浮気した恋人の言い訳で許せない言葉』を紹介なさって
ヒクヒク笑いが止まらず…(笑)

『唐揚げに勝手にレモンをかけるヤツ』にイラッとする渡部さんが
『かけるタイミングも相談しないとダメ』と話されている時に
大きく頷かれる甲斐さん(笑)

渡部さんの『俺が口うるさいみたいな空気』発言に奥さん爆笑(笑)
『だって絶対、甲斐さんも言ってそうだもん(爆)』

それはさておき…
再現VTRのやしろ優さん役の女優さんが美しすぎる(?)と
クレームが続出してましたが(失礼!)

甲斐さんの再現VTRの俳優さんも
『性格はどうでもいいから似てなきゃダメ!』と奥さん(爆)

でも、カメラマンの方とのエピソードは、甲斐さんが『会いたい人SP』で
初めてこの番組に出演なさった時にもVTRが流されてたけど

その使い回しではなく(笑)新たに撮り直されていて
高橋Pもなかなかやるじゃん♪とニンマリ(笑)

ただ、前回は足でカメラを蹴飛ばされてたのが(笑)
今回は手で払いのけておられたり

カメラマンの方が先に胸ぐらを掴んでいらしたのが
甲斐さんが先になってたり(笑)

『100万円以上する』カメラが
『100万円近くするであろう』カメラに変わってたり…(笑)
まあ、いずれにしても『事務所が弁償』されたんですよね(笑)

青学の学園祭で一枚板の舞台を壊された時も
事務所が、ン百万円を払われたそうだし

甲斐バンドは、デビュー間もない頃から
グリーン車に乗っておられたみたいだし

この件に関して『怒られなかった』ことといい
『新人を撮ることさえ異例』だったことといい
シンコー・ミュージックの期待の大きさや懐の深さを感じますね

まあ、単に放任主義だったのかも知れませんが…(笑)

昔のインタビューで、大森さんは
あんなにムチャやってたのに
会社はなんにも文句を言わないどころか
俺たちの思うように気長にやってくれた
こんなこと普通の会社じゃ無理だよと話され

長岡さんは、3日違いで話があった他の会社に入ってたら
今の俺たちはなかったなとおっしゃり

松藤さんが、みんなシンコーの方に足を向けて寝れないぞ(笑)と言われたところで

マネージャーの方いわく…そんなこと言っても給料変わんないよ(笑)

ただ、自転車で駆けつけられた編集長が
その後どうされたのかが気になりますねぇ(爆)
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バンドやろうぜ!その36

2015-02-22 12:13:39 | 日記
小室哲哉さんとのプロジェクトは着々と進行していたようですが
実際にファースト・シングルが発売されるのは翌年…

3年で4枚という東芝EMIとの契約終了後に
甲斐さんがSONY musicに移籍なさってからのことで

その前にリリースされたのは
様々なアーティストとコラボしたアルバム『パートナー』

ただ、最初からそのために作られたものではなく
『欲する相手がいてもなかなか心の奥まで見えて来ないパートナー不在の時代』だからと

『パートナーシップ』をキーワードに
【LOVE is No.1】や【パートナー】を書かれ
アルバム1枚分の曲を作られたそうだけど

期間限定の甲斐バンド復活を挟んだ後に作業なさる際
コラボもアリかなと考えられたらしい

甲斐さんによると…コンセプト・アルバムというのは
最初にピシッとしたものがあって、そこから作業を始めるのではなく

ものを作り込んで来た人間には
『これは絶対に間違いない』という直感が降って来て
自分自身の身体に命じるんだとか…

児童初期のように得体の知れないものに突き動かされてる内に
ある日、ある時に見えて来るそうだ

だから、あくまでも『パートナー』というタイトルの『コンセプト・アルバム』であって
その枝葉としてコラボ曲が5曲収録されたという

『古い人たち(笑)と新しいやり方で新しい可能性を追求』した『ビッグナイト』に対して

『新しい相手と挑発し合いつつ高め合うアルバム』という意味で
コンセプトの構想自体は同じものが、ずっと並行して頭の中におありだったようだ

『一つのハートよりも二つのハートの方がいい』
『お前と行きたい、一人ぼっちはいやだ』というフレーズのもと

まずは、CHAGEさんに甲斐さんがハミングなさった曲を渡され
『このメロディに乗るスケール感のある太い歌詞が欲しい』と依頼なさったそうで

CHAGEさんを1番に選ばれたのは
難しそうな相手(笑)にオファーするところから始めた方が
今回のコンセプトがどれくらい相手に通じるものなのか
判りやすいと思ったからだと甲斐さん

