こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

3時3時3時

2015年08月19日 09時24分31秒 | Weblog
一番実現させたかった計画は、水の泡と消えてしまった。
日本のお米と食文化の将来について、一つの光明となるだろうと思っていたので、残念しきりであるが、こればかりはどうすることも出来ない。
ただ諦めるだけ。

なのだが、まだ見捨てられたわけではないようだ。
色々な企画提案が続いている。
よって今も、未知の販路開拓の準備をしている。

しかし判らないことだらけで、なかなか思うようには準備が進まない。
結果として、今週に入ってからは、寝るのは27時ころ。
明日が提出期限となっているし、自分も明日から壱岐に行ってしまう。

入力しては、印刷して確認して。
修正しては、また印刷して確認しての繰り返し。
複数のファイルを開きっぱなして作業していることから、ダブル大画面の便利さを実感している。
(ちょこちょこマウスが何処にいるのか、判らなくなるが・・・)

しかし、さすがに眠い。
少しでも熟睡できればよいのだが、4時にはニャンコたちが起き始める。
それからは、寝ては起こされ、寝ては起こされ・・・
だから、実際に寝られるのは1時間程度。

目も疲れてしまっていて、重たいし痛い。
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漂流

2015年08月19日 08時38分30秒 | Weblog
北海道「ベストライス赤平」からの情報が更新されました。
中空知エコ米生産共和国のメンバーです。

産地のコメントについては、Facebook:BRakabira
https://www.facebook.com/pages/BRakabira/432581130249351?fref=ts

いもち病は北海道の水稲栽培において最も危険な病害であり、近年、道内ではいもち病の発生により減収した事例が多く見受けられます。その発生拡大の大きな要因として、現在普及している「ななつぼし」、「きらら397」等基幹品種のいもち病抵抗性が不十分である点があげられます。
一方、北海道ではクリーン農業を推進してきており、生産者は主に「ななつぼし」で、減農薬・有機栽培(YES!clean、特別栽培、有機JAS)などに取り組んでいます。しかし、いもち病による減収や周辺圃場へ影響を及ぼすリスクが高いため、その取り組みは減少傾向にあります。

「きたくりん」は、穂いもち圃場抵抗性が強く、従来行っている出穂期前後のいもち病薬剤防除(稲体に散布)を省略できます。加えて、割籾(籾の隙間から玄米が線状に見えているもの)の発生が現在の基幹品種より少なく、食味は食感が優れ「ななつぼし」と同程度からやや優る良食味です。
以上のことから、普及見込み地帯において、「きたくりん」を減農薬栽培の「ななつぼし」に置き換えることで、安定生産とクリーン農業の推進に貢献することができます。また、一般栽培におけるいもち病防除のコスト低減も可能となります。

食感(粘り・柔らかさ)が良好なため、「ななつぼし」並からやや優る食味評価となっています。
というのが「きたくりん」。

この考え方からいえば、農薬7.7%減の「高度クリーン栽培」で栽培することで、より付加価値がつくはずで、当初の計画は、そうなっていたのだが、北海道は、このお米を慣行栽培で普及させ始めた。

農薬を省くことが出来ない北海道で、唯一病気に強い品種であるにも関わらず、その特徴を無視して栽培面積を拡大してる北海道を、自分は理解できない。

「ゆめぴりか」の無理な販売計画で首が閉まることが判り切っている中で、消費者が求めている、より安全に栽培できるという特徴を無視する。
これが、自分とホクレンとのズレと、もめ事のスタートである。

羅針盤を失い、大海で漂流している北海道米は、果たしてこれから何処へ行くのだろうか?
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