ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

ベースDUOライブ6

2022-11-21 21:10:00 | ライブ
ベーシストの方には、岸さんの演奏方法の「タネ」が判りやすいという話から
「あの(ボディを)叩くヤツって、ついぞ出来なかったんですよ」と木村さん
岸さんが、手になさっていたマイクを置かれ
押尾コータローさんの「1人甲斐バンド」を彷彿させる?(笑)タッピングを実演なさると
「そう!ナンかすごい…それ、教えて貰いたいなと思って…」とおっしゃったんですが

岸さんが「これは、でももう…ずいぶん前ですけど、オーチャードの(公演)の時に
(コントラバスの)横を叩いてたんですよね」と
ここで再びマイクを置いて話し始められたので
若干、聞き取りにくいというか…「こういうのやってたじゃないですか?
ああいうの出来ないかなと思って…」と実際にやって見せるという形で説明なさったのを
文字で、ご紹介するのが難しいなあと…(苦笑)

ともあれ…「ナンか、最初はこんなこと、色々考えて…
(…と、コントラバスの『くびれ』のすぐ上辺りを叩かれ)
で、これだと遠いんで…で、まあ…」と指板の近くのボディを
右手の中指でノックするみたいな叩き方を披露されたんだけど

軽く握った右手で、いきなり「ノック」なさるのではなく
手首を返される際に、もう一段階、何かアクションがあり
それは見て取れるものの、そのアクションで何をなさっているのか?は判らず終い…(苦笑)
気になる方は、ご自身で映像をご覧になって下さいませ…m(__)m

まあ、奥さんは、木村さんが「イイ~!カッコいい~!練習します!」
…と、おっしゃったのを聴いて「ビルボードツアーで見せて欲しい!
甲斐さんに『こんなの出来ます!』ってアピールして!(笑)」と申しておりました(笑)

それはさておき…岸さんは「すぐ上手になると思います」とおっしゃってから
マイクを手にされて「さて、残りわずかな曲となってしまいました
これは、木村くんを…もうね、もうアルコ(弓弾き)がとても難しいんで…

たとえ、途中で何かあっても、最後に木村くんがメロディーを取ってくれればバッチリだ!
…っていうことで、ナンか、あの…ジャズスタンダード『イン・ア・センチメンタル・ムード』
そして『ボーデル1900』…」と曲紹介を木村さんに振られると

木村さんが「イヤ、実は『タンゴの歴史』というのは『酒場』とか
えー『ナイトクラブ』とかって(いう楽章に分かれていて)…で、最後…『コンサート』…
『現代のコンサート』っていうタイトルが付いてるんですけど、それの1曲目ですね

何せ、これはオリジナルが、フルートとギターのために書かれた曲なので
ベース2本で…どうしても、どっちかがフルートとギターをやることになる…ハイ
頑張りますんで、あの…ハイ(笑)」と説明なさって
「楽しみにしております(笑)えー、この2曲で、今夜はお別れとなります
どうもありがとうございました」という岸さんの言葉に続いて演奏が始まり…

「イン・ア・センチメンタル・ムード」では
岸さんのおっしゃった通り、弓弾きの難易度が高いのか?
これまでずっと笑顔でいらした木村さんが、真剣な表情でメロディーを奏でていらしたんだけど
演奏が終わり「やりきった!」感あふれるお顔で、お互いを手で指し示して称え合われたあと
木村さんがピョンピョンと跳びはねられたことにビックリ!(笑)

甲斐さんのビルボードツアーでの「クールなグルーヴマスター」と同じ方だとは
とても思えないくらい(笑)感情を爆発させていらっしゃいました
もっとも、その直後に右肩をグルグル回しておられたし
身体的にも精神的にも、かなりの緊張を強いられる楽曲だったんじゃないかと…?

