ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

1月が…その3

2015-01-26 14:23:16 | 日記
福岡ソフトバンク・ホークスの監督就任前に
最後のバラエティ出演ということで
工藤公康さんが『相葉マナブ』に登場されてました

この日のテーマは『方言を学ぼう』で
工藤さんの赴任先の福岡弁と
ナゼか青森弁が取り上げられてたんだけど(笑)

奥さんは生粋の関西人なのにも関わらず
前者は甲斐さん、後者はボクの影響で、ほぼ全問クリア(爆)

福岡弁の『なおす』は『しまう(片づける)』の意味で
これは関西でも同じですが

『背負う』ことを『からう』とか『掃く』ことを『はわく』とか
『いぼる』が『ぬかるみにハマる』ことだとか

『とても』が『ちかっぱ』だとサラッと答える関西人って…(笑)

ちなみに『ちかっぱ』は
『力いっぱい』が変化した表現らしく
工藤さんは『ちかっぱ野球』って良いですね♪と話されてました(笑)

ボクは奥さんの影響もあって(笑)『にあがる』は
『にあがりもん』イコール『お調子者』という知識から
『調子にのる』と即答できたし(笑)

『かたり』が『親しく話をする・仲間に入る』だとか
『しゃれとんしゃ~』が『オシャレ(だ)』だとかは正解したけど

『ちゃんこ』の意味を訊かれても
『ちゃんこ鍋』しか思い浮かばず…(苦笑)

『座る』ことだなんて、フツー判りませんよねぇ?(笑)
でも『ちゃんとちゃんこしなさい!』って言い方オモシロイです(笑)

奥さんが爆笑したのは『つー』(笑)
意味は『かさぶた』(爆)
そう、甲斐さんの著書のタイトルです(笑)

奥さんいわく…きっと甲斐さんの中では
あの本はずっと『つー』だったんだよね(爆)

語源は『かさぶた』が、カブトを被ってるみたいに見えるイメージから
『兜(カブト)』の字を音読みして
『とー』や『つー』と言っていたからではないか?と説明されていたんだけど

『つー』の意味を訊かれた工藤さんが
『セッパ詰まってアタマ真っ白』とおっしゃると

アンジャッシュ・渡部さんいわく…
シーズン中、いっぱいありますよ(笑)
イヤイヤ、ちかっぱ野球でガンバって下さい!(笑)

一方の青森弁は?と言えば…
雪が入るから(笑)あまり口を大きく開けずに話したり
単語自体も短くなっていたり…

例えば『け』には『食え・食べて』と『かゆい』の意味があり
『けー』になると『くれ・ちょうだい』となります

『わ』は『私』『な』は『あなた』
『どさ』は『どこ行くの?』『ゆさ』は『お風呂屋さんへ…』など
ポピュラーなもの(爆)の他に

『ぬかる』は『いぼる』と同じ(笑)
『ただでね』は『大変だ』
『だはんで』は『だから』
『びょん』は『~だろう』

『けやぐ』は『友だち』
『ぬぐせえ』は『恥ずかしい』
『かちゃましい』は『片づいてない』という意味なんですが

この辺りの『単語』なら、奥さん超余裕(笑)で正解
でも『文章』になると、まず言葉が聞き取れないようで(笑)
『これってホントに日本語!?(苦笑)』

ボクが全く青森弁を使ってなかったので
震災後に青森の親戚から電話がかかった時
奥さんは『北京放送みたいな声が混線してるのかと思った』らしい(爆)

まあ、ボクも含めて身内同士でも
『多分こう言ってるんだろうなあ』と推理しつつ
会話してるくらいですからね(笑)

でも『とっこらがっちゅうはんでちゃんとやねばまねよ』と
文字にすると奥さんも正解(笑)

ちなみに、標準語に直すと…
ものがひっくり返ってるから、ちゃんとしなくちゃダメよ…デス(笑)

だから『ダメよ~ダメダメ』は
『まねよ~まねまね』になりますね(笑)

ちなみに…方言は、昔から使われて来た言葉が残る場合と
その土地で発明されて広がる場合があるそうで

『電気のすみ(炭)』が
『乾電池』だとは知ってたけど
携帯電話のバッテリーという意味にも使われているのは初耳でした(笑)

余談ですが、ついでに関西情報も…(笑)

関西ローカル番組の『ちゃちゃ入れマンデー』で放送されていた
関西のオカンの『口ぐせランキング』(笑)

