ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐よしひろのBEAT HARD WORK(6/8)3

2017-06-11 13:50:00 | メディア
かなり熱く映画の話をなさった後
「『マイ・ムービー』のコーナー来てますよ」と投稿を読まれる甲斐さん
ここからが本番だったんですね(笑)

機内で「マリアンヌ」をご覧になったという方のメールに
「僕も実は飛行機で観ました
これは…これ何と、ロバート・ゼメキスが撮ってんですよ!
ロバート・ゼメキスが、こんな…こんなナンての?ラブドラマっての
こういうの撮るの?って、ちょっとビックリしたんですけど…

いや、ナカナカね、シビレるシリアスな良い映画で
マリオン・コティヤールって、物凄い上手い人なんで
ブラピもナカナカ良かったんですけど…
素晴らしい映画なんで、良かったら観て下さい」とおっしゃって

「今日、紹介する『マイ・ムービー』のコーナーはですね
色んな、皆さん、洋画とか、色んな形で期待されてると思いますけど
別にガッカリさせる気はないです(笑)
映画『おっぱいバレー』をぜひ紹介したい!」と…(笑)

「僕はもう、この映画はマジで好きです!(笑)素晴らしいです、ホントに…
主演は綾瀬はるか、仲村トオルが出てたり…ひとえに綾瀬はるかと少年達です
北九州でロケやってて、北九州のまた風景が昭和っぽくて…

今ですね、朝ドラやってますね『ひよっこ』も、この映画もそうなんですけど
脚本が岡田さん、岡田恵和さんなんですよ
やっぱり今の『ひよっこ』は、オリンピック前夜みたいな感じの朝ドラなんですけど
これもまさしく、そういう時代で、まあー素晴らしい!

まあ、要するにその臨時教師として、新しい中学校に赴任して来るんですけど
でも、実は綾瀬はるかのその彼女は
その学校に赴任する前の学校で、ある事件を起こしてて
生徒からの信頼を失って、教師としての自信も失いかけつつ
臨時教師として入って来ることになるんですけど

自分が昔、若い時に万引き事件に巻き込まれて
ある中年の先生からですね『毎日、図書館に行きなさい
毎日1冊、本を読んで感想文を書きなさい』っていうようなことをやらされて
その感想文が、実は確か作文コンテストか何かで…
その先生が、いつの間にか出してて…賞を貰うんですね
で、そういうことがあって、先生になりたい
自分も救われたんでってことなんですけど

赴任して来た中学校の男子バレー部の顧問になるんですけど
まあ(生徒達は)全くやる気なくて、5人しかいないし
5人だったら、バレー出来ないじゃん(笑)当時、6人制ですからね
で、新人…1年生入れたりとかするんですけど、全くやる気がないんで
他から、男子バレー部なのに『バカ部』って呼ばわりされてて…

でも、何とか奮起させようとして
『あなた達が頑張ってくれるなら、先生、何でもします!』って言っちゃったために
生徒達が『じゃあ、先生、試合に勝ったら、おっぱい見せて下さい』っていうですね
『おっぱいの約束』(笑)『おっぱいの約束』って言うんですよ(笑)
凄いですね(笑)っていう、おバカな映画です

でも、これ凄いんですよ
70年代のヒット曲がまあバンバンかかって
それも普通、ヒット曲かかっても、ちっちゃいじゃないですか
これ、死ぬほどデカイんですよ
何がかかるかって言うと【渚のシンドバット】【ルージュの伝言】
矢沢永吉【ウィスキーコーク】浜田省吾【風を感じて】甲斐バンド【HERO】

あと…ツイスト【燃えろいい女】
【燃えろいい女】なんか凄いですよ!
イントロがむちゃむちゃAORっぽくて…イントロけっこう長いんですよ
このイントロ何だっけ?と思って…
AORっぽくて、ツイストにしたら凄く上手い(笑)そりゃそうですね
スタジオ・ミュージシャンがやってますから、上手いんですけど…

イントロが長くて、おお、やっと入って来た【燃えろいい女】だと思ったら
歌になったら、しばらくしたら、フェードアウトするっていう
凄い使われ方してて(笑)おい、いい加減にしろよ!みたいな感じなんです(笑)

しかも、しかもですね、ホントに音量もデカくて
ナカナカ外国映画みたいな使い方なんですけど
何と、その音響をやった人間が、その後やる、僕が『猫弁』っていう
吉岡くん、吉岡秀隆くんが主役のドラマの音楽を
『どーしてもやってくれ』って頼まれて…
僕、そんなにやったことはなかったですけど…

そのプロデューサーとディレクター…演出家が
僕のスッゴイ飲み友達の知り合いなんで『じゃあ、いい、やるよ』って言って
『猫弁1、2』と、どっちもやったんですけど
その時の音響と同じ人間だったんですよ

『あれ、僕がやりました』みたいな…『そうなんだ!』みたいな…
その音響会社って、割とみんな音楽をデカめに流すっていう特徴のある会社で
『ああそう、君がやったんだね』っていうようなことでですね

とにかく、綾瀬はるかが素晴らしい
僕、綾瀬はるかはあんまり興味なかったんですけど
『僕の彼女はサイボーグ』っていうですね
韓国の監督かなんかが撮った映画があって
小出恵介と綾瀬はるかだったんですけど、凄い良い映画だったんです
それを観て、綾瀬はるかって、こんなに良いんだって思って

ああ『おっぱいバレー』があった、まさかなと思って観てみたら
素晴らしかったというようなことでですね
『おっぱいバレー』のサントラね
確か昔あったはずなんですけど、探したらないんですよ
ナンでかって言うと、僕の曲も入ってたんで
僕、送られて来た記憶があるんですけど
今、版権の問題か何かで、全くもう影も形もなくなってて
…インストのヤツはあるんですけどね…

その中で一番、70年代のヒット曲の中でも一番、これが目立ってたなと…
ちょっと羨ましくもあり、イイねぇ、ピッタリだ、映画に…
で、それをかけます」と3曲目は、チューリップの【夢中さ君に】

おバカ映画にピッタリで羨ましい…って、ミュージシャンのお言葉としては
ビミョーな気もしないでもないですが(笑)
それくらい、この映画がお好きだということでしょうね?(笑)

余談ですが…奥さんに連れられて(笑)
「蜷川幸雄シアター」第4弾の「ヴェニスの商人」を観て来ました♪
あまりにも有名な戯曲だし…と躊躇ったんだけど
スルーしなくて良かったです♪

「金貸し」の代名詞であるシャイロック役の市川猿之助さん
「怪演」というのは、こういう演技のことを言うんだろうなあと…

もちろん、メイクや衣装、髪型も役に相応しく施されてはいるんですが
表情、立ち姿、歩き方、声の出し方
それに時折、登場する「歌舞伎調(笑)」…見得を切ったり、独特な台詞回しをなさったり…も
全てが「シャイロック」でいらっしゃって

カーテンコールの際にも「シャイロック」のままで
三方礼をなさってたんだけど
ポーシャ役の中村倫也さんが貴婦人の礼をして
後ろに下がられる時に、ドレスの裾を踏まないように
猿之助さんがさりげなく後ろ手でドレスをつまんでおられる姿に
妙にドキッとしてしまいました(苦笑)
コメント
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