こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

期を逃した

2016年04月05日 17時44分32秒 | Weblog
某産地から、やっとブランドシートが届いた。
自分としては、もう完全に忘れていたことだったので、「あれっ」という思いがした。
 
内容は薄っぺら。
ブランドシートの中に「中食・外食」という文字が入ってしまっている。
1ランク上の計画にも、量販店(安売りはしない)という文字が入ってしまっている。
そして、特別栽培ということだけで、米穀専門店限定と言うことらしい。
 
1.慣行栽培=中食・外食
2.慣行栽培(特選)=米穀専門店・量販店(安売りはしない)
3.特別栽培(特選)=米穀専門店限定
 
2と3の違いは、慣行栽培か特別栽培かの違いだけ。
これではブランド化は、確実に不可能だろう。
何を持って「ブランド」と言おうとしているのかも判らない。
 
特別栽培ということだけで取り扱っても、消費者は反応してくれるはずはない。
収穫が早いということも、今の時代では意味を持たない。
 
なので和穀の会には、産地としては一番の差別化と考えているのであろう「特別栽培米」の契約は、和穀の会としても米屋としても意味が無いと説明した。
契約するのなら、慣行栽培の「特選」というレベルでのみ検討した方が良いのではと提案した。
その方が自分たちとしては、量販店との価格問題が起きないし、消費者に対してもリーズナブルなお米として紹介できるからである。
 
誕生してから数年。
ブランド化を言い続けて同年たった。
その間、1つも先に進むことは無かった。
今回のブランドシートの内容も、差別化というレベルには微塵もなっていない。

量販店に並ぶと決まっているお米を、わざわざ高く買って、量販店よりも高く売る理由は、もう自分たち米屋には無いと思う。
「安売りをしない」と産地側が言っても、決定権は売り場にあるのだから、通用するはずもない。
実際、数日前に関西圏で起こった「さがびより」の安売りが、自分たち和穀の会会員の米屋からクレームとなってしまっていて、いままで育ててきた信頼関係が崩れ始めるという問題が出ている。
 
時既に遅し。
自分の力では「この品種は、もう育てられない」
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米屋のみで販売

2016年04月05日 17時10分35秒 | Weblog
秋田県の新しいお米「秋のきらめき」からの情報が更新されました。
 
小さな田んぼが連なる水沢地区で、秋田県の新品種「秋のきらめき」は栽培されます。
地域も小さく、生産量もほとんどないことから、「秋のきらめき」は、米屋のみが販売する品種として流通しています。
 
検索:秋のきらめき
https://www.facebook.com/秋のきらめき-475838242575392/?fref=nf
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「龍の瞳」試食イベント

2016年04月05日 17時00分20秒 | Weblog
急きょですが、岐阜県下呂市の「龍の瞳」の試食イベントを開催することとなりました。
具体的な内容は、これからとなりますが、開催日が決まりましたことを、先にお伝えいたします。 

・開催日:4月23日(土)雨天決行
・場 所:スズノブ本店店舗前(東京都目黒区中根2-1-15)
・時 間:10:00-16:00(予定)
・内 容:希少品種「龍の瞳」の試食販売
・その他:これから詰めていきます
 
https://www.ryunohitomi.jp/
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要望に応えて

2016年04月05日 15時48分42秒 | Weblog
先ほど、和穀の会との数量確認があって、契約を解除する産地が1か所。
産地側から提案があった差別化レベルを却下して、1ランク下で調整依頼。
いまだに契約が進んでいない産地については、産地の都合は認めず、もう契約はせず。
 
スズノブが契約していた数量については、いくつかの産地の契約を解除して、在庫がある限りというフリー扱いに変更となった。
 
その中で要望があったのが、「JA四万十厳選にこまる」と「伊万里深山米夢しずく」を、要望している米屋が多いことから、若干放出してほしいということ。
なので、「JA四万十厳選にこまる」を16袋(既にスズノブでも在庫切れ状態のため)と「伊万里深山米夢しずく」を68袋、和穀の会の米屋に対して放出することにした。
さらに、「逢地夢しずく」「逢地さがびより」「逢地ひのひかり」「ジアス佐渡の郷コシヒカリ」「朱鷺と暮らす郷8減」「巨木・ご神木・棚田米つや姫」「奥大山十七夜物語コシヒカリ」「石川えちゃけなコシヒカリ」についても、要望があれば契約数を減らして使用してよいことにした。
 
それでも全国の米屋からの要望からすると、「スズメの涙」にもならない数字で、1件に1袋程度しか届けられないとは思うが・・・
 
今回放出したブランド米を必要としている、和穀の会会員の米屋は、担当に問い合わせをしてみてほしい。
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契約確認

2016年04月05日 13時51分52秒 | Weblog
これから和穀の会と打合せをする。
理由は、契約していた産地の数字が合わないからだ。

どうやら、少し少し他店に売っていたら、思った以上に売れてしまっていて、自分の契約数に食い込んでしまっていたようである。
他店から「売りたい」という要望があった訳だから、非常に嬉しいことではある。
 
しかし困ったのが、スズノブのお米が足りなくなってしまったこと。
既に産地にも在庫は無いということから、追加したくても出来ない。
 
違う産地であれば、どうやら数量はあるようなのだが、元々産地指定で販売していたことから、新米まで産地を変えて販売するべきか、これで売切れとしてしまうか、どっちも不利であることから、悩んでしまっている。
 
それと、思った以上に売れない産地というか、自分の要望に応えてもらえないことから、売る気持ちが無くなってきてしまった産地についは、今の契約数字だと余ることは確実なので、それらの産地についても契約数量を見直して、少なくしてしまう予定。
 
もう4月だから、売れない産地については、スパッと切り捨てないと。
4ヶ月したら新米だものな。
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断熱材

2016年04月05日 09時17分13秒 | Weblog
北海道「芦別市きらきらぼし生産組合」からの情報が更新されました。

水槽の温度が下がりやすいという事で、水槽の外側に断熱材を貼って使用している例がありました。
さらに、災害時に体温を下げないようにするための銀のシートを巻いてから、断熱材を張っていた人もいました。

意外と効果があるそうです
 
検索:芦別市きらきらぼし生産組合
https://www.facebook.com/芦別市きらきらぼし生産組合-233740793625720/?fref=nf
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