第5位は
救急車のサイレンが聞こえると『あんた、迎えに来たで』
パトカーだと『あんた、早よ逃げ!』…定番ギャグです(笑)

第4位は、賞味期限切れの食物でも『死なへん、死なへん』
そういう問題でしょうか!?(爆)

第3位は、噂や人伝ての話を喋った後に必ず登場する
『…らしいで!知らんけど』(爆)

以前にさんまさんも
関西人は『知らんけど』って言いながら
ちょっとしたことを大事件にしてしまう…とおっしゃってました(笑)

第2位は
『あんたはウチの子やない、橋の下で拾てきたんや』
しかもどの家も必ず『橋の下』らしい(爆)

そして第1位は…
『誰それさんはこうだ』とか『●●ちゃん家は××なのに』と言われると

『ヨソはヨソ、ウチはウチ』
最後は『その家の子になったらええ』とおっしゃるんだとか…(爆)

もちろん、奥さんも全て言われて育って来たそうです(笑)
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1月が…その2

2015-01-25 15:06:15 | 日記
甲斐さんの『映画デビュー(笑)』がニュースになってましたが

先日の『笑ってコラえてSP』に
司会の所ジョージさん、さんまさんと同じ『未年・還暦』ということで
世良公則さんがゲスト出演されていて…

世良さんが日本アカデミー助演男優賞を受賞後
映像の世界から遠ざかられたのは

ある方から『あなたは死ぬ時に何と言われたいのか?』と訊かれて
『いいミュージシャンだったと言われたい』とお答えになったら

『じゃあ、今やってることは違うよね
30代の内に全てを決めないと手遅れになる』と言われたかららしい

奥さんは、じゃあ61歳で俳優デビューした甲斐さんは?…と爆笑(笑)

でも、世良さんが若いバンドのコが出て来ると
『俺の方が声デカイだろ(笑)』とか
『耳障りなカンジは負けないぞ(笑)』って思うと話されると
そのあたりは一緒だねと奥さん(笑)

そうそう!世良さんの事務所の方が
『ヤバイ(苦笑)』のかどうかは判りませんが
ご自身はツイスト時代の写真集や楽譜をお持ちじゃなかったそうで
オークションで落札されたんだとか…(爆)

出品者の方がツイストファンの方だとしたら
今頃、ビックリなさってるでしょうね(笑)

ツイストのメンバーの皆さんと上京される際
飛行機の中でオレンジジュースで乾杯したと世良さん

それは、プロになったらいいことも悪いことも色々あるだろうけど
全部シラフで受け止めようと
お酒を止めることを決意なさったからなんだとか…

奥さんいわく…
『ミュージシャンになったら、真っ昼間から飲める』って
言ってた人もいるけどね(爆)

その甲斐さんが(笑)セイヤングで話されていた
『タクシーのドアの自動開閉』は日本独自のことらしく

外国人の方が自分でドアを開けられるため
事故やトラブルが増えているんだとか…
確かに『イエローキャブ』は、客が開閉してますね

自動開閉発祥の大阪では、約9割のタクシーが
英語、中国語、韓国語で『ドアの開閉はお任せください』と記した
ステッカーを貼ることになったという

ボクが『サービスがアダになるんだ(苦笑)』と言ったら
奥さんいわく…昔、甲斐さんが

車の後部座席にチャイルド・ロックを装備してるのは日本車だけで
外車にロックがついてないのは
『それは躾でしょ』ってことだからって言ってた(笑)

こんにゃくゼリーもそうだけど
日本人って、何かあると自分の不注意を棚上げしがちですよね(汗)

それはさておき…

以前にご紹介した九州朝日放送『アサデス』の人気コーナー
『県民遺産』の全国版『ニッポン国民遺産』が今年も放送されてました♪

錦織圭選手のラケットのガット張り替えを手がけておられる
オフィシャル・ストリンガーの方が登場

通常は1ポンド刻みで強度を変えるらしいんだけど
錦織選手は、0.1ポンド刻みでオーダーされるんだとか…

全米オープンでも試合中に張り替えをなさったという
通称『ヘビ通し』なる高速技を披露されていたんですが

奥さんが食いついたのは
福岡県大牟田市の有明工専近くにあるお好み焼き屋さん(笑)
奥さんのソウルフードと『福岡弁』の合わせ技1本です♪

30×50㎝の鉄板いっぱいに敷き詰められた
重さ3㎏のお好み焼きを華麗に引っくり返すご主人(笑)

