ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐バンド THE BIG GIG AGAIN 2016 おまけ3

2016-08-18 07:56:00 | メディア
12曲目【ナイトウェイヴ】のイントロが流れ始めると
続々と立ち上がられる皆さん(笑)

黒いジャケットを召された甲斐さんが、歌い出された途端
驚いたような表情の松藤さんと顔を見合わされたイチローさんが
甲斐さんに近づいて「教育的指導」(笑)

後ろを振り向かれた甲斐さんに
松藤さんからも「教育的指導」が入るも
そのまま歌い続けられてました(笑)

「何があろうとショーは続く」んですもんね(笑)
まあ、若干?照れ隠しみたいな笑いを浮かべておられたけど…(笑)

甲斐さんが松藤さんのドラムセットの陰にハケられ
(三好さんと何か話されていたらしい)
岡沢さん→稲葉さん→前野さん→イチローさん…と順番にソロ演奏
いつものように松藤さんが、皆さんを指し示されてました

そして【東京の一夜】
兼田達矢さんは「AGAIN」を「再現」ではなく
「更新」と呼びたくなると書かれてますが

33年前にこの曲を歌われた際
甲斐さんは「ただノスタルジックなだけで
曲を[再現]するんだったら[NO]だよね
今の時代にフィットする部分が
非常に濃厚にある歌だったら良いと思う」と話されていて

今回の「AGAIN」に関しても
「セトリ」自体は「再現」とはいえ
「今の甲斐バンドを見せつける」という言葉にも
同じ思いが詰まっていらしたんじゃないかと…

以前に「2年前の歌を2年前と同じようには歌えない」とおっしゃってたけど
この日も前回の野音とは違う演奏になってましたね

ちなみに…(昔に作られた曲を新しい音で演奏する)
「そういう部分の余裕っていうのは
長くバンドをやってないと生まれて来ないんだよ」という言葉は

BIGGIGの音源を編集なさる際に、あるトラブルがあって
「テープにハサミを入れて繋ごう」と提案された甲斐さんに
大森さんが「これは歴史だから
ハサミを入れない方がいい」とおっしゃって

「バンドっていうものは
ハサミを入れちゃいけないような歴史っていうのを
これからも作って行かなきゃいけないというプレッシャーを持ってるんだ」と
実感されたことと背中合わせになっているんだなあと…

ともあれ【東京の一夜】演奏終了直後
ステージ下手側に公平さんの姿が…♪
「今夜のゲストを紹介しましょう!」と甲斐さん

公平さんが、奥さん待望の【SLEEPY CITY】を弾き始められた時
目の前を通り過ぎざまに何か声をお掛けになったのか?
公平さんがふいに笑顔になられてました(笑)

当日の奥さんは、公平さん渾身の「ゴキゲンな演奏」に釘付けで
ろくに甲斐さんを見てなかったようだけど(笑)

確か、北海道の野外フェスでも、公平さんに見とれていて(笑)
気がついたら甲斐さんがステージから降りておられて
「落っこったの?(汗)」とビックリしたことが…(笑)

この映像で、曲の途中から再び上着を脱がれた甲斐さんを見て
当時は、ランニングシャツにサスペンダー姿で走り回ってたんだよねぇ…と(笑)

「THE BIG GIG」のジャケ写やポスター、チラシ等に使われていた
甲斐さんの姿を思い出したらしく、遠い目をしておりました(笑)

そうそう!場内で販売されていた「NYボックス」の特典ポスターが
この写真の復刻版だったら「大人買い」していたかも知れないらしい(笑)
…って、元のポスターも持ってたような気が…?(笑)

それはともかく、イチローさんと公平さんの「せめぎ合い(笑)」が続き
甲斐さんに促されて、お二人が並んで演奏される姿に
「下手側の人、イイよねぇ♪」と奥さん(笑)

そういえば、初めて公平さんがツアーメンバーになられた際に
下手側のかなり端っこの席だったにも関わらず
公平さんファンの方にお願いされて
センター前方の夢のような席と代わったことがあったんだとか…(笑)

続く【胸いっぱいの愛】では
皆さん「GO!」と拳を突き上げられてますが

以前の甲斐バンドツアーで、この曲が久しぶりに演奏された時
「勝手に右手が挙がった(笑)」と奥さん(笑)
でも、同じように「条件反射」で?(笑)
手を挙げられた方が大勢いらしたらしい

こういう参戦スタイルというか、曲ごとに違う観客のパフォーマンスが
いつの間にか「お約束」になっているというのは
振り付け師の方がおられる訳じゃなし(笑)
やはり、曲のパワーが観客を動かすんでしょうね?

余談ですが…公平さんが、ご自身のツイッターに
「素晴らしいライブだった
ヘビィなロックをビジネスに繋げたパイオニアは甲斐さん

改めて感じたな。日本のロックの夜明け第2弾って感じだよ
今夜はギターが弾けて嬉しかったよ」
…と記されてましたけど

以前にダイアモンド・ユカイさんも
甲斐さんのことをミック・ジャガーと同じように
ビジネス面でのプロデュース力が凄いとおっしゃってました

甲斐さんが、デビュー当時から
演歌・歌謡曲の全盛期に「チャートに入るロック」を目指されたのは
必ずしも「ビジネス」が一番ではなかったものの

「セールスはリスナーからの評価」であり
「売れた曲しか記憶に残らない」という意識をお持ちだったことと

ジャックス、はっぴいえんど、ミカバンドといった
活動当時より、その後に高く評価されたバンドとは違って

「甲斐バンドは、売れながら力を貯えて行かなくちゃいけないバンド」だと
分析されていたことが根底におありだったためだそうだ

ただ、ジャックスに関しては「ナンで認められないんだ!?」という
悔しさ、怒り、哀しさをかなり強く感じておられたみたいだし

「ビジネスとして成立するロックの第一世代」との言葉には
市民権なき時代のロックの先達バンドへの思いも込められていたんじゃないかと…?

もっとも、甲斐さんご自身は
「日本で初めてロック・ビジネスということを考え出したのは
矢沢永吉だ」と話されてましたが…(笑)
コメント (1)
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