ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

バンドやろうぜ!その16

2015-01-19 11:18:02 | 日記
甲斐さんは、KAIFIVEを結成された時
甲斐バンド、ソロときた流れを…バンドに対する意識じゃなく今までの流れを
1回断ち切ろうと思われたそうだ

ファースト・アルバムは過去との決別を含んだ宣言という意味合いで作ったから
あの形のままブレイクするとは全く考えてなかったと甲斐さん

スタートしたばかりのバンドのセオリーとして
ライブも観客が1m前にいる所(ライブハウス)から始める

そういう手順をキチンと踏んでいくことで自分の意識も変わらざるを得なくなるでしょ
それはモラルだと思ったの
モラルに則っていかないと行儀が悪い(笑)

甲斐さんの病気(扁桃腺炎)のために
大阪でのライブは延期になったようだけど
仕切り直しの3DAYS全てに参戦した奥さん(笑)

オール・スタンディングで3日間
職場から駆けつけ、開場前に整列してずっと立ちっぱなし!?(爆)

そうそう!『間もなく開演です、お席に着いて…』のアナウンスに
3日間共にツッコミが入ったライブがコレです(笑)

『去年は大阪をスッポカしてしまったから』と
他の会場のセトリにはなかった
【破れたハート…】と【らせん階段】を加えて披露され

CMで歌われていた【時の過ぎゆくままに】のサワリも
サービスして下さったんだとか…♪

ちなみに、ヤッチさんはこの大阪ライブの後
『曲を覚えて一緒に歌ってるファンが多いのに驚いた』と
おっしゃってたらしいんだけど

奥さんは『歌う大阪』に驚かれたことに
新鮮な驚きを感じたそうだ(笑)

2作目のアルバムについて、甲斐さんいわく…

バンドの最初って『コレだ!』というスタイルを明快に打ち出さないと
世の中の人は信用しないでしょ

ファーストでスタイルは出せたから
今回はもっとメリハリをつけようと…
ファーストがサウンド志向なら、今度は曲寄り

メロディアスなものは、よりメロディアスに
ドライなものは、よりドライに曲の持ち味を生かすため
キーボードも目立ち過ぎないように使った

ライブでは、今までの短いプロセスの中で磨いてきた
アコギ等のバリエーションも演ります

ガタイがデカくて骨太なだけのバンドじゃなくて
意外と指先白くて細くてキレイとか(笑)そういう部分も見せます

その後に『並木家の人々』の主題歌として
【風の中の火のように】を書かれる一方で

若手のミュージシャンの方々が
甲斐バンドのカバー曲をリリースされたり

竹本孝之さん他、5組のバンドが
『甲斐バンドのカバーをしまくる』ギグを行われたり

KAIFIVEのメンバーからも
越えなきゃいけないハードルとして、学ぶ価値があるはずだと
KAIFIVE流に料理してみようと持ちかけられた甲斐さん

ご自身は妙な照れもあって
避けたい意識もおありだったそうだけど

『今、バンドメイトがいることと周りのスタッフのおかげで…
そういう時期なのか、年齢なのか』

18年間に書かれて来た曲は
財産なんだと思えるようになったんだとか…

大きくアレンジを変えて違う曲にしてしまうのではなく
歌の表情を壊さないように
細かい所で今のテイストを採り入れ
グレードを上げるやり方をなさったという

選曲は『甲斐バンドの解散コンサートですら演ってない(笑)』
王道のヒット・パレード風になったらしい

東京での『History Live』には行けなかった奥さん
福岡ドームの柿落としライブで
その片鱗に触れて大コーフン(笑)

このライブについては以前にご紹介しておりますので
詳細は控えさせて頂きますが

『ビッグ4』の皆さん全員が
このタイミングだから、変なライバル意識もなく
恩人の皆さんのために仲間として集まることが出来た
…といった内容のことを話されていたそうだ

甲斐さんは、その柿落としライブの3日前に
40歳の誕生日を迎えておられ

『あと20年は歌い続けていきたい』とおっしゃったみたいだけど
その20年も軽く過ぎてらっしゃいますよね(笑)

当時の記事に添えられた写真には
おちゃめな不惑(笑)の甲斐さんと
まだ『幼い』と言いたくなるくらいの吉岡秀隆さんが
楽し気に写っていらっしゃいます♪

奥さんによると、当時の甲斐さんは
『博多にいた年数より、東京に住んでる年数の方が長くなった』と話されてたようですが

このライブの後の記者会見で、甲斐さんいわく…

九州という所は、年下は年上を立てる土地柄なので
チャゲアスは、今日一日アタマを下げっぱなし(笑)

こういう土地柄が好きでもあり
また、そういう所に反発して東京に行ったというのもあるんです(笑)

…って、チャゲアスのお二人が参加されてなかったら
甲斐さんが、アタマ下げっぱなしだったんじゃ…(笑)

実際には、藤井フミヤさんと牧瀬里穂さんが最年少コンビで
まめまめしく先輩方を立てておられたらしい(笑)

余談ですが、このライブの打ち上げの席で
筑紫哲也さんが挨拶に立たれて

『今日は甲斐君の【破れたハート…】を聴いたけど
これは、へばってる時によく聴いた曲なんだよね』と話されたという

甲斐さんは、筑紫さんとは結構長いおつきあいなのに
そんな話は初めて聞いたと驚かれたそうですが
この言葉で『あと10年いけるかな』と感じたとおっしゃってました

函館のバーで『安奈を口ずさむ中間管理職』の方に
お会いになった時みたいな気持ちになられたんでしょうね

そういえば、博多で陽水さんの下のお嬢さんから
『私、アンナっていうんだ』と言われたんだとか…(笑)
コメント
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