ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

ベースDUOライブ2

2022-11-15 15:41:00 | ライブ
さて…やはり「甲斐時間」はなく(笑)開演時間になると、客席の灯りが消え
後方から拍手が聞こえ始めたかと思ったら、振り返る間もなく
奥さんのすぐそばを通り過ぎて、お二人がステージに上がられたらしく
甲斐さんのビルボード東京公演なら「花道」席だったことが判明(笑)

お二人が軽く「音出し」をなさって「いよいよライブが始まる!」と高まったトコで
木村さんが、ふと後ろを向かれ「えっ!?なに?」と思ったら
メガネケースからメガネを取り出し、お掛けになったそうで(笑)

そういえば…以前に奥さんが拝見したライブで
木村さんが、楽譜をご覧になるためにメガネを掛けていらした…と言っていたことを思い出し
木村さんにとっては、甲斐さんのビルボードツアーのように
暗譜なさらないといけない公演の方が、レアケースなんじゃないかと…?

まあ、甲斐さんご自身は、セットリストやメンバーの皆さんのお名前
それに、歌詞の一部をカンペで用意されてるみたいだけど…(笑)

そして、木村さんがフィンガースナップと共にカウントなさってライブスタート♪
奥さんは、ナンという曲なのかは判らなかったものの(苦笑)
「曲」そのものよりも、2本のベースで奏でられる「音」の豊かさ
…というか、その音色の美しさや力強さにビックリ!

まあ「ベースの音だけ」を聴くこと自体が初めてで
どんなライブになるのか?具体的なイメージを持っていなかったとはいえ
ベース2本のみということは、全部あわせても弦が8本しかない訳で、ナンて言うか…
「もっと地味な感じ」を想定していた(失礼!)トコへ、ガツン!とヤられたらしい(笑)

更に、甲斐さんのサポートをなさってる時には
「クールなグルーヴマスター」という表現がピッタリでいらっしゃる木村さんが
「それはそれは楽しそうに、ニコニコ笑いながら弾いてた♪」り

また、コントラバスを立てて構える際に、その支えとなるスタンド…
いわゆる「ヒップ」にあたる部分から出ている金属製の棒…を基点に
コントラバスを前後左右に揺らされ、爪先だけではなく
全身でリズムを取りながら演奏なさっていたり…と「まるで別人だった」んだとか…(笑)

そうそう!「リズム」といえば…ドラムやベース、パーカッションなど
リズムを司る楽器を演奏される方の目の前で
ヘタに身体を揺らしたり、リズムを刻んだりすることに「抵抗がある(笑)」と奥さん(笑)
甲斐さんのライブでは、自分だけ手拍子がズレている…といったことはないとはいえ

「リズムのプロ」の方がご覧になったら「コンマ何秒のズレが気になるかも知れない」と
いつもより、かなり控えめにしていたらしく(笑)…って
ビルボードライブでは「椅子に掛けたまま身悶えしている人間が何を?(笑)」とツッコんだら
終演後に甲斐友さんから「すごい我慢してたね(笑)」と笑われたというくらい
ホントに、相当おとなしくしていたみたいです(笑)

それはともかく…1曲目の演奏を終えられると
かたわらに用意されていたマイクをお持ちになった岸さんが
「こんばんは!」と挨拶なさってから、木村さんの方を指し示され「木村将之くんです!」
そのご紹介を受けて、木村さんもマイクを手にされ「岸徹至さんです!」とお返しになり

再び、岸さんが「あのー、何かの間違いだと思った方もいるかも?
『ベースが2台あるじゃないか!?』と…(笑)
あんまりね、フツー、こういう景色ってないんですよね

もう『Wブッキングしちゃった』とかね、そういうことで
『ベーシストが2人来ちゃった』って結構、大問題なんで、そうなると…(笑)
まっ、今日は、あえてベースだけで、えー、ライブをお届けしようという企画でございます
(『うん!』と大きく頷かれる木村さん)

イヤ、1曲目のこれは、木村くんが持って来て下さった…『アンディ・サイデッド』って…
あのー…トロンボーン奏者の『カーティス・フラー』の曲だったんですけども
ジャズもやりますが…今日はジャズを中心ですかねぇ…ジャズを中心としながら
まあ、色んなジャンルで…ベースで2人でどこまで色んなことが出来るのか?ということを
ちょっとお聴き頂ければと思います