元は普通サイズでメニューも色々あったようだけど
注文が決まらないお客にイライラして(苦笑)

『しぇからしかっ!』と(笑)
豚肉やイカ、そば麺などを一緒にかき混ぜた生地を
一気に鉄板に広げて焼いたのが始まりらしい(笑)

『どうせ食べるんやから、まとめて焼いても一緒っしょ』(笑)と
タテ・ヨコ・ナナメに引っくり返しておられましたが

奥さんは『理屈やない、勢い(笑)』とおっしゃるご主人の
ムーンサルト張りのスゴ技よりも

工専の学生さんが、鉄板のお好み焼きを見て
『もうよかっちゃない?焼けとうばい』と
ご主人に声をかけられる『言葉』の方に心惹かれてたようです(笑)

余談ですが…心惹かれたといえば今年の箱根駅伝♪
青学の監督の『わくわく大作戦(笑)』素晴らしいと思います

選手の皆さんが『身体は苦しいけど楽しい』という風に
走っておられたのが爽やかでした♪

でも、翌日の『シューイチ』で監督いわく…
来年優勝するつもりで若手を走らせた(笑)
中山秀ちゃんがすかさず
『監督、4年生が泣いちゃいます』とフォロー(爆)

5区の山登りを走られた神野選手が『山の神』と呼ばれたいけど
それは自分が決めることじゃないので…と話されると

某男性アナが『もう、こうお呼びしても良いでしょう』と
神野選手を紹介なさろうとして
『三代目・ヤミの神!(爆)』と噛んでしまわれたり…

新年早々、失言だらけ(笑)の放送も楽しかったです♪
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1月が…その1

2015-01-24 12:13:58 | 日記
バンドばかりやってる(笑)内に早や1月下旬…(汗)
甲斐さん2回目のソロにかかる前に
ザッと気になる話をご紹介させてくださいね

まずは、何といっても昨夜のアジア杯
PK戦までモツレて、結果はベスト8…残念です(泣)

それも本田・香川両選手が…!?
チームを牽引されて来たお二人…責任を感じておられるでしょう

ただ、課題はPKにならないように
決定力の精度を上げることですよね

でも、我が郷土のヒーローが同点ゴール♪高まりました(笑)
大会前にインフルエンザにかかって出遅れたそうで

ヨルダン戦の残り数分に出場したものの
やっぱ、ヤットさんには敵わないよなあ…と思っていたら
後半の早い時間に遠藤選手に代わって登場♪

本田選手をクサビ役に豪快に決めてくれました♪
そのゴールの時も少し顔をほころばせる程度だったり(笑)

延長戦の前に本田選手に話しかけられた時にも
実況アナが『表情を変えずに
おそらく胸に色んなことを秘めながら…』
と話されていたように

感情がストレートに出ないトコが、いかにも東北人ぽくて
思わずニヤリとしてしまいました(笑)
心の中には熱い思いがあるんですよぉ~(笑)

そうそう!よくテレビ画面右下に
選手のプロフのテロップが出ますが

名前と身長・体重・年齢・所属チームを記したものの他に
経歴やキャッチコピー(笑)みたいなものもあって

例えば、同い年の武藤選手なら
『J1新人最多ゴールを記録』とか
『現役慶應大生Jリーガー』と紹介されていたんだけど

柴崎選手は『青森が生んだ…』って…(苦笑)
慌てて作ったんじゃない?と奥さん(笑)
でも、ボクはちょっと嬉しかったデス(笑)

続いては、奥さんが東京の甲斐友さんから頂いたお年賀メール♪
その甲斐友さんによると…

甲斐さんが、年末にご出演になった番組で使われていたバーに
今年初めて行って、マスターからその日のお話を聴いたそうだ(笑)

収録は午後4時頃から始まって
2時間くらいかかったらしいんだけど
甲斐さんは、カットになった1時間分もずっと話されていたという(笑)

撮影が終わった後、9時過ぎに舘野さんと一緒に戻って来られ
飲み直していらっしゃったんだとか…(笑)
確かに『たしなむというには量が多い』かも知れませんね(笑)

今年の成人式のニュースは、阪神大震災とシンクロしていたり
シェイクアウト訓練のエリアメールが送られて来たりと
感慨深いものがあったんですが

そのメールが届くと、マナーモードにしていても
警報みたいな音がするため、奥さんの職場では
午前中は電源を切っておくように通達されていたらしい

奥さん自身は、午後からの出勤だったので
すっかり忘れていたら
『チロリロリン♪』と可愛らしい着信音だったそうだ(笑)

