ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

ベースDUOライブ3

2022-11-17 15:17:00 | ライブ
木村さんが「Les raisins de la grand-mere」という曲を
「『おばあさんの葡萄』という意味になります『レーズン』です
レーズンのグランドマザーみたいなことなんですけども
あんまり曲と…イメージ湧かないですね(笑)」と紹介されたあと

岸さんが「そして、そのあとは僕のオリジナル『穴熊』を…
引き続き2曲続けてお届けします」とおっしゃって演奏が始まり…って
今更ながら、このレポは奥さんから聴いた話と
アーカイブ映像を拝見して、まとめさせて頂いてます

「レーズン」では、木村さんが弓弾きでメロディーをお弾きになり
「穴熊」では、同じ弓弾きでも、ギターリフのようにリズムを担当なさっていて
あまり大きく身体を揺らさないように堪えていた(笑)奥さんの視界の隅に
ヘドバンよろしく、座ったまま全身でリズムを取っておられる
「ベーシスト」の方のお姿が飛び込んで来たそうで
「私にあのリズム感があったら…」と羨ましく思ったらしい(笑)

でも、木村さんが、ずっと岸さんの方をご覧になりながら
ニコニコと楽しげに演奏なさっているのを拝見して
「こっちまで楽しくなっちゃう♪」と奥さん(笑)
ただ、岸さんが、このオリジナル曲の演奏中に、いきなり弦を全て押さえるように
右手の手のひらで「ボディ」を叩かれた時には
「おおっ!押尾さんみたいだ!」と、そのタップ音にビックリしたんだとか…(笑)

ちなみに…感性が豊かではない(汗)我が家は、歌詞がないがゆえに
「レーズン」にしても「穴熊」にしても、ナゼそういうタイトルになったのか?
残念ながら、よく判りませんでした…(苦笑)

演奏が終わり、大きな拍手が起こると「ありがとうございます」と岸さん
「2曲続けて…えーと、フランス語で言えないので
『おばあさんの干しブドウ』でよろしいでしょうかね?(笑)
…(と木村さんにお訊ねになり(笑)木村さんが笑って頷かれると)…ハイ、そちらと…
えー、僕のオリジナル『穴熊』と、2曲続けて聴いて頂きました

ベースだけといえども、色んな表情が出せるんじゃないかなと思いまして、ハイ
こちらとしては、すごい楽しんでおります(笑)…(木村さんも大笑い(笑))
あのー、お客さんも喜んで頂くことが、もちろん、一番大事なことですからね」と話され
木村さんが「なかなか、ベーシストにベース伴奏して貰いながら
自分でソロする機会っていうのはないですからね(笑)イイもんですよね」とおっしゃると

岸さんも「イイもんなんですよ!これが…(笑)
ナンか、やっぱり気持ち良いんですよね、すごく…
あのー、もう鉄壁のリズムで刻んでくれるの…ナンか…ナンだろうな?
ドラムもいるくらいの安定感で…(笑)」と
ステージ後方にドラマーの方がおられるような身振りをなさってましたが

奥さんが、終演後に甲斐友さんに聴いたところによると
木村さんは、絶対音感と天才的なリズム感の持ち主でいらっしゃるらしく
「そんな人の前で、ヘタに動かなくて、ホントに良かった~!」と胸を撫で下ろした(笑)一方で
「甲斐さんもきっと、ビルボードライブで気持ち良く歌えてるんだろうなあ」と思ったそうです

更に、木村さんが「この…この…スゴイっすよ!今日、ベース弾く人、ね?
この…ベースだけ(のライブ)なんで、ベース弾く人もご覧になって頂ければと思いますね
今、やって来た…このリフの…ね?意外と簡単そう…
これは、岸さんが考えたヤツですからね」と
ご自身のコントラバスで、コードを押さえて実演されながら、興奮気味に明かされると