甲斐さんご自身も過去に何度か曖昧な形で(苦笑)
コラボを振られてイヤな思いをされた経験がおありらしく

『この人でなくっちゃ』『この人のカラーじゃないと意味がない』という
明解なリクエストの仕方をなさったんだとか…

CHAGEさんが書かれた【BLUE】は…
『チャゲアスでもなく、マルチマックスでもなく
かといって、僕にすり寄ってる感じもなくて
絶妙なところを出して来たなとビックリした』

『CSN&Yみたいなタッチで仕上げた曲を渡したら
ロス・ロボスとCSN&Yが結婚したみたいになっていて(笑)
歌う時に一番挑発された』と話されてます

後藤次利さんとは長いおつきあいですが、ある結婚式で再会されたのがきっかけで
お二人で曲を作り始めておられ、収録曲以外にも数曲あるらしい♪

このことがアルバムの構想の引き金になっているかも知れないと甲斐さん

たまたま歌謡界の大御所作曲家みたいになっちゃってるけど(笑)
元・ミカバンドのベーシストだし、プレイヤーとしての彼の感受性はすごくロックじゃないですか

『ベッドルームに1枚は貼りたいピンナップアイドル』って言われたくらいのヤツだからね(笑)と話され
後藤さんには『普遍的なロック・スピリット』を求めたとおっしゃってます

作詞家の森雪之丞さんとも旧知の仲だそうだけど
VANNILAの【愛をちょうだい】をお聴きになって以来
『絶対、一緒にやりたい』と思っていらしたという

『職業作家でありながら、自分のクオリティに厳しい職人』
『一つの色を掘り下げていくタイプ』
『快楽とか悦楽とか官能的な部分をハツラツと書く』方は
【は・だ・か】という詞を返して来られました(笑)

EAST ENDとのコラボについて、甲斐さんいわく…
RUN D.M.Cとエアロスミスみたいな本当に最初のいかにもというラップを
この国では誰もやってなかったんで、それをやりたかったんですよ

EAST ENDは、難しいこのジャンルでビジネス的にもパイオニアだし
【I(#2)】は、ロッキュメントですでに一緒にやってるんだけど
今回、キーワードに合わせてラップの歌詞を変えて貰ったら
すごくシャープなキレ味のいいエッジのある言葉で出て来たね

【I】は、KAIFIVE時代に1度発表されてますが
甲斐さんの何らかのこだわりで再登場?と思いきや
この曲の歌詞は、森山達也さんとの共作みたいだし
曲自体はもっと以前から存在していたのかも知れませんね

最後にオファーを出されたもりばやしみほさんは
最初『私向きじゃないと思う』と返事なさったそうだけど

あの人は自分の才能がどれだけスゴイかっていうことが判ってない人ですから(笑)と甲斐さん

コラボを難しく感じるのは、やり慣れてないせいだと思うんですよ
僕は彼女を見てるとすごく自分に近いものを感じるんです
僕が20代にこんなリクエストを受けたら、やっぱり考えたと思う(笑)

僕は甲斐バンドっていう一つの『街』で
同じメンバーとずっとやって来た訳じゃないですか
それだと人との丁々発止に慣れてないんですよね

それに作家としてのエゴの強さやカラーもすごく似てると思う
人はそれを頑なと言うかも知れないけど…(笑)
人とは違うオリジナリティを出したいと思ってるから
人と折り合う接点がなかなか見つけ出せないんだよね

結果的に、作詞はお二人、作曲とアレンジお一人、ボーカルとしての共演が2組
同じキーワードでもバラエティに富んだコラボが誕生したようです♪
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あらあら

2015-02-21 02:19:09 | 日記
私事で恐縮ですが、我が家の風呂釜が壊れました(汗)
早急にナンとかしないといけないんだけど

ボクは今の仕事のメドがつかないと休めないし
奥さんの次の休みは、お台場まで甲斐バンドに会いに行く日だし(笑)
しばらくは銭湯通いの日々が続きそうです(苦笑)