その少し前だったか?神戸ゆかりの作品とのことで
『繕い裁つ人』の三島有紀子監督と
主演の中谷美紀さんが兵庫県庁を訪問され

中谷さんは、今回の作品の他に『阪急電車』でも
ロケで兵庫県を訪れたけど
復興後のキレイな神戸しか知らないと
話されていたことも印象的でした

映画繋がりで言えば、『相棒13シーズン』で
鑑識の米沢(六角精児)さんが『犯人!?』という回があったんだけど

この回の演出は、橋本一監督でした(笑)
今年も検索エンジン快調です♪

その映画のイベントについて…

奥さんの職場は、毎月15日頃に
翌月のシフト希望を提出するんだけど

映画のイベントのお知らせはないし、たぶん『土曜日』かなあ?と
カンだけで4週とも休日を願い出た奥さん(笑)

実際に休むのは1日だけで、ヘタすると休まずに済む(苦笑)旨を
人事担当の方に伝えたところ

早目に判らないとシフトが組みにくいから
20日までに決まらなければ
土曜日は全部休みにすると言われたらしい(汗)

で、予定もなく毎週土曜日休むのもなあ…と思いついたのが
藤原竜也さんの『ハムレット』鑑賞(笑)

チケットを探すと土曜夜の回が見つかり
もし、同じ日にイベントが重なっても
抽選にハズレるかも知れないし(汗)と『保険』のつもりでいたら

東京だけでなく、あろうことか『同時生中継』(爆)
当落いずれにしても『ハムレット』には行けないことに…(笑)

難儀なのは、すっかり『ハムレット』モードになってしまってて
『諦めきれない!』奥さん(苦笑)

かといって、たとえスクリーン越しでも
甲斐バンド・ライブを見逃す訳にも行かず
別の日のハムレットに会いに行くそうだ(爆)

ちなみに、次回のセイヤングは2月25日放送らしいので
イベント直前情報が聴けそうですね♪
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バンドやろうぜ!その20

2015-01-23 07:53:19 | 日記
前回に引き続き『私だけが知っているKAIFIVE』なんだけど
今回は長岡和弘さんスペシャルです♪

甲斐さんと初めてお会いになった時
甲斐さんは、サンドイッチを召し上がっておられ
『口元にマヨネーズを付けていた』と長岡さん(笑)

甲斐さんが、ご自分の音楽に対する意見や夢を語られるのを
テーブルを挟んで向かい合わせに座って聴かれていると…

時々、彼の口から『ピッ!』と飛んでくるパンくず(苦笑)
それが彼の『熱さ』をよく物語ってるように思えた

彼のそういったひたむきな姿勢が大変好きだったし
共感させられてしまった

…が、彼は会話に熱がこもり始めると
周囲の景色が見えなくなるらしく
話しながら、箸で摘まんだ食物のことも忘れ
テーブルの上の相手のグラスの中にポトリと…(汗)

これがアタリメだったりすると最悪で
まるでダシの入った水割りみたいで生臭くて飲めない…

だから、その後はカウンターに並んで飲むように
さり気なく努力している(笑)

福岡で出会い、一緒に上京し
コンサートで全国を回り、ソロ活動をし

KAIFIVEでもその『熱さ』による
アタリメの被害を受けた人がどんなにか増えたことだろう(笑)

KAIFIVEのライブを見に行った
現在の僕の仕事柄、ボルテージは観客と同様に熱くなっても
どこかでとても冷静にステージを観察してしまうので
僕は玉子焼きのことを考えていた

甲斐よしひろが今、表現したい音楽は何だ?

福岡で生んだ卵を東京でスープにしたり
スクランブルにしたり、目玉焼きにしてみた

これが『甲斐バンド』から『KaiBand』の状態だったとしたら
その後、彼はその経験を基に
オムレツ、あるいはチキンライスという
新しい味に挑戦しているのかも知れない

甲斐よしひろという素材で味を追求し
出来上がった新しいメニューを味わってくれ、楽しんでくれと…

彼らしい不変的なポリシーが感じられて
とても好感が持てた…そうですが
そのライブの後、久々に熱く語り合った長岡さん

ついうっかり油断していたのだろう
別れ際の乾杯でグラスを合わせた時
僕のグラスの底には、ピーナッツが泳いでいた(爆)
やっぱりカウンターで並んで飲むべきだった…(笑)