「『省エネパターン』と僕は呼んでますけど(笑)」と岸さん
「イヤ、あのー、ね?すごい、これでカッコいいパターンが出来るっていうのを
きっと、今、真似したい人がいっぱいいると思います」という木村さんの言葉に

「あのー、どんどん真似して、全然結構ですから(笑)」とおっしゃってましたが
奥さんは、もうすでにこの技をマスターなさった木村さんが
次回のビルボツアーで、お使いになるんじゃないか?と期待しているみたいです(笑)

ともあれ…岸さんが「あっ!これは…タイトル…別にいっか?(笑)
『穴熊』ってナンだよ?っていう話が、もしかしたらあるかも知れないですけど…
(『そう言えばありました!ナンですか?』と木村さん)
あっ!そう言えば、木村くんって、すごい藤井聡太に…ちょっと似てるなんて話が…」
…って、以前にご本人が、藤井竜王とご自身のお写真を並べてアップされてましたよね?(笑)

その木村さんが「あっ!「『穴熊』って将棋の?」とお気づきになり
岸さんも「…将棋の戦法なんですよ、ハイ
この『穴熊』って、王様をね、徹底的にこう…金とか銀で囲んで
王手が絶対かからないようにするっていう…

まっ、僕はちょっと将棋熱が強いもんで、ハイ
たまに…他にもね『藤井システム』っていうタイトルの曲とか…(笑)
(『「藤井システム」ですか!?(笑)』と木村さん(笑))…ヤバい(笑)
まっ『藤井システム』ってヤバいんで『Fシステム』って名前にしてますけど…(笑)

たまに、ちょっと将棋の戦法をタイトルにしたりするんですけど
まさに今の『穴熊』って、ナンか王手がかかんない…っていうイライラを表してみました(笑)
今さら言うなよ!って感じですが…」
…と説明なさってましたけど、そう思って「穴熊」を聞き直してみても
「そう言えば『イライラ感』があるかも…?」くらいで、申し訳ないやら情けないやら…(汗)

それはともかく…木村さんが「そうなんですね…岸さん、自分で、ね?書いたメロディーだけど
これは『普段は弾いてない』って…」とお訊ねになると
岸さんは「そうですね、ボーカリストが歌ってるんで…
まっ、これを歌うボーカリストも、ちょっと変なんですけど…(笑)

まあ…そう、だから、ちょっとメロディーが意外と大変だったなと…(笑)
思いながらね、弾いてましたけど…(『カッコいいです!』)…イヤ、ありがとうございます
木村くんが弾いてくれると思ったから、これを立てたっていうことなんですよ」と返されてましたが
やはり、ベースという楽器で主旋律を奏でるのは難しいんだなあと…?

でも…「そう!あの…まあ、色んな曲…あるにはあるんですけど
次、ちょっとジャズのスタンダードを、お互い1曲ずつくらいはこう…
スタンダードを選んでやろうじゃないかっていうことになってまして…」と岸さん
「僕は、えーと…ジャズの、まあスタンダード中の王道ですかね?えっと…
『ステラ・バイ・スターライト』という曲を選びましたので、それをお届けしたいと思います」

…と、これは、さすがの我が家も「星影のステラ」というタイトルで知ってる曲でしたが
それでも、ベース2本だけで演奏なさるにあたって
技術的に必要とされたのであろうアレンジ以上に、全く異なった曲に聴こえました

岸さんは、コントラバスのネックの部分を
まるでギターを掻き鳴らすかのように弾かれたり、弓弾きを披露なさったり…と
時ならぬ拍手が起こるほどの大熱演でいらしたんだけど
…っていうか、その熱演ぶりにビックリしたのか?(笑)

映像には映っていないものの、奥さんによれば
途中で、コントラバスを支えている金属製の棒…エンドピンが弛んだらしく
ズン!って感じで、コントラバスの位置が下がったそうで
ちょっと弾きにくそうになさっていたんだとか…(苦笑)
コメント
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