更に、ラスト曲「ボーデル1900」も、フルートとギターの音色を
コントラバス2本で再構築なさるとのことで
木村さんの両手の動きは目まぐるしいわ、岸さんはタッピングを連発されるわ
演奏の切れ目の一瞬に、木村さんが「ハァー!」と大きく息を吐かれるわ…で
場内からは、何度も時ならぬ拍手が起こるほどの大熱演♪

ステージが終了すると、岸さんは「素晴らし過ぎる!木村将之くんで~す!」と絶賛され
木村さんも満面の笑顔で「岸徹至!パンチャー!」とお返しになり
もちろん、大きな拍手を贈っていた観客の皆さんからは、アンコールを促す手拍子が起こり
それに感謝の意を表されたあと「あのー、ちょっと水を1杯飲みたいくらいでしてね
もし…ホントに水を1杯…」と岸さん(笑)

まあ、大声で歌われた訳ではないとはいえ、これほどの熱演のあとですもんね?(笑)
そのお水が届くのを待つ間「ナンか…あのー、ナンか告知みたいなもの、あったりします?」
…と、木村さんにお訊ねになると、木村さんは「えーとー…ないですね!(笑)」と一言(笑)

でも、ホントに予定がないというより、演奏を終えられたばかりで
告知をなさるのも億劫というか、今この瞬間の喜びを噛みしめていたい…といったご様子…?
それを見て取られたのか?岸さんが「潔い!いっぱいホントはあるのに…(笑)
どれを取っても…ねぇ、ナンかね?」と水を向けられると

「ここ…あのー、ナンか、ライブハウスとか結構珍しく、先月今月とあったんですけど
すごい珍しくて…これ以降、ちょっと予定がないんですけれども
僕のシステムは基本、ナンかこう…えーと、舞台の上だったり下だったり…」と木村さん

「…というと、演目とかは?」という岸さんの質問に
「演目は、これからは、シアター・クリエ『ベルベルランデヴー』っていうヤツとか…」と
ようやく(笑)スケジュールを明かされたものの
「そこに行くと、木村くんのベースが聴ける?」との質問には
「聴けるけど見えない(笑)」とお答えになり(笑)

岸さんも「あっ、見えないヤツなんですね?昨今、そういうのが多いですね、下の…
(『袖!(笑)』と木村さん(笑))…袖…ああ、僕がやってる…
今は、舞台裏なんでね、ナカナカですね、表には…」と
「サポートあるある」的なお話をなさっていたトコへ「あっ!水が来ましたね」

…ということで「イヤー、これはちょっと、一息貰える」と、お二人が喉を潤されたあと
岸さんが「イヤー(今回の)ライブ…こう…最後の最後で、木村くんに負担をかけるというね
『しまった!』と思って…ナンか、1回やってみて…だいぶ負担をかけてしまって…」
ベースデュオライブの構成を振り返られると

木村さんも「メロディー…メロディーこんなに弾いたの、久しぶりですね(笑)」と
やはり、ちょっと普段とは違う形でのライブでいらしたことが窺える言葉を返され
「えー、良かったです(笑)えー、イヤ、ホント、次またね、出来ればいいなと…
スケジュール合わせるのが、一番難易度が高いんじゃないかという気がしております
(『岸さんも超絶スケジュールですもんね』と木村さん)

今年はナンか、その…中止になったものがね
2020年に中止になったものとかが出来たので…
まあ、こんなに忙しいのは今年で終わりじゃないかと思いたい!(笑)
(『じゃあ、またやりましょう!』)」…と、まるで楽屋での会話みたいでしたが(笑)

クラシックコンサートやミュージカルといった
基本的に、観客が声を出さないエンターテイメントが、ガンガン中止になり…って
木村さんなんて、今年に入っても、突然の中止を何度か呟かれていたし
そんな中で、多少の延期はあったとはいえ、中止にはなさらなかった
甲斐さんや甲斐バンドのライブってスゴくね?(笑)

それはともかく…岸さんが「イヤ、まあ、次の曲というか、最後の曲…
実は、ちょっと用意してしまいましたけども…
これはね、木村くんが僕をね、隣に誘ってくれたという…感動的な、すごい嬉しい
もう、こんな僕を誘ってくれて、ありがとうございます!という…」とおっしゃると

