こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

天空の郷ブランドの検討(高知県紀行)

2012年07月12日 11時31分44秒 | Weblog
11時半にJA四万十を出発して、高知市で昼食をとってから、長岡郡本山町の農業公社へ。

高知県を代表するだけでなく、いまや四国を代表するほどにまで育ってきている「天空の郷」。
 

一般的なブランド化であれば、ここまで育っていれば、「満足」という所も多い。
なのに、さすがに「天空の郷」は、まだまだという感じで、その上を求めている。

だから、ここまでやるのであれば、ここまでが必要という事を教えていった。

またまた、考えなければならない事が、解決しなければならなくなってしまったことが、多くなってしまった「天空の郷」であった。

空港に行く前に、棚田を見に行って、現場で話をしていたら、風景があっという間に一変。
まさに天空の郷

 
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四万十にこまる(高知県紀行)

2012年07月12日 11時15分12秒 | Weblog
打ち合わせが終わり、JA四万十の近くの水田へ。

雨の中での視察となってしまったが、視察した品種は「にこまる」。
稲の姿を見ても、「やっぱり、にこまるだなぁ~」という印象であった。



生育は悪くないと思える。

問題だったのは、次に見せてもらった「にこまる」。
この「にこまる」は、農協に出荷せずに、そのまま業者に行ってしまうお米らしいが・・・・

生育が悪いという訳ではないのだが、若干背丈が低い。
これについては、初期生育や肥料などによっても違いがあることから、なんとも言えないのが事実。

気になったのが、稲の背丈や現状からすると、稲の「葉色」が、薄く感じてしまうということ。
遠くから見渡している限りでは、周りの稲と変わりがないように見えていたのだが、側に来てみると、「あれ、なんか薄い」と違いが見えてしまったのだ。

でも、まだまだこれからなので、ここでの評価は、全く当てにならない。
それに、自分が仕入れる予定のお米でもないし・・・

気にしない方がよいのだろう。
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ブランド計画変更(高知県紀行)

2012年07月12日 11時05分51秒 | Weblog
9時からJA四万十で、ブランド化に向けた話し合いをした。

実は、自分が選んだ地域は、四万十川本流につながる、井細川という支流。
谷が深くて、川に沿って水田地帯が広がっている場所。
よって、ブランド化を進めるには、色々と問題が多いことは、最初から判り切っていた。
なので、話し合いの中でも、案の定「なかなか厳しい」ということになってしまった。

では、どのようなブランド化を進めていくのか。

JA四万十には「仁井田米」という地域ブランド米が既にある。
それとの違いを明確にしなければ、新しいブランド米を作る理由がなくなってしまう。
施設や管理などの問題も出てくる。

もろもろを考えた結果、今販売されている「特選・仁井田米」を超える品質を目指した、ブランド米を作っていく予定。

そう。
あくまでも「予定」

今回のことを考慮して、JA四万十内で、色々と話し合っていることだろう。
その結果を受けて、新たにブランド化を計画し直さなければ・・・・
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やっぱり雨男(高知県紀行)

2012年07月12日 10時51分27秒 | Weblog
宿泊したのは、高知県の四万十町にある山里の温泉、ホテル松葉川温泉。
(ホテル松葉川温泉 http://www.matsubakawa.jp/)
ここの温泉は、江戸時代にはすでに霊泉と知られていて、その効用は数多くて、四国有数の泉質を誇るんだって。
【 温泉成分 】単純泉(硫黄)=緊張性アルカリ性冷鉱泉=
【 医治効用 】慢性関節リウマチ、神経痛、神経炎、慢性皮膚病、慢性婦人科疾患、糖尿病、慢性金属中毒症、慢性筋肉リウマチ、便秘、神経麻痺慢性気管支カタルなど、そして美肌効果のあるんだって。
でも、頭の毛がはえる効果は、ないらしい・・・

