The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

ニッポンの政治的未来 下

2017-10-15 03:19:27 | 世界経済
 
 昨夜の「ブラタモリ」は黒部ダムの秘話、資金を出している世界銀行は、高さが186メートルのプランを150メートルにするようにクレームをつけてきた、しかし、そうすると水量が半分になり、計画通りの電力が確保できない、そこで、関西電力は。徹底したロック検査をして岩盤が大丈夫だと証明し、世界銀行の説得に成功した、当時のエンジニアの意地と気骨が伝わって来た。
 
 ところで、官僚はキレイな答案を書きたがる、しかし、経済現象は1秒1秒変化していて。その素顔を見せたがらない、また、官僚たちは、生々しい現実よりも整然とした数字に魅了され、汚れて浮気なナマの現実の世界を遠ざける、だから、民間の経済人の方が分かっているのかもしれない、しかし、
 「いそがしくて いそがしくて」
 「とても そっちの方には目が向かない」
 また、生々しい現実にとっぷりとつかっているから、
 「大局的な見方ができない」

 今回のニッサンや神戸製鋼、おっとエア・バックのタカタは中国系企業に買収されるようだ、経団連のリーダーたちは、何をしていたのか。

 現実のモンダイに素早く対処すべきだ、法華経に、
 「我 法王となりて 法において自在なり」

 「法」とは現象のこと、つまりstatic に解釈するのではなく、dynamicに対応していくこと、こんないいヒントがあった、だから、道元禅に目をつけたアップルのジョブズは、
 「さすがだなあー」
 それにひきかえ、この国の政治家や経済人は・・・

 「ほろびなさい ほろびてしまいなさい」
 「どうして ほろびることができようか」
 「