ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

バンドやろうぜ!その11

2015-01-14 17:05:55 | 日記
自分で言うのもナンですが
このシリーズって、いつまで続くんでしょう?(笑)
最初は、2~3回のつもりだったんだけど…いや、マジで(爆)

『その20』までは行かないと思います…多分(苦笑)
今しばらく、おつきあいのほどを…m(_ _)m

甲斐さんがアルバムをリリースされたということは
当然、ツアーが始まるということで(笑)

『サンキュー、じゃあね』以来の『生』甲斐さん(笑)に
奥さんのテンションは高まるばかり(笑)

なのに、ライブの前日に高熱を出してダウンしたボク(汗)
奥さんが泣く泣く諦めようとしていたのを拝み倒して
ライブに行って貰ってホントに良かったと思ってます(笑)

ただ、奥さんが心配していたのは
ボクの体調だけじゃなく(苦笑)
甲斐さんの初ソロライブに大勢来られるであろう
甲斐バンドファンの皆さんの反応だったようだ

自分と同じ『甲斐さんのファン』の方はともかく
『甲斐バンドの甲斐よしひろファン』の方が

どんな気持ちでいらっしゃるのか?
どんな反応をなさるのか?が気になっていたという

奥さんは『ストレート・ライフ・ツアー』なんだから…と
メインはあくまでソロアルバムの曲と思ってたみたいだけど

開演前の場内では『甲斐バンド・メドレーか!?(笑)』という
セトリ予想をなさってる方も多くて驚いたらしい

驚いたといえば…

『甲斐さんばっかり』のパンフレット(笑)に
ご幼少の頃の『右打ち(笑)』の写真が掲載されていたこともさりながら

ナンと言っても、甲斐さんが『板付き』で
ライブが始まったことだそうだ

今でこそ、アコギライブやフェス形式の際には
お一人で、またはメンバーの皆さんと一緒に登場されてますが

長年に渡って【きんぽうげ】他のイントロの途中から
ステージに飛び出して来られる姿を
見慣れていた身には『衝撃だった』んだとか…(笑)

ライブ自体も、アルバムを聴いた時にあまり好きじゃなかった(苦笑)
【モダン・ラブ】が思いの外『良かった♪』とか

【マリーへの伝言】や【ハートをROCK】など
レアな曲が聴けたことや

甲斐さんが、メンバーと一緒に『ムカデ歩き』をなさるのを見て
『すごく楽しかった♪』みたいですが

やはり『期待はずれ』と感じられた方もいらっしゃったらしい(汗)

当時の資料を読んでみたら…

黒澤フィルムスタジオでのラストライブが行われた『6月29日』
そのちょうど1年後に『武道館に帰って来る!』と…(笑)
まあ、これは佐藤剛さんのロマンチズムらしいですが(笑)

ディスク・ガレージの機関紙にも、その告知の記事があって
『問題は観客であるボクらだ』という内容…と、言っても

【ポップコーン】や【漂泊者】はやらないだろうし
どこで拳を振り上げていいのか判らない(笑)
だって、それがある種の生きがいだったから…

でも『あの』甲斐よしひろだもの(笑)
とんでもないパフォーマンスを考えてる筈だ
だから、ボクらもニュー・パフォーマンスを創ろう…的なものですけど

ディスク・ガレージってところが
『そういう期待はしないでね』との前フリっぽい気も?(笑)

ライブレポートの中にも…

武道館のステージで演奏していたのは
『甲斐よしひろ&プロジェクトK』だと承知してた筈なのに
観客は『甲斐バンド』を求め過ぎていた

一体いつまで『影』を追っていくんだろう?
甲斐よしひろは『ソロだからこそ』出来ることをやろうとしている
…と書かれた記事もありました

その半年後、12月の武道館ライブのオープニングは
かなりアレンジされた【漂泊者】だったらしいんだけど

一瞬『えっ!?』と固まり
次の瞬間には大歓声を上げた観客を見て

甲斐さんいわく…

いいよね、あの一瞬のみんなの当惑と混乱と歓喜が面白いよ
ざまあみろって感じだね(笑)

後のインタビューによると…

甲斐バンドの曲を避けてたのは
ミック方式とスティング方式のどちらを取るかだったと甲斐さん

ソロライブでも『ストーンズの曲は俺の曲だ』と言わんばかりに(笑)
3分の2くらいをストーンズの曲にしたミックと

ポリスの曲は数曲だけだったスティング
そのポリスのナンバーも全く違う形で歌ったそうで
甲斐さんは『スティング方式』を選択されたという

一回決別して、区切りをつけて
新たなアプローチで、違う消化の仕方で料理して出そうと
考えていらっしゃったんだとか…

ただ、聴き手がいつも少し後向きに接してくることは理解された上で
非常に意識的に『新たなフィールドに種をまこう』となさったらしい

次は、まいた種の育ち具合を確認しに行って
もし、種を踏み潰してるヤツがいたら
もう一回、丹念に植えると…(笑)
そこはもう、若い頃みたいに怒らずに(爆)…と話され

後向きの抵抗感に対しては…
自分が変わろうとしないとさ
他人は認めないと思うんだよね

ライブでもそうだけど
ミュージシャンが最初の3曲を楽しもうとする気構えがないと
やっぱり伝わらないでしょ

それと同じで、本人がこのままでいいと思ってたら
局面は何も変わらないから…

例えば、ライブ後半に
【ポップコーン】や【漂泊者】を演れば
その場は盛り上がったとしても
帰る時に非常に味気ない帰り方をすると思うんだよ

演らなきゃ演らないで文句を言うけどさ
演ったら演ったで、絶対文句言うんだから(笑)

最初から『やっぱり違うんだな』と
ちゃんと見せてあげた方がいいかなって…(笑)

ファンを良い意味で裏切るためには
こういう思考を持たなければダメなんですね(笑)
コメント
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