ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐報 Vol.131その1

2016-07-28 07:48:34 | 日記
私事で恐縮ですが、つい先日いきなり、このスマホのメーカーから
「危険!」との警告と「ウィルス対策アプリ」が送られて来てビックリ!

訳が判らないなりに実行ボタンを押すと
かなり時間をかけて「バスターズ」が戦ってくれたらしく
「安全」の文字が表示され、ホッとして調べものをしようと思ったら
「ブックマーク」していたサイトが、1件を残して全部消えてました(汗)

その1件のセキュリティの高さに感心する一方
改めて「しおり」を挟み直したところ
岡沢茂さんのツイッターで
甲斐バンド野音ライブの「リハーサルが始まりました」と…♪
もう10日ほどに迫って来ましたもんね

甲斐さんもラジオで「もうすぐリハーサル」とおっしゃってたし
イチローさんもご自身のブログに
メンバーの皆さん「全員でミーティング」とか

「人生初の曲目が公然となっているライブ
新たな歴史を刻めるようガンバリます!」と書かれてたし
ディスクガレージやWOWOWのバックアップも万全って感じだし

チケットも届いたみたいで「いよいよ感」が高まって来た今日この頃
奥さんは、もっぱら「8月7日」のためだけに激務に耐えてる状態です(笑)

毎年、ただでさえ忙しい7月が
今年は「有り得ないくらい忙しい!」らしく
世間は夏休みに入るわ、甲子園の予選やら夏祭りやらで人が多くて
「通勤だけでグッタリ」なんだとか…(汗)

例によって、取引先の方にWOWOWの録画をお願いしたものの
新しいデッキを買いに行くヒマがなくて(汗)
でも、早く観たいし…で、Amazonに走ってました(笑)
ただ、届いた品を受け取るのも一苦労だったようだけど…(苦笑)

チケットは「復刻版」じゃないピクチャー・チケットだったみたいですが
前回の野音ライブよりも後ろの席で、ちょっと残念…と思いきや
「以前のBIGGIGに比べたら、ステージが近いよ♪」と…(笑)

先日届いた甲斐報は、表紙がその「BIGGIG」の俯瞰写真になっていて
ブロック分けされた観客の皆さんがビッシリ!
「外野席」の方々の姿も見受けられます(笑)

内容の方も「記憶の中の伝説、伝説の中の真実」というタイトルの下
「1983年8月7日と2016年8月7日をKAIフリークの証言でつなぐ
ノンフィクション・ストーリー」となっていて…

1964年の「東京オリンピック」という一大イベントと
自分の人生が一瞬ではあっても交錯したという経験が
確実にその人の人生に影響を及ぼしている
あるいは少なくとも本人はそう感じている

「東京オリンピックAGAIN」ということにならなければ
その影響を自覚することはなかったかも知れない

…のと同様に「BIGGIG AGAIN」を前にして
「BIGGIG」という、今では「歴史」や「伝説」として語られる場面に
実際に立ち合ったからこその高鳴る思いがあるだろう…とのことですが

どちらかと言えば、当時BIGGIGに参加できなかった人の方が
盛り上がってる気がする(笑)…と奥さん
まあ、奥さんみたいに高まりつつも
一抹の不安を抱えた方はいらっしゃらないかも知れないけど(苦笑)

少なくとも、ディスクガレージの上島さんは
「野音の8月7日の使用権を引き当てた時
[伝説は伝説のままにしとくのがいいんじゃないか?]
という思いも巡った」そうで

奥さんの気分は、おそらくコレに近いんじゃないかと…?
美しい思い出、懐かしい記憶というものは
年月を重ねれば重ねるほど、より美しく輝くものなんでしょう(笑)

…と、言っても、やはり上島さんと同じく
「見てるんですけど、実はほとんど覚えてないんです(笑)
暑い日だったことは覚えている
しかし、どうやって水分補給をしたのか判らないし
友達とどうやって帰ったかも全く覚えていない」状態(笑)

「凄く良い試合をして勝ったボクサーが、でも良いパンチ貰って
試合の内容を全然覚えていないっていうことがあるじゃないですか
そういう感じなんですよ」と上島さん

奥さんも「甲斐バンドから一撃」を食らって(笑)
記憶が吹っ飛んだのかなあ?(笑)

記憶といえば、少し前に石田伸也さんが「ファンクラブの会報用に
BIGGIGの記憶をたどるインタビューを受けた」とツイートなさった際

「あの時、客席にいて、後に舞台裏なんかもそれなりに聞いてて
ライブの内容をしっかり覚えている人って、意外に少ないらしい」と
甲斐さん側の実情を教えて下さってましたね(笑)