ちなみに、この銭湯は奥さんが子供の頃に通った銭湯で同級生の方のご実家らしく
その同級生の方は、友人Kちゃんの幼馴染みなんだとか…

今や、ジャグジーありーのサウナありーので
昔の面影はないみたいだけど
『風呂上がりにコーヒー牛乳を飲みたくなるのはナゼ?』と奥さん(笑)

でもホントになんなんでしょうね?
腰に手を当てて飲んじゃうんですよねぇ(笑)

それはさておき…
昨日、奥さんは休みだったんですが
風呂釜が壊れてるとはつゆ知らず(笑)
藤原竜也さんの『ハムレット』を観に行ってました♪

蜷川さんの舞台は、昔々に『王女・メディア』を観たことがあるだけだし
ハムレットも『読んだことがある』程度で
ほとんど何の予備知識もなく出かけた奥さん

『甲斐さんからのお花はないよねぇ(笑)』と思いながら
開演前のロビーをうろついていると
取引先の女性お二人とバッタリでビックリ(笑)
『ええ~っ!?』とユニゾンで叫んだという(笑)

それはさておき…後から思えば
『初心者』には刺激の強い席だったみたいで(笑)
すっかりどっぷりハマッてしまったらしい(笑)

その証拠に初めから購入予定のプログラムだけでなく
数々のハムレット・グッズを大人買い(爆)

奥さんの席は、前方ながら上手側の端に近くて
もう少し後ろでもセンターの方が舞台全体を見渡せるのになあ
…と言ってたんだけど

奥さんによると…
19世紀の日本家屋を再現したセット…って、平たく言えば
『ドリフのコント』に出て来るような(笑)2階建てで、引き戸の扉の…

それが客席以外の三方を囲んでいたそうで
上手側の2階に役者さんが立たれると
ほとんどお顔は見えないといった状況だったという

…が、キャストの皆さんが開演の挨拶で一礼され、袖に下がられる際
ステージ際のセットの切れ目を通られたり

最初の場面では、キャストの方が客席から登場されたりと
『驚きの連続だ~!』(笑)と思っていたら

次の場面では、舞台中央に平幹二郎さんと鳳蘭さんを始め
多くのキャストの皆さんが揃っておられる中

奥さんの目の前には、皆さんから一人離れて立たれる藤原竜也さんが…!?
藤原さんは目を閉じ、うつ向いていらしたらしく

奥さんは『平さんがセリフ喋ってるのにワルイかなあ…』と思いつつ
ついつい藤原さんに見とれてしまったんだとか…(笑)

すると…藤原さんが初めてのセリフを口にされる直前に
涙がポロッと流れるのが見えて
『役者さんってスゴイ!!』と一気に引き込まれたという

以前に吉田鋼太郎さんが
『舞台では、これくらい声を張り上げてます』と
実際にセリフの一部をテレビで披露なさっていたのを見たけど

まさしくその通りの声量で皆さん演技されていたそうで
奥さん再び『役者さんってスゴイなあ』(笑)

特に平さんは、後ろ向きになろうが滑舌良く
呟くように話されてもチャンと聞き取れるほど
『これぞ腹式呼吸(笑)』なるご発声だったそうだ

その平さんの『水かぶり』の場面は
すぐ目の前で行われたことも手伝って『迫力があった』と奥さん

なのに、平さんが自らを鞭打つ姿に笑い声が起きて
『信じられへん!!』とご立腹(苦笑)

ともあれ、キャストの皆さんの滴る汗や
唾に涙に鼻水まで見て取れるくらいの近さで
藤原さんと『目が合った』そうで(笑)

奥さんの目を見たまま(爆)セリフを話されてる間
息もまばたきも出来ずにドキドキしていたらしい(笑)

さらに、オフィーリアの埋葬の場面では
『物陰に隠れる』ハムレットとホレーシオが舞台を降りて
奥さんのすぐ近くに立たれたみたいで
『ナンかイイ匂いがした♪』んだとか…(笑)

そのオフィーリア役の満島ひかりさんが
心を病んで歌を口ずさむ場面で奥さんの涙腺が決壊(汗)

演技と歌の上手さはモトより
満島さんの声が心に滲みたようで
セリフを挟んで、再び歌われると新たな涙が…(泣)

この話をしてる内にまた思い出して、うるうるする奥さん(笑)
『やっぱり、音楽ってスゴイ!!』と思ったという

以前に甲斐さんが『俺の顔の進化形が藤原竜也』とおっしゃってましたが(笑)

