ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

ツアー開幕♪

2015-05-08 07:52:17 | 日記
いよいよ今日は『甲斐よしひろビルボードライブEAST&WEST』ツアー初日ですね♪

サポートメンバーの鈴木健太さんによると
一昨日に最終リハーサルが終了したようで
『自分の役割の重要さにビビる』と…(苦笑)
でも『これをやり遂げたら確実にステップアップできる気がする』ともおっしゃってます

甲斐さんと同じ『B型・牡羊座』の鈴木さん
きっと目の前の山を全力で登って下さるでしょう♪

少し前に、鈴木さんが『甲斐よしひろさんはレジェンド』と
話されてたことをご紹介しましたが
周囲の皆さんも鈴木さんがツアーメンバーになられたことについて
『誇らしく思う』『ツアーもツアー後も楽しみ』とおっしゃってるらしく

改めて甲斐さんの存在感というか、日本のロック先駆者として
40年以上も活動されていることのスゴさを感じました
当の甲斐さんは『40年がナンだ!?』と思っておられるんでしょうけど…(笑)

『破れた…』の再上映やDVD発売のプロモーションはありつつも
ツアー内容に関しては『オーエン兄弟の映画みたいな感じ』というヒントだけで
あとは謎に包まれたまま…って
今までの甲斐さんにはあまりなかった展開なんじゃないかと…?
まあ、おかげで奥さんの期待は高まる一方ですが…(笑)

その『ヒント』を元に奥さんが『キーワードはボブ・ディランだ!』と言うので(笑)
甲斐さんのボブ・ディラン感をまとめてみました(笑)

『ちがう、わたしは抵抗し、すばやくツバを吐く
コトバという武器で、素朴な歳月をころがりつづけてきた曲につつみ…』
というフレーズが好きだったと甲斐さん

KAIFIVEのヒストリーライブのライナーノーツに引用され
ディランの【シリーズ・オブ・ドリームス】を聞かれて
【風の中の火のように】を書かれたそうだ

小学生の頃に初めてディランと出会われ
『ナンなんだ、このザラついた感触は!』と『ただひたすらビックリした』んだとか…

彼をエライと思うのは、1930年代以降のブルースを凄く勉強してるってこと
それが、後のディランの大きな財産になってる
ストーンズも根底にあるのは、ブルースの学校のような形態を持っていた
ある種の集合体であったと思うんだけど
ディランはそれを一人でやってるよね

俺が何故ディランとストーンズに惹かれ続けるかと言うと
『俺たちは今、こういうやり方をやってるけど
君は君のやり方を見つけなよ
自分のやり方だったら、どんなやり方でもいい』って言ってるからなんだよ

こみ上げる衝動をメッセージにして曲を書いて
『プロテスト・シンガー』のレッテルを貼られそうになったが
彼は自分で自分の首を絞めるようなバカじゃない
メッセージソングばかりが注目を浴びるけど
実際はラブソングの名手なんだ

自分に満足することなく、次から次へとクリエイティブな世界を展開していった
アーティストとして勘が働き、時代の掴み方が鋭い彼から
戦略やアイデアを随分学ばしてもらった
一番学んだのは『歌には意味がある
だからこそハートを揺さぶるんだ』ってことかな

こうしたロックによるメッセージの伝え方
ロックの原型を知ってると何が来ても怖くない
ビートルズやストーンズ、ディラン以降のロックは
全てがその焼き直しに過ぎないからね

あまり語られないけど、彼はファッションとしても
ロックスターを体現していた
彼は最初から独自の美学を持っていたんだ
だから、色々つきあってきた女がみんな似てる(笑)

あくまで『我が道を行く』
時代がそれについて来ることを自覚していた
ソングライターとして語られることが多いけど
彼は最高のミュージシャンでもある

ギターなんか目茶苦茶ウマイ、ドライヴしてるんだ
彼の歌声の特徴は、バックがいくらガンガン演っても
少しだけ『#』なピッチの取り方で、タイミングが素晴らしい

その声こそがドライヴ感を生む
16ビートを感じさせる8ビートとでも言うべきかな
怒りがスゴイよね、詞を読むと感じるし、歌い方にも現れてるけど
彼がフォーク全盛の時に、一人だけその群れから抜け出したのは
その『声』だと思うのね、声の質感
時代を貫くように、どこか不快にさせてイライラさせる

こういう風に歌うことが、一番自分の衝動が
生でストレートに聴き手に伝わるということを選び取った
そこが一番、自分がやりたくて気持ちがいいというところだと思う

だから、彼くらい自分がアーティストであることに率直な男はいないし
人々の期待の奴隷になることを
あれだけ完全に拒否しているアーティストはいないよ

それに才能を発掘する眼力がスゴイし
ディランという存在は多面体だから、どれがホントのディランなのか見分けるのが難しい

一番興味を惹かれるのは、頂点を極めた後のディランの生き方
隠遁して仙人にでもなるのかなあって想像してたけど(笑)
『ネバー・エンディング・ツアー』ってライブを続けてる
ますます『本物なんだなあ』って思うよね

…甲斐フリークの皆さまには、聞き覚えのある単語やフレーズ
思い当たる点が多々おありだったのではないでしょうか?(笑)

ともあれ前回、押尾コータローさんと初めて『東京』のステージに登場なさった際には
『飲み物も食べ物も途中で奪う』ライブを見せられ
『食べたかったら、他の日に来い(笑)』と話されてた甲斐さん(笑)

大人の時間を演出する『ビルボード・ライブ』とは言っても
やはり今回も『じっくり、ゆっくり』とはイカナイでしょうね(笑)
目一杯ハジケて楽しんで来てくださいね♪
コメント
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