あのー、この企画は、実はあの…『グレコ』さんの方から『やらないか?』と振って下さって
…(との言葉に『ほおー!』という表情の木村さん)…
あのー、今日のことは、木村くんが7月くらいに…あのー、最初にスタートしたのは…

コンサートで、2人で一緒に写っていた時の…あのー、写真を(SNSに)載っけたんですけど
それをこう…『グレコ』のママさんが見て下さってですね
『もし、よかったらデュオやらない?』みたいな…(『ほおー!』と木村さん)

僕、頭の中で『デュオ』っていうものがなかった…なかったんでね
やるとしたら、木村くんとやってみたいとは思ってたんですけど…
でも、こう…あの…忙しいので、木村くんが…
まあ、僕も、まあまあそこそこ忙しいんですけど…(笑)

『絶対、空いてないだろうな』と思って、スケジュールをね、お互い…
『ダメでしょう?』っていうのを…『今日どうでしょうか?』って言ったら…
イヤ、今日、別に、木村くん空いてた訳じゃないんですよ
昼間『アナ雪』弾いて来てますからね(笑)

だけど、昼公演だけだったんですよね、すごくラッキーなことに…
そのおかげ様で、今日の企画がこうやって実現したという…」
…と、この「ベースDUOライブ開催への道のり」を語られたそうですが

ミュージカル「アナ雪」の「昼イチ」…マチネのみの日って、水曜日に決まってるのかな?
奥さんが、甲斐さんのソロツアーファイナルの恵比寿公演に
「木村さんと(山田)拓斗くんが、サプライズゲストで来ないかなあ?」と考えたのは
当日(水曜日)の木村さんのスケジュールをチェックして、マチネのみと知り
「『アナ雪』が終わってからでも間に合う!」と思ったからだったんですよねぇ(笑)

まあ、木村さんは「ゲスト」として…ではなかったものの、ホントに来場なさっていた
それも、奥さんが甲斐友さんに「ゲスト説」を話していた、そのすぐ後ろにいらした(笑)…
なんて、ある意味、イイ線行ってたんじゃないかと…?(笑)

もっとも、奥さんは、このベースデュオライブに参加するにあたり
甲斐さんの恵比寿公演の時とは、髪型を変え、洋服も全く違うテイストのものを選び
存在感のあるメガネを掛け「別人」を装って赴いておりました(笑)

ともあれ…「ソロベース」で演奏される際などで、MCをなさる機会が多くていらっしゃるのか?
「トーク」は岸さんが担当されていたそうで…「色々な曲を聴いて頂きますけれども…
あのー、まっ、僕自身もずっと楽しみにしていたライブなので…
皆様より僕の方が楽しんでるかも知れません、ハイ(笑)

…という訳でですね、次、2曲続けてお届けするんですが
1曲目…僕、ちょっと発音できないんで、木村くん、ご紹介いただいてもいいでしょうか?」
…と振られて、ようやく木村さんの「声」の出番となり(笑)

「これはですね…」と譜面を覗き込まれながら
「あのー『Les raisins de la grand-mere』」というタイトルを
フランス語で披露されると「何度聞いても言えない(笑)」と岸さん(笑)
もちろん、奥さんもその場で正しく聞き取れた訳じゃなく(笑)

木村さんが「フランスの…えーとー…コントラバス6人組という変なバンドがありまして
えーと…『オルケストラ・ド・コントラバス(クラーボ)』という
一時期、車のCMかなんかで、ナンか楽器を叩いたりとか
ひっくり返したりとかってする、えー、あのー、ヤツなんですけども

その6人組のアルバムの中でですね(コントラバス)2本だけでやってるっていうのがありまして
えー、今回、それをやってみたいと思います
さっき、エセフランス語みたいに言ったんですけども
『おばあさんの葡萄』という意味になります『レーズン』です
そういうタイトルですが、えー、お送りします」と紹介されたのを手がかりにググった次第です(笑)

ちなみに…奥さんが「おばあさんの葡萄」「レーズン」と聞いた時に思い浮かべたのは
さだまさしさんが「グレープ」を解散なさって、15年後に再結成された際に
「ずいぶん、年を取ったので…」とグループ名を「レーズン」になさったことだったらしい(笑)
コメント
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