とにかく、音が全くしないところなので、ぐっすり寝ることはできた。
(懇親会で飲みすぎていたから、トイレには何度も起きたけれど・・・)

深夜は、まだ降っていなかったのだけれど、明け方から、やっぱり雨。
それも、結構の雨量。

雨男伝説は続く・・・
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講演会(高知県紀行)

2012年07月12日 10時23分09秒 | Weblog
15時からJA四万十内で、四万十米ブランドに向けた講演会をした。

農協としても、生産者としても、自分が話している内容のようなことは、いまだかつて聞いたことがなかったのだろう。
だから最初は、可なり戸惑っていたようだったし、聞いている7割程度の人たちが、たぶん否定的だったのできないだろうか。

しかし正直言って、この内容が理解できないというのであれば、ブランド化は無理であろう。
ブランド化をしていくためには、消費地の現状というものを、しっかりと理解しておかなければらならない。
「大体、理解していればよい」、「そんなことは売る側に任せておけばよい」という意見も聞くが、それは大きな間違いである。

消費地が求めるお米を作って、それが安定的に売れて、食べ続けてもらえる状況になって、はじめてブランド化のスタートを切ったということになる。

会場には、他産地「ひのひかり」と「にこまる」の、米粒についての検査結果と、そのお米が並べらられていたが、実際、どれだけの生産者が、自分たちのお米と他産地のお米とのレベルの差について、理解することができたのだろうか。

講演会の中では、消費地の現状だけでなく、SBS米とTPPの話もした。
産地が崩壊していく理由も話した。
だから、ブランド化が必要なのだという話もした。

さて、どこまで理解し、実行に移していけるのだろうか。
自分としては見守るしかない。
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JA四万十(高知県紀行)

2012年07月12日 10時06分38秒 | Weblog
昼食をとってから、一気に高速に乗ってJA四万十へ。

JA四万十までは、距離にして80キロ以上あるのだから、2時間弱の、チョットしたドライブとなってしまう。
雨男の自分にしては珍しい「晴れの日」なので、乗っていて気持ちがよかった。

JA四万十に着いたら、チョットだけ農協に立ち寄ってから、ブランド化予定の地域を視察しに行った。

この地域を選んだのは、以前の打ち合わせの時に見た、白地図(しろちず・はくちず:国・島などの輪郭だけが描かれていて、地名その他の細部の記号や文字が記入されていない地図)で探しただけ。
だから現地を見るのは初めて。

地図から、谷が深くて、水田面積が多くない事は把握している。
だからこそ、ブランド米を作って行くには、コントロールしやすいし、外部の業者などから、荒らされていないということもあって、候補地域になったのだ。

行ってみると、道幅も狭く、ひどい場所は片側通行しかできないが、風景は、テレビなどで良く紹介されている、綺麗な四万十のイメージそのまま。


四万十川の本流ではなく支流のため、水も透き通っているし、色も豊か。

 

このイメージのままで、消費者に説明できると、支持してくれる人は多いだろうと思えた。
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南国市(高知県紀行)

2012年07月12日 09時45分46秒 | Weblog
火曜日朝一番の。羽田発高知行きに乗り、9時半に高知空港へ。

南国市の人が迎えに来てくれているので、そのまま生産者に会うために現地へ向かっていった。

晴れの良い天気だったことから、稲も元気に育っていた。


南国市で栽培してもらっている品種は、「南国そだち」と「コシヒカリ」。
8月初めには「南国そだち」が入荷し、8月中に「コシヒカリ」が入荷してくる。

一般的に「南国そだち」は、20日ころから稲刈りが始まるそうであるが、自分が頼んでいるお米にっていては、完熟米仕様のため、5日程度遅らしてもらう予定となっている。

このまま、大雨などがなければ、お米はダメージを受けないで済むのだが、今日は大分県と熊本県で避難指示が出ているし、高知県も大雨になっているようなので、ちょっと心配している。
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