こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

自分を批判するのはいいけどさぁ

2012年12月26日 22時04分38秒 | Weblog
今日の夕方、某米屋さんから、自分がテレビで紹介した「新潟県北魚沼産コシヒカリ レベルSA」のお米について、ブログで批判されているものがあるという連絡があった。

JAも既に、その米屋さんに対して、いい加減なコメントを書かないようにとクレームを入れてくれたらしいが、自分もそのブログを見つけて読んでみて、思わず笑ってしまった。

なぜなら、ブログという、全世界から見る事が出来る場で、思いっきり自分の無知さをさらけ出してしまっているからだ。

そのブログを、無断ではあるがコピーしてきた。

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先週土曜日お昼のTV メレンゲの出演

今日は、魚沼産のコシヒカリを食べてもらおうともってきました
ただ、普通の魚沼産ではなくSAランクです
一般では、Bランク
よくてAランクまでしか、はいりません
SAランクのお米はうちと農協さんだけしか、はいりません
とか

スズノブの西島さん
お米マイスターの5つ星をもっている?

新潟県魚沼産コシヒカリにAランク・Bランク・SAランク
そういうランク別は、していません

自分のお店のPRは、かまいませんけど
他の所は、入手できませんなど
悪口は、よくないのでは

北魚沼の長岡の農協が独自で判断して
SAランクとして、販売しているだけのお米でしょう

だいたい魚沼といえば
南魚沼産コシヒカリが一番最高の場所

マイスターをもっていない人でも
米屋をやっていれば、そのくらいは知っていると思いますよ

もう少し勉強しましょう

今年の新潟産コシヒカリは暑かった為2等米が多く
魚沼産も、同様で2等米が多い中
当店の魚沼産コシヒカリは1等米です
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だって。

多分自分のブログは、産地の人も、お米屋さんも見ているはず。
さて、どう思う、このブログの内容。

当たっている?
外れている?
勉強していないのは、自分かな?
それとも、書いた人かな?

そもそも、自分は悪口を言っているのかな???

それと、「だいたい魚沼といえば、南魚沼産コシヒカリが一番最高の場所。マイスターをもっていない人でも、米屋をやっていれば、そのくらいは知っていると思いますよ」って。

おいおい、そこだけが一番じゃないことは、時代の真実だよ。
南魚沼を超える場所は、全国に山ほどあるんだけど・・・

こういう言い方をするのであれば、穀物検定協会がやっている、特Aランキングは、全て南魚沼だけのはず。
全国で実施されている「お米のコンクール」も、南魚沼だけのはず。

そうだとしてら、なぜ「ゆめぴりか」「つや姫」「さがびより」などが出てくるのかな?
これから出てくる新品種は、もういらないのかな?

さて、どういう風に、説明してくれるのかなぁ????

穀物検定協会の皆さんの前や、お米マイスターのみんなの前。
さらに、頑張っている産地の前で、どうしてこういう言い方をしているのか、シッカリと説明してもらいたい。
その前で、堂々と自分に対して反論してほしいものだ。

この時代なのに、こういう考え方のお米屋さんも、まだいるんだね。
ビックリしたけど、怒るというよりも、呆れ返ってしまって、読みながら笑ってしまった。

これ、ブログに書き込んだんだよね。
全世界の人が見てしまうよ。(既に見てしまっているだろうけど・・・)

ブログは、良い面もあるけど悪い面もある、両刃の剣なんだから、使用は注意が必要だよ。
お米屋としての力量も、シッカリと見られてしまったと思うよ。


そうそう、自分の悪口を言うのは、全く持って構わないよ。
もともと米業界では、異端児だからね。
米業界からつけられたあだ名も「エイリアン」だし。
書かれても、今回みたいな反論は、面倒くさいから、もうしないから・・・
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汚染稲わらなど容積10分の1に

2012年12月26日 21時25分26秒 | Weblog
日本農業新聞e農netの2012年12月22日の記事に、「汚染稲わらなど容積10分の1に 農研機構が設備公開」というものがある。

内容は以下の通り
農研機構の中央農業総合研究センターと東北農業研究センターは21日、福島県川俣町で、放射性物質を含む稲わらや雑草、枝葉などの容積を減らす実験設備を公開した。
乾燥・粉砕し、ペレット状に圧縮成型処理することで容積を5分の1~10分の1に減らし、安定的に保管できるようにする。
農研機構は、実験結果を、大型プラントの製造に役立ててる考えだ。