一方、甲斐さんは再び長岡さんとお仕事なさることについて…

俺と同じクオリティで、何をやるべきかキチンと判ってる人間が
自分以外に存在するということは
アーティストにとって物凄いパワーになるのね

非常に冷静にスタジオワークが行えるだけでなく
彼の持ってる客観性がいい意味で作品に出てると思う

例えば、書いてる詞それ自体は生きてるんだけど
歌ってみてそれが本当に生きてる言葉かどうか
胸に刺さってくるものなのか

俺が書いて俺が歌う訳じゃない
そこに俺と同じくらい判ってるヤツがいると
もっとハッキリ判るよね

長岡選手がいることによって
鏡の反射のようにハッキリしてくるから
生き生きした力ってものが曲に反映されていると思うんですよ

そのデモテープ作りの様子を長岡さんいわく…

『もしもし、甲斐ですが…曲のイメージ出来たよ
それでね今、那須にいるんだけど…来ない?
ヤッチ連れて来て…待ってるから
あっそうだ、こっちね牛肉うまいよ、ものすごぉく…じゃあね!』

無邪気で明るく弾んだ声の裏に
図々しさとしつこさが同居している(苦笑)

半ズボンに野球帽といった思いっきりラフなスタイルの甲斐氏と
好奇心いっぱいのご家族の笑顔に迎えられ無事到着した

夕食後にデモテープ制作に入るのだが
甲斐の作品は、その時点では彼自身
詞と曲との相性で迷っている様子で
結局、ひとつの歌詞で全く違う2タイプの曲を作ることにした

この録音作業は朝まで続き、夜通しヘッドホンをした3人が
ああだこうだと盛り上がって話し、歌ってた訳だから
既に眠っている人にとって、どんなにか迷惑だったであろう
…と、終わってから知った

3人が『さあて、寝ようか』と言った時には、朝6時頃で
ヤッチはさすがに疲れたらしく
あっという間に眠ってしまった

そのヤッチの寝息がスゴくて
死んでしまうんじゃないか?と思うくらい大きい
『寝息』というより『叫び』である

眠りたいという努力も空しく『叫びが一つ』『叫びが二つ』
…と3ケタまで明確にカウントしてしまった(苦笑)
2階で甲斐も同じように数えていたらしい(笑)

ちなみに…夕食は約束通り、牛肉のしゃぶしゃぶだった
これはホントーにうまかった
満腹で食べ残した肉は、体に貼り付けて帰りたいくらいであった(笑)

余談ですが…
ヤッチさんは、映画『ラストソング』の役づくりのために
吉岡秀隆さんにギター指南をなさったそうだけど

これは長岡さんがヤッチさんに
『ブルースギターに近い感覚のロックギターを教えてくれる人いないかな?』と電話をかけられ

『思い当たる人がいなくて、僕がやりますよ』とお答えになったかららしい

ご自分のスタイルや考え方を押しつけるのではなく
『ギターって面白いんだ』と思って貰えるように
友達感覚で始められたという

吉岡さんは『ギターをちょっと触ったことがある程度』だったようですが
熱心で、飲み込みが早くメキメキ上達なさったものの

ヤッチさんは設定が『天才ギタリスト』だと知って
KAIFIVEのツアーが始まってもずっと教え続けておられたんだとか…

映画のエンドロールには
『ギター・スーパーバイザー』としてクレジットされているそうです
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バンドやろうぜ!その19

2015-01-22 06:32:03 | 日記
『その20』までには終わるという公約もむなしく(笑)
やっと(爆)KAIFIVEが活動を休止したところですが

昔の甲斐報の『私だけが知っているKAIFIVE』という短期連載が
かなり面白かったのでご紹介します♪

音楽ライターの平山雄一さんが、あるお仕事で失敗されて
甲斐さんの楽屋に行かれた際

そのお仕事の関係者の方々が楽屋の外の廊下に集まっておられ
重苦しい雰囲気が漂っていたそうだ

『ゆっくりしてってよ、この楽屋だけは大丈夫だから』とおっしゃる甲斐さん

でも、その甲斐さんの声は
『5メートル離れていても何を話しているか判る』し

『内緒話をしてても四方八方に広がっていくようなデカイ声』なので(笑)
当然、外の方々にも届いてたらしいんだけど

そうやって甲斐さんが大声で話されたことは
『みんなが心の中で思っていたこと』だったので

平山さんを含めた全員が、ドキッとなさった後に
スッキリしてしまわれたんだとか…(笑)