藤原さんのお顔の角度やふとした時の表情は
『確かに甲斐さんに似てる』んだとか…

そういえば、箱根の野外ライブの写真を見た時にも
『ちょっと似てるよね♪』と言ってたような…(笑)

まあ、藤原さんのファンの方がどう思われるかはワカリマセンけど…(苦笑)

最後のカーテンコールで、やっと表情が和らいだ藤原さんが
アノ八重歯を覗かせて『ニコッ』と笑いながら
奥さんの目の前を通られ『ヤラレちゃった♪』らしく(笑)
『メチャクチャ可愛いかった~♪』を連発(笑)

来週の映画のイベント…
もし甲斐友さんから救いの手が差しのべられてなかったら

『スクリーン越しの甲斐さん』より
『生の藤原竜也さん』を選んだんじゃないか?(爆)と思うくらい
どハマリしておりました(笑)

余談ですが…
甲斐さんが、藤原さんの舞台をご覧になって
その後に楽屋へ行かれると

藤原さんが『どうでした!?』と言いながら
俺に抱きついて来ると話されてましたけど(笑)

奥さんいわく…絶対、可愛くてしようがないんだと思うよ(笑)

ますます、例のお店に行きたくなったのは間違いアリマセン(笑)
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バンドやろうぜ!その35

2015-02-19 22:12:52 | 日記
やっとこさ甲斐バンドの再結成まで辿り着きました!
…って、文字数イッパイイッパイで34回もかかってるし…(汗)
まだまだ先は長いです(苦笑)

さて、バンドの後はソロ、ソロといえばチャレンジ
…ということで『こねっと』に参加された甲斐さん

この時にはすでに小室哲哉さんとのプロジェクトが立ち上がっていた訳ですが

甲斐さんがいきなり小室ファミリーの一員(笑)として
日本版【We are the World】を歌われたように思える展開で
甲斐バンド・甲斐よしひろファンの皆さんも戸惑われたみたいですね

浜ちゃんには『あなたは違うでしょ!?』と言われたそうだし(笑)
そこまでしてヒット曲が欲しいのか?(汗)とか
甲斐は悪魔に魂を売った(汗)という意見もあれば

どんな形であれ、若い世代の人に甲斐さんを知って貰いたい
甲斐さんが何か刺激を受けるならいいんじゃないかとおっしゃる方も…

『アンチTK』の方やチャリティの主旨に賛同される方
【YOU ARE THE ONE】自体も聴かれたり、聴かれなかったり…

『聴いたけど甲斐さんだけ浮いてる』(苦笑)から
『スプリングスティーンみたいで存在感があった』まで賛否両論出揃ったみたいです(笑)

奥さんは、いい意味でも悪い意味でも目立ってたと言ってましたが…(笑)

そもそものきっかけは、甲斐さんが小室さんの番組に出演された際
小室さんは甲斐さんの声が、甲斐さんは小室さんの曲が
以前から好きだったことを告白(笑)されて
『水と油』と言われたコラボが実現したらしい(笑)

この番組の前に、ある方の結婚式に共に出席されてたお二人
甲斐さんが『まんまと歌わされる羽目になって(苦笑)』
小室さんは『生でも同じ声なんだ』と驚かれ(笑)

甲斐さんは、借り物のギターで演奏なさる内に肘がボリュームに触れ
音がだんだん小さくなってしまって最後はアカペラ状態だったらしく
『左利きの悲哀』を噛み締めておられたそうだ(笑)

その時代その時代で、ご自身のやりたい音楽に合わせて
ボーカリストを変えてるという小室さん

甲斐さんの声を活かすサウンド・アプローチがしたいと
某・番組プロデューサーにはおっしゃってたそうだけど
その某Pから話を聴かれた甲斐さんは『酔っ払いの戯れ言』だと思っておられたんだとか…(笑)

以前、瀬尾さんに『おまかせ』になった経緯もおありだし
何よりキャリアを重ねられるに連れ
『よっぽどひねったいいパンチじゃないと効かなくなって来てる(笑)』

デビューからずっと、作詞も作曲もプロデュースも全部やって来ていて
みんなはそれが自然だと思ってるんだけど

TKは僕の声が欲しいってトコから入ってる訳で
本当にずいぶん大胆な口説き方だと思ってすごく気に入ったんですよ
いい意味でドキッとしましたね

この当時、好きな曲を5曲挙げたら
その内の3曲が小室さんの作品だったと甲斐さん

【寒い夜だから】【サバイバル・ダンス】と【WOW WAR TONIGHT】
ちなみに残り2曲は、ミスチルとスピッツの曲だったらしい(あのカバー曲でしょうか?)