この設備は、東京電力福島第1原子力発電所事故の影響で、放射性物質を含む稲わらや雑草、枝葉などが農地や林地で発生しているため、それらの容積を減らし安定的に貯蔵できるようにするのが狙い。
(1)荒粉砕
(2)火力乾燥
(3)ハンマーミルで粉砕
(4)複数の材料を混合処理
(5)ローラー・ディスクダイ式成形機によりペレット状に圧縮形成
(6)水分15%以下まで仕上げ乾燥――する。

放射性物質が作業時に周囲に飛散するのを防ぐ構造で、作業者や周辺の環境に影響を与えないよう集塵対策をとっている。

ペレットのかさ密度は1立方メートル500キロ以上。稲わら・雑草類は10分の1に、枝葉は5分の1~10分の1に、落葉類は20分の1に容積が減った。
9月に設置し、10月から稼働している。
というもの。

こういう事って、すごく大切なことなんだけど、意外とニュースにならないんだよな。


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やっぱりなぁ「自公政策合意 TPPは曖昧 公約に踏み込まず」

2012年12月26日 21時02分37秒 | Weblog
日本農業新聞e農netを見ていたら「第2次安倍内閣きょう発足 自公政策合意 TPPは曖昧 公約に踏み込まず (2012年12月26日)」という記事があった。

内容は以下の通り(途中から省略)
自民党の安倍晋三総裁と公明党の山口那津男代表は25日、国会内で会談し、自公連立政権の政策合意文書を交わした。
震災復興・減災対策や景気・経済対策、外交安保など八つの柱を掲げた。
環太平洋連携協定(TPP)については「国益にかなう最善の道を求める」とするにとどめ、衆院選公約で両党が示した内容には踏み込まなかった。
26日に発足する第2次安倍内閣が、公約を順守して政権を運営できるかが大きな焦点になる。

TPPについて、衆院選公約で自民党は「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、交渉参加に反対」などと明記。
公明党は、情報公開や国民的議論の不足を指摘し、国会に調査会や特別委員会を設置することを掲げた。

しかし政策合意では、TPPについて「国益にかなう最善の道を求める」とし、「反対」や「国民的議論」といった、交渉参加に慎重な姿勢を示すようような文言は盛り込まなかった。

来年1月にも行われる日米首脳会談にどう対応するかを含め、TPP交渉参加の是非をめぐって内閣や両党内で、国民への約束である公約に沿った検討が行われるか注視する必要がありそうだ。
というもの。

ほらほら始まった。
選挙前から判ってはいたのだが、やっぱり思っていた通りだった。
これから、もっとトーンダウンすると考えなければならないだろう。

国に頼るのではなく、自分たちで対策を考えなければな。
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特A米産地 ノウハウ紹介

2012年12月26日 20時48分21秒 | Weblog
日本農業新聞e農netの12月23日の記事になるのだが、「特A米産地 ノウハウ紹介 日本穀物検定協会が冊子」というのがあった。

内容は以下の通り
日本穀物検定協会は、「米の食味ランキング」で特Aの評価を受けた米産地のノウハウを記した「特Aへの道&米の消費拡大方策」の最新(2012年)版を発刊した。
品種開発や地域ぐるみのレベルアップ策など、合計11道県の取り組みなどを細かく掲載。
同協会は「農家の営農努力に加え、指導機関が連携し、産地指導ができている点が特A産地の共通点」と指摘する。
2000部を作製した。

「米の食味ランキング」は、生産調整の導入を機に1971年産からスタート。
近年では、最高評価の特Aを消費者へのアピール材料に使う動きも活発だ。
今回発刊された冊子では、11年産で特Aを取った15道県のうち11道県の事例を紹介している。

11年産で県として初めて特Aを取った三重県の事例では、行政やJAなどで構成する「伊賀米進行協議会」で設定した技術指導方針を、集落ごとに決めた「栽培推進員」を通して周知。
さらに食味値を生産者にフィードバックするなどして、「伊賀米」の高位平準化を図っていることが報告されている。

11年産で初の特Aとなった福岡県の高温耐性品種「元気つくし」では、JA全農ふくれんで、集荷施設ごとに成分分析や炊飯分析を実施し、結果を農家が共有。
また既存の「夢つくし」と販売を併存させるため、ターゲットを「県外産コシヒカリ」に限定。使用原料を1等米限定にするなど、販売面でも工夫していると報告している。
というもの。

興味のある人は、問い合わせをしてみるとよいだろう。
自分も1冊欲しいと思っているし。
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