問題が解決した訳じゃなくても
次に向かうわだかまりは消えたという

『やさしさを越えたやさしさを持ってる』甲斐さんだからこそ
言えた言葉だと書かれているんですが

最後の『甲斐さんの内緒話って何だろう?』という一文に同感です(笑)

続いては、カメラマンの中村ねこさん

奥さんはこの方が撮影された甲斐さんの写真が大好きだと
以前にご紹介したことがありましたけど

浜田省吾さんやエコーズ、葛城ユキさんとも
お仕事をされてたそうで

KAIFIVE結成の際にツトムさんとヤッチさんを
甲斐さんに紹介なさったのは中村さんだったらしい

『甲斐さんが会いたがってる』とお知りになったツトムさん

当時はバンドを続けていくおつもりがなくて
『会うのは気が進まない』とおっしゃったという

でも、中村さんいわく…
甲斐さんは、言い出したらきかない人だから(爆)

中村さんは、フグ屋さんには行かれなかったようですが
翌日、甲斐さんが電話で…すごくイイね、彼
キレイな顔してるのに、笑うと気が抜けるのもイイね…と話され

ツトムさんも甲斐さんの音楽に対する考え方が
とても好きになられたんだとか…

ヤッチさんはサポートメンバーとしてステージに立たれても
『変に目立つからボーカルのお株を奪っちゃう』と中村さん

『打ち上げで酔っ払ってヒンシュクをかったり
通りを歩く人に訳もなく殴りかかっていったり…』と
かなり『暴れん坊』だったそうだ(笑)

甲斐さんに『誰かバンドっぽいギタリストいない?
ステージで暴れ廻れるヤツがいいな』と訊かれて
『ヤッチしかいないな』と思われたんだとか…(爆)

ちなみに、バンドが出来たら一緒に飲みに行こうという約束は
まだ実現されてない…と書かれてました(笑)

最後は、奥さんも読んだことを忘れてたらしい(苦笑)吉岡秀隆さん

僕の生まれた街には伝説的な不良が何人かいる
不良といってもワルではなくて
生き方に『こだわり』があるとでも言おうか

僕の6つ違いの姉貴も含めて、メチャクチャおっかない
『ハンパな事』でもしようものなら
次の日は顔が二倍にふくれあがる

そのおっかない不良の方々のBGMは、甲斐バンドだったのだ

だから僕が甲斐さんと仲良くして貰っていると
ついポロッと言ってしまったから、さあ大変
次の日は、顔が二日酔いでふくれあがる(笑)

映画『ラストソング』の僕の役どころは天才ギタリスト
夜中に一人でポロン、ポロリとギターの練習
まったくやりきれない

そこに登場してくるのが『三人の大人の不良』その名をKAIFIVE!!
ギターはあれよあれよと上手くなり、気づけば酒も強くなる

役づくりのために新宿の飲み屋のステージで何回か歌っていた
もちろん客は酔っぱらい
ヤジがビンビン飛んでくる
まったくやりきれない

またまた登場三人のロックンローラー、その名をKAIFIVE!!
気づきゃ福岡ドームで歌ってる
うーん全く『すごすぎる』

不良の中の不良は『イダイ』なのだ
『不良』なんとカッコいい響きか
甲斐よしひろさんという名の生き方
時代という名のどでかい体制に叫び続けてる

まさに不良の元祖
僕が憧れない訳がない
しかし僕が好きなのは、もっと違うところにある

ある日、甲斐さんの家に遊びに行くと
そこには何と懐かしい『ひょうきん族』のビデオが流れてる
甲斐さんファミリーは真剣に見て、大笑いしている

甲斐さんは気取らない
そして人の血液型、星座などを気にする
ちょっと『乙女チック』な面もある(笑)

何ものにもとらわれないオリジナル人生『しぶすぎる』
時代は変わると誰かが言ってたけど
甲斐さんは変わらない。不良だから

語りつがれる音楽がある
その中にいる甲斐さんの瞳は不良をひきつける
僕もその中の一人だけれど…

吉岡さんって、何か出版されてるんでしょうか?
すごく楽しい文章をお書きになっているので
ほぼ全文ご紹介させて頂きましたけど

考えてみれば、ご幼少の頃から台本を読んで来られてるんだし
『アノ甲斐さん』(笑)と朝まで酌み交わしておられるそうだし

ボクの勝手なイメージとは違って(汗)
素顔の吉岡さんは、熱くてパワフルで饒舌な方なのかも知れませんね♪
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