ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

バンドやろうぜ!その28

2015-02-08 20:34:53 | 日記
アルバムを作った後にはライブをやるもんだと
自分の中でオートメーション・システムになってると甲斐さん(笑)

28歳から身体を鍛えておられるのもライブのためという部分があるそうだけど

甲斐さんいわく…確かに若い頃と比べると
勢いとか瞬発力やスピードは、やはり徐々に落ちてるんですよ

じゃ、それを何でカバーするか?
でも『カバーする』って思うのイヤでしょ
それで僕は球のキレを増すんだって考え始めたの

150キロ投げられたのが、145キロしか投げられなくなったら、キレをどれだけつけるか
ストレートを見せ球にして違う球で打ち取るとか…
ただ、絶対ストレートで行くんだっていうのがいまだにあるんだけどね(笑)

長い間やってると、やっぱりへばりますよ
へばる時間がドンドン増えて来てる…ということは
逆に集中する時間も濃厚になってるんじゃないかって感じがする

それが音楽にだけ向いてればいいんだけど
酒や麻雀って趣味に走っちゃう人もいる訳ですよ(笑)

でも出来るだけ音楽に集中した方がいい…というのは
好きなことをやっていかないと長く持たないんだよ
商売だと思ってやってると絶対に長く続かない

水泳を続けておられるのも義務じゃなくて
『好きだから』続いてるとおっしゃってますが
ナンか話がグルグル回ってますね(笑)

甲斐さんが『夏休み』や『冬休み』を取られなくなったのは
この当時の活動の勢いや流れによるものだったようだけど

『休み』とはいえ『切り替えが上手い』甲斐さんでも
頭の隅では常に曲のことを考えておられるらしいし

その間にご覧になった映画や舞台、読まれた本、会われた方々など
全てが仕事に結びついて来る『因果な生活』なんだとか…(苦笑)

奥さんによると…昔は無理矢理『日曜日は休み』に決めて
好きなことだけやろうと考えていらしたという(笑)

俺は世間で言う休みの時の方が働いてる
休んでる時っていうのは企んでる時で
働き始めた時にはもうある種の決断があって、整理も出来てて
アクションを起こす時なのね

どの時期に働いて、どの時期に休むか決められてる訳じゃないけど
どこかで形にハマッてたんだなあって怖さを感じて
ぶっ壊すのにいい機会だなと思われたそうだ

それはさておき…レコーディングに入られる際には
勿論ご自身のオリジナルを作られる訳だから
『純粋なリスナー』という立場ではないけれど

『レコード屋に新譜を買いに行こうとしてる自分』をイメージして
原点に帰ろうとなさるそうで

日常生活でも『好きだから(笑)』熱心な『聴き手』でいられるんだとか…

『GUTS』を作られた頃は『歓喜と抵抗』を歌うはずのロックが
ビジネスとして膨らんだ揚げ句
『挫折と失望』しか歌ってないオルタネイティブに行き着いたと話され

『それはないだろ』とロックの原点に戻るべく
アメリカン・ロックをキーワードになさったという

余談ですが…ご家族よりは
グランジやオルタネイティブを知ってる分量は俺の方が多いと甲斐さん(笑)

お嬢さんが甲斐さんのお持ちのCDを借りに来られると
『いいよ、貸してあげる(笑)』らしいんだけど

お嬢さんのことを『娘じゃなくライバルだと思ってる』そうで(笑)
『すごく文化を知ってるじゃん、むかつくなーって思う(笑)
わりとそういうのに嫉妬するんですよ』

『エミネムなんて、どっちが深く知ってるか競争したもん(笑)
でもやっぱり現役はすごいなって…
完璧に歌えたりするんですよ、悔しいなー(笑)』
…って、お父さんというより年上の友達ですよね(笑)

まあ、甲斐さんのお母様によると
甲斐さんが6~7歳の頃に『何かを好きだ』と言い始めた時から
大人になってもず~っと反抗期だそうで(爆)
『あんたぐらい長い反抗期の人も珍しい』らしい(爆)

そういえば、お母様のことも『永遠のライバル』とおっしゃってたなあと…(笑)

甲斐さんご自身も『俺、若い頃から反抗的だし
ミュージシャンとしてもそうだ』と…(笑)

ただ、そういう一種のアウトサイダーは常識を知らないと出来ない
非常識しか知らないヤツにホントの非常識は出来ないと話されてます(笑)

それはさておき…
『GUTS』を引っ提げてのツアーの後に
クラブツアー『オルタネイティブ スターセット GUTS』を敢行(笑)
…って、武道館の後のロッキュメントといい
テーゼとアンチテーゼの方ですもんね(笑)

そのクラブツアーは『神戸でやりたい』という甲斐さんの一言から始まったみたいで
松山と神戸だけが1日2公演だったらしい

照和でのライブの際に甲斐さんが
『初めてのジャニーズ仕様(笑)』とおっしゃったそうだけど
このライブ以前から、ライブハウスでは『2回戦』があったんだとか…(笑)

ともあれ『自分はミュージシャンだから
ライブをやるしかないんだ』という甲斐さんの言葉と

各地の甲斐さんファンの方々の
『地元のファンの人に楽しんで貰いたいから、自分は行かない』というメッセージに
奥さんがうるうるだったのを覚えてます

1回目は、当時関西在住だったKちゃんと
2回目は、チケットの店頭販売に並んだ(笑)ボクと見たんだけど

それまで参戦したどのライブよりもステージに近くて
ドキドキしっぱなしだったんだとか…(笑)

ちなみに、それぞれのセトリは
オープニングとアンコールを逆に辿るようなものだったらしい
コメント (2)
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