まあ、当時は一般客で、今は業界にいらっしゃる方は
そんなに多くはないでしょうし
当時のスタッフの方々は、それこそ「お仕事中」で
ライブはご覧になれなかったと思われますし…

そういう意味では、当時「いち観客」でいらした
イチローさんのご感想は貴重ですね(笑)

「ちょうど客席の真ん中辺だったんだけど
会場の風景を眺めたりしながら、だんだん高まって来るじゃない?
たぶんメンバーの人にはわかんないと思うけど、昼間なのよ
夏の午後6時だもん、普通に暑いし(笑)」とイチローさん

甲斐さんが「いや、だから少し日が暮れるまで
僕がスタートを伸ばしたんですよ
でも、よく考えてみたら、みんな死んでたんです、逆にね(笑)」と話されると

「でも、7時過ぎに甲斐バンドが出て来てもまだ全然明るい
日が暮れてないの。大森さんが【ブライトン・ロック】を弾き始めても…
それがまた衝撃なんですよ
客がみんな、えっ、もう始まるの?って…
この明るさの中で待ちに待ったライブが始まったという現実

京王プラザとか全部見えるんですよ
ビルの中から見てる人もいるんです
これがまたニュースなんですよ
それで甲斐さんが出て来るでしょ[イエーイッ!]って言って(笑)
とんでもない二段盛り上がりなの
客、絶対錯乱します、あれは(笑)」と答えておられます

イチローさんと同じように話されているのは
デザイナーの西川ハジメさん
「地方に住む17歳の高校生」が「満を持してという感じで」

「会場に着くと、全く想定外の風景
ブロック指定という聞いたこともない形の客席にも戸惑った
しかも、ライブはなかなか始まらない。暑かった」

「だから、始まったらもう、いきなり最高潮でしたよ
[よく来てくれた。BIGGIGへようこそ]と話した甲斐さんの声は
今でもはっきりと覚えています」と…

でも、甲斐さんは「日没時間を調べて
逆算して曲順を決めた」んですよね?
今回のBIGGIG AGAINは、午後5時半スタート…ってことは
「日没に合わせた曲」が変わるんだなあと…

まあ、野音は騒音を始め、周辺環境に対する規制が厳しい所みたいだし
リハーサルの時間もキッチリ決められてるくらいだから
仕方がないのかも知れませんね

ロケーションが似ているとはいえ
ビルに照明を当てる訳にはいかないでしょうし
石田さんがおっしゃる通り
「熱狂の現場が、今ではもう無いということ
都庁が建ってしまって同じ場所でのコンサートは実現不可能であることが
BIGGIGの伝説性を一層高めている」んですね

その石田さんが最も強く記憶されているのは
奥さんと同じ(笑)【東京の一夜】だそうで

「当時のツアーは、最新アルバムからの曲と
ライブの定番曲で構成されるようになっていて
いわゆる意外な選曲というのは少なかった印象があるんですが

高層ビルに囲まれたあの風景の中で、いきなり演奏された時には
[この曲をこの場所で!?]と凄く衝撃を受けました」と話されてます

以前にご紹介した「GOLD」のレコーディング中のインタビューで
甲斐さんは「懐かしい曲もやります」とおっしゃって
【テレフォン・ノイローゼ】と【シネマクラブ】の名前を挙げられてたけど
後者が候補から外れた理由が、この曲だったのかなあと…?

それにしても、ちょっと驚いたのは
「スタッフの間では[1983年のセットリストが
ちゃんとあるのか?]という課題が浮上し(笑)

ライブCDとDVD、それにTVで放送された内容も全部まとめて整理し
全体の整合性を確認した上で
さらに熱烈なマニアがネット上に公開しているデータとも照合して
確定させたという、嘘のような本当の話が伝わって来ている」との記述

…まじっすか!?(笑)
ひょっとして、奥さんが信じているセトリじゃないかも知れません(笑)
それはそれで楽しそうだけど…(笑)

「それはそれ、あの時に終わったこと」
「同じことはやらない」という甲斐バンドらしいエピソードですよね?

余談ですが、この記述の後に
「同様に、遺跡発掘のような(笑)地道な作業によって
今回、Tシャツやタオルの復刻グッズが用意されることになった」と続いていて

「Tシャツも欲しかったけど、持ち合わせがなくて
タオルだけで我慢した」西川さんと同じく
「33年前を思い出しながら、復刻版を手にすることになるだろう」奥さん(笑)

「ライブ当日は、1曲目のイントロが流れた瞬間に、ノスタルジーではなく
単純にその頃の気持ちに戻れそうな予感がしています」という西川さんと
同じ気持ちになれるでしょうか?
コメント
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