ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

父の背中その4

2014-05-09 11:40:07 | 日記
お父様との縁が薄かったという甲斐さん
でも、お母様とお兄様方がおられたから寂しいと思ったことはないそうだ

ただ、日々の生活で子供にどう接すればいいのか
子供にとって父親とはどういう存在なのか
身をもって体験していないことでは戸惑われたらしい

幼いお嬢さんを抱きしめた時に跳ねのけようとする仕草をされ
好きだから、愛してるからといって
息が詰まるくらい接近すると
相手にとっては疎ましいだけなんだと気づかれたという

ご自分にとって大事なものは
1メートルの距離を置いて見つめていくべきだなと思われたそうだ

今になって、子供を思ってのこととはいえ
厳し過ぎたかなと思われることもあるんだとか…(苦笑)

よくお話しになっている家族ルールには…

食事をする時にテレビを消す
…但し、サッカー中継は除く(笑)

部屋に鍵を掛けない
…紛失物多し!?(爆)

門限は午後7時(爆)
…部活もおちおち出来ませんが…(笑)

挨拶と食事のマナーは
徹底して叩き込んだと話されてましたね

叱る時には、ご自分も正座して
足のシビレ具合を確認しながらだったとか…(笑)

ご自身が子供の頃、お婆様に正座をさせられ
お灸をすえられた経験がおありだからかな?(笑)

ご自分の出自を忘れたくないとおっしゃる甲斐さん

お子さん達にご自身が生まれた土地をお見せになったり
博多雑煮でお正月を迎えられたり…

イタリア移民みたいなものだ(笑)と話されてましたが
昼食に2時間かけるってホントにラテン系のご家族ですよね(笑)

核家族の核は、子供ではなく夫婦だという甲斐さん

ご夫婦だけで外食されることがあると聞いて
羨ましく思った女性ファンが多かったんだとか…(笑)

『川の字』ではなく子供部屋で眠る習慣づけをされたり
海外旅行に行かれる時
お子さん達はエコノミークラスに乗せられたり…

子供を一人の人間として認めることと
大人と子供を区別することは違う
それを曖昧にして甘やかしちゃダメなんだとおっしゃってました

でも『ベッドの下に怖いものなんていない』と
お嬢さんを寝かしつけられてたんですよね♪

お嬢さん方が暗い廊下を歩くのに
心細さから手を握りあって
どちらからともなく歌を歌い出されたのをご覧になった甲斐さん

ご自身も子供の頃、防空壕の跡を通られる際
やはり歌を歌ってたことを思い出されたそうだ(笑)

甲斐さんいわく…

自分の子供が産まれた時、絶対教えようと思ったのは
どんな時でもユーモアを言える人間になって欲しいってことだった
苦しくなった時、ちゃんと歌を歌える奴にね

…ちゃんと教えが活かされてますよね(笑)
それともDNAかな?(爆)

震災直後、家で泣いておられたお嬢さんに
『ご飯を作ろう』とおっしゃったことにも通じるものを感じました

甲斐バンドの解散を決められた際
大森さんの次に話されたのが上のお嬢さんで(笑)
3番目が奥様だったんだとか…

甲斐さんいわく…

『ここぞ』と男が決めたことに家族の意見が入ってきちゃうと
小難しくなったりするからさ

音楽はてめえがやってるものだからね
家族は曲も作ってくんないし、詞も書いてくんない(笑)

だから『結論だけパッと言った』という甲斐さん

離婚後のインタビューで
家にあったものは全て捨てたと話され
『そういうのって、結構キッパリやる方なんですよね』

『それは裏を返せば未練がましいところがあって
それを自分で知っているし、憎んでもいるから』

辛い決断を下された後に
情に流されるのがおイヤだったんでしょうね

ともあれ、これだけご家族の話をされたり
曲に書かれたりしても
『ロックミュージシャン』で在り続けておられること

還暦を越えても『色気』が衰えないこと
甲斐さんって『美魔男』なんですかね!?(笑)

余談ですが…

甲斐さんがお子さんと一緒に花火や金魚すくいをなさると…

線香花火の最後の粘りがなくて
『あのイジラシサはどこへ行ったんだ!?』とか(笑)

かつての金魚すくいの王者が、たった3匹だなんて
『ポイの紙の薄さを告発したい』とか(爆)

お子さんより一生懸命になられてるような気も…(爆)
コメント
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