ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

気になる記事3

2015-05-27 17:12:31 | 日記
たびたびご紹介させて頂いてますが、甲斐さんにとって『ライブ』は…

『自分の作った曲をレコーディングしただけでは決着がつかない
ライブで生きた客の前で演って、そのリアクションを見て初めて定着するものだから
ライブは一番大事な場所だと思ってる』

『ストーンズがずっと続けていて
ビートルズが途中で止めちゃったというのは、すごく大きな部分だよね
やっぱり、それはビートルズは解散するよ

ストーンズが解散しないのは、やり続けているからだよね
ライブで、次の創造とか自分の中の意識とかを確認しているんだよ』

…で、今回はP.マッカートニーとストーンズ、それぞれの来日公演についての記事です

まずは、今年ではなく前回のポール来日…甲斐さんがチケットを入手されたものの
レコーディングのためにご家族がご覧になった(笑)時の記事から…

一つは来日前のインディアナポリスでのライブレポで
もう一つは東京ドームのレビュー…by 萩原健太さんです(笑)

どちらもオープニングの【エイト・デイズ・ア・ウィーク】に驚き
ビートルズ初期、ウイングス期、ソロ期と様々な時代の曲を堪能できたと書かれ

ジョンの悲報を受けて作られた【ヒア・トゥデイ】を『ジョンに捧げよう』と前置きして歌ったり

バンド後期にポールが辛く当たった(苦笑)ジョージの代表曲【サムシング】を
『ジョージに貰った』というウクレレを手にカバーしたり…
と、同じようにライブの内容が紹介されてます

前者には『ビートルズが見たいなら昔のフィルムをどうぞ』と語っていたポールが
数多くのビートルズ・ナンバーを取り上げ

もし再結成があったなら、ジョンが歌っていたであろう
【ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト】まで演奏したことに驚いたと記され

活動を終えて二度と相まみえることのなかった
史上最高のロックバンドを一人で見せようとする
ポールの覚悟と責任感が胸に迫ったと結ばれてます

萩原さんは…各時期の楽曲が、安易に最新ビートにすり寄ることも
意表を突く編曲を施されることもなく
それぞれオリジナルを尊重して再現され

時に高音部の音程がコントロールしきれない場面もありつつも
キーを一切変えずに歌うポールを見て
『現役の音楽』であることを思い知ったと書かれ

ポールが観客に提示し続けているのは
ポール・マッカートニーという一人の人間の現在ではなく
彼が50余年の間に生み出して来た楽曲そのものの現在なのだと…

その頑固で真摯な一音楽家であり続けようとする
ポールの心意気に改めて圧倒されたそうです

一方のストーンズの記事は…
高校時代にNHKの『ヤング・ミュージック・ショー(笑)』でストーンズをご覧になって
『こんなの見てたら俺、ワルくなる(笑)』と思われたという
漫画家・浦沢直樹さんのレビューで

81年の米ツアーで、家族みんなが楽しめる健康的なショーに変貌したのは
ビジネスに才覚があるミックが『市場拡大』の余地を感じたからだろう(笑)と書かれ

90年の初来日では、デジタル化されたリズムや
近未来を想像させる派手なセットや照明にも違和感を覚えたそうだけど

前回6度目の来日はセットがシンプルで
キースのギターがズッコケたって(笑)あうんの呼吸で突き進み
『ついにただのロックバンド(笑)に戻った』と感じられたという

ミックのパフォーマンスは、ロックスターに人々が投影するスーパーマン像を
体現しようとするかのようで目頭が熱くなったと浦沢さん

『俺の墓碑銘には、過去の遺産を未来に語り継いだ男と刻んでくれ』というキースの言葉に
ご自身のお仕事も先達なくして有り得ないと共感なさってますが

70歳を過ぎて、ラストに【サティスファクション】を歌うバンドだから(笑)
まだ続きがありそうでコワイとおっしゃってます(笑)

もう一つの記事には…演出に頼らず、音を間違えても気にかけず(笑)
カラフルな楽曲と戯れ続ける70歳のメンバー達は
必ずしも『最新型』だけに重きを置く訳じゃない

カバーでもオリジナルでも何でもいいじゃん、ハッピーならば(笑)という
その自由さがストーンズだと書かれてます

『特定の時代や感情に属さないからこそ
聴き手に自由な想像を許す抽象性が生まれ
時代や社会を越えて彼らの音楽の力が人々の心を掴むようになった』
…という萩原さんのコメント(笑)も差し挟まれ

齢70にして、いまだに永遠の悪童たち(笑)は
ファンが望む『ストーンズ像』に徹底して殉じた
生きながらにして『古典』となったストーンズを
彼ら自身がカバーする時代が始まったと結ばれてます

今さら両者を較べるつもりはないけど
今の『甲斐バンド』をどう捉えるかによって
甲斐さんがポールに見えたり
ストーンズのミック?に思えたりするんじゃないかと…?

いずれにしろ、若いミュージシャンの方々から『レジェンド』と呼ばれるようになっても
今も現役で1日2ステージをこなされていることが
奥さんにとっては何よりも大切なことなんです(笑)
コメント
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