奥さんによると…
渡辺美里さんの【マイ・レボリューション】も相当お好きだったみたいだし(笑)

甲斐さんいわく…TKの曲ってね
みんなあのアプローチに惑わされてるけど
メロディ自体は生ギター1本で弾いても楽しめるくらい
すごいヒューマンでエモーショナルなの

作り手の声が聴こえるサウンドだよね
浜ちゃんに作った曲なんて
最初は全編に渡って小室君の声をミックスしてると思ったくらい

それだけじゃなくて、歌詞がメチャクチャいいと思うんだよね
3番の『流れる景色を毎日必ず見てる』って
本当にここ5年ぐらい、あんなにジーンと来たのないもんね

『プロデューサー対プロデューサー』という関係については…
僕がシンガー、プロデューサーはTKで違和感はない

TKは森とか野村といったキャッチャー型で
僕は東尾とか、あ~星野仙一はちょっとイヤだけど(笑)ピッチャータイプかな

だから、アイデアが違った時は
プロデューサーのTKの意見をチョイスしようと決めてた
自分のアイデアを採っちゃうとコラボの意味がないからね

ただ、自分のメロディでしか歌ったことがないし
ひょっとすると難しいかな?とは思われたという

甲斐さんいわく…
中島みゆきから送られて来た詞に勝手に曲つけたとか(笑)
それがいつの間にかシングルになってて
『おいおい』っていうのはあったんだけど…(笑)

でも、小室さんから初めて送られて来た曲は『言葉を誘発する強いメロディ』で
ご自身の曲に詞を書くよりも書きやすかったと甲斐さん

それは小室さんが『どんなに短くてもいいから5~6曲作って下さい』とおっしゃって

甲斐さんが、1番しか出来てない曲や8小節だけの曲を送られたことで

『たぶん、僕のメロディとか歌い方のクセの取材というか
計算に入れていたためだったんじゃないかと…』

お二人は、東京では小室さんがゆっくりミーティングできないので
博多や上海、香港、ロス、グアムと世界各地でお会いになってたそうですが

マークさんが買い付けを担当され(笑)世界中から集められたというワインを召し上がりながら話されていると

お互いの武器が違うだけで、同じロック少年同士
かなり話が合うんだと甲斐さん

あまりにプロデューサーとして大きな存在になって
そっちばかり注目されてるけど
30代で言葉を獲得して、あんなにグレードを高く持っていった人を他に知らないと大絶賛

小室さんに対するイメージが、かなり変わった気がします(笑)

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バンドやろうぜ!その34

2015-02-18 11:12:33 | 日記
アルバムの『ビッグナイト』は
甲斐バンドのメンバーが10年ぶりに集う『偉大なる夜』という意味だけど
ライブの『ビッグナイト』は
俺たちとみんなが集う『偉大なる夜』という意味なんだと甲斐さん

当時の舞台監督の名鏡さんによると、前島さんもこの再結成のために現場に復帰されたらしく

甲斐バンドのファンの人は曲をシーンで覚えてるから(笑)
【冷血】はスウィング・スピナーで【100万$】はミラーボール
【観覧車】はレインボーでないとって言われるし(笑)
そういうものを残しつつ、新しいシーンを作らないといけないのは
辛かったんじゃないかなあと話されてます

いいステージになるのは判ってたけど何が起こるか判らないバンドだと名鏡さん(笑)
PAのタケさんも『雨が降らない日はあっても
マイクスタンドが降らない日はない(爆)』と話されてたそうで(笑)

そんな緊張感のある現場で基本を叩き込まれ、解散後に他の現場で仕事をなさる際
そのすごさが身に沁みて判られたんだとか…
『My Name is KAI』ツアーの映像でもお忙しそうに動いておられましたよね(笑)
ご自身で『最終学歴・甲斐バンド学校』とおっしゃってます(笑)

ディスクガレージの中西社長いわく…
昔の甲斐バンドは、とにかくすごい緊張感の中でやってて怖かったですよ、色んなモノが飛ぶし…(笑)