木村さんは「イヤ、ドキドキしながらお声がけしましたけどもね、もう大先輩ベーシストの前で…
(『快く…』と岸さん)…やって頂けて…演目から…(『その演目から…(笑)』)」と返され
最後は、岸さんが「『ベース2人でこの曲をやるのか!?』と…(笑)
タイトルは言いませんので『あっ!アレか!』と思って下さい
本日は、どうもありがとうございました!」と結ばれたあと

「あっ!ついでに…告知を忘れた!(笑)」と、ご自身のソロライブに触れられ(笑)
「という訳で、宣伝しました…では、お聴き下さい、あの曲です」と
アンコール曲として用意されていたのは「アナ雪・ありのままで」

ただ、誰もが口ずさめるくらいポピュラーな曲なのに、歌詞がないせいばかりじゃなく
ちゃんとメロディが奏でられているにも関わらず、あまりに原曲とイメージが違っていたため
ボクは、サビになっても「聴いたことあるんだけど、ナンだっけ?」とモヤモヤ…(苦笑)
ホントに申し訳ないやら情けないやら…(苦笑)

ともあれ…ライブが終わったあとは、演者のお二方それぞれに、観客の皆さんとフリートーク
木村さんが「ベーシストがいっぱい来てます!(笑)」とおっしゃったのは
ご自身の生徒さん達がお見えになっていたからだったみたいで、その皆さんと話し込まれたり
山田拓斗さんのお仲間のベーシストの方に、ステージに置かれた機材について説明なさったり

…と、お忙しそうでいらしたらしいんだけど
甲斐友さんが、タイミング良く声をかけてくれて、少しお話しすることが出来たそうです
ただ、奥さん魅惑の変身?(笑)の甲斐もなく
甲斐さんのソロツアー恵比寿公演で、木村さんの噂をしていたら
すぐ後ろに、当の木村さんがいらっしゃってビックリした話をバラされ「超ハズイ!」と奥さん(笑)

甲斐さんのライブ以外で、東京に遠征したのは数えるほどしかない…といった話をすると
「甲斐さんのライブは、どこでも行くんですか?(笑)」と訊かれ
「もちろん!全部行きます!(笑)」と答えたら
「じゃあ、また来年のビルボードで…」とのことだったんだとか…(笑)

そうそう!最後にご一緒に写真を撮らせて頂けたそうだけど
木村さんが「小顔」でいらっしゃるので、奥さんも甲斐友さんも
自然と木村さんより少し後ろに下がっていたらしい(笑)
…って、その写真を見せて貰ったら、確かに「横一列」ではなく
木村さんを頂点にした「三角形」になっておりました(笑)

余談ですが…木村さんは、その後ツイッターで
「楽しかったですー!写真撮り忘れた…
隣で次から次へとアイデアが湧いて出て来る岸さんのスーパープレイを特等席で堪能しました
アーカイブもあるので是非!(これ私も見たかったら買わなきゃかな?)」と呟かれ(笑)

岸さんも、11月11日に…「今日はベースの日♪
そんな日に聴くのにピッタリな『木村将之&岸徹至 Bass duo』
ジャズ・スタンダードやJames、Minuano、ピアソラからオリジナルまで
幅広いレパートリーに加えて『Let it go』も
ベースだけでどうやってるの!?と思った方…アーカイブはこちらです♪是非!!」…と呟かれ

また、木村さんも「ベース2本って音低くて少なくて聴くのちょっとツライのよねー
というのが多い中、ちゃんとサウンドするように、しっかりアレンジされつつ
ジャズ的な即興心も溢れた、良いデュオになったかと!
映像も音も配信の中ではかなりいい感じでした。アーカイブでどうぞ!」
…とプッシュなさってましたけど、またの機会があったら
奥さんは迷わず参加するんじゃないかと…(笑)
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