今回は判り合えた中でやれてるってことが
大きかったんじゃないですか
ただ、僕にとってはそんなに怖い人ではないというか
甲斐さんって筋が通ってれば、絶対納得しますからね

映像プロデューサーの藤枝さんが
『4人揃ってる時と誰かが欠けてる時とでは会話が全然違うんですよね』とおっしゃると

中西さんは、名前が『甲斐バンド』ですから最初ビックリする訳じゃないですか
これはもう大ワンマン・バンドで『オメエらなんて関係ない』って感じで…(笑)
でも実際には、この4人が揃わなければ甲斐バンドは成立しないんですよね
今回も誰かが欠けてたら『こりゃ甲斐バンドじゃないよ』っていう感じだったと思うんです
甲斐バンドって非常にバンドの強さがあると思うんですよねと話されてますが
甲斐さんも『ワンマンじゃない』と声を大にしておっしゃってました(笑)

その甲斐さんはよく『ソロは挑戦、バンドは予定調和』と言われるけど
この再結成の際も…何の曲から始まるか?
【三つ数えろ】か【きんぽうげ】ぐらいじゃないのって…(笑)
で、終わりは【100万$ナイト】だろうとか
みんなどうやって進んで行くかをたぶんもう、ある程度判ってるんだけど
それを敢えて判らせた上で、もっと更に超えるエネルギーでやる
要するにカーニバルなんですよ、お祭り騒ぎというかね…と話されてます

でも、以前に大森さんが
たとえ1日だけでも復活するのなら、それ相応の準備が欲しい
みっちりとみんなでリハーサルしないと
復活とはいえお祭り騒ぎにしてはいけない
常に100%のものを見せるのが甲斐バンドなんだとおっしゃってたらしい

10年という時が経って、まるでその10年がなかったかのように
すぐに『バンド』に戻れたことはきっと大きな喜びだったでしょうね♪
まあ、奥さんはハナっから『It's Show Time♪』でしたけど…(笑)

ちなみに、オープニングは【三つ数えろ】で本編ラストに【100万$】
大ラスは【嵐の季節】でした(笑)

2日間たっぷり楽しんだ奥さん♪
特に2日目は前方の良席で、あますことなく堪能したものの
後は大阪ライブに参戦しただけで
やんごとなき事情で武道館には行けませんでした(泣)
だから、写真集『ビッグ・ショット』に名前と席番が印字されたことはホントに嬉しかったみたいです

バックステージも開放されたほど
大勢のファンの方が聖地に詰めかけられたようですが

中西さんによると…
『武道館は1日じゃ儲からない所』だし連日で使用可能だったのにも関わらず
恩義あるバンドの復活ライブで
『お金儲け』を考えるのは違うんじゃないかと考えられたという

余談ですが…解散の5日間連続ライブの際
甲斐さんが、ご自身は尻上がりに体調が良くなったけど
イベンターの方は、連日朝まで打ち上げにつき合われてどんどん痩せていったとおっしゃってましたが(苦笑)

当時の大阪3日連続ライブに同行なさっていた藤枝さんいわく…
ライブが終わって、みんなで食事してホテルに帰ってくると
フロントに必ず甲斐さんから呼び出しのメッセージが入ってて(笑)
そこに駆けつけると、結局夜が明けてしまう(笑)
中西さんも『恐怖でしたよね、あのメッセージは(爆)』と話されてるんだけど
武道館ライブを1日になさったのは、それも原因だったんじゃ…(爆)

冗談はさておき…甲斐さんがテレビに出演されるとプロフィール紹介の時に
よくこの武道館ライブの【HERO】の映像が流れてますが
以前にご紹介したように
このライブ映像で初めて『ライブを見ている自分』を見た奥さん(笑)
それがトラウマになって(笑)我が家では長い間封印されてたんだけど(笑)
ボクが過去の映像や甲斐報を引っ張り出してるのをチラチラ眺めていて
アチコチに仲のいい甲斐友さん達や知り合いのファンの方のお顔やお名前を発見し
『みんな長いんだねぇ(笑)』としみじみ(笑)
その言葉、そっくり返されると思うんだけど…(爆)

余談ですが…甲斐バンドが『HEY!HEY!HEY!』に出演なさった際
松ちゃんが松藤さんを『喫茶店のマスター』(笑)
イチローさんを『りえママ』(爆)とおっしゃってましたが
総集編でこの場面が再度流れた時も『永久保存』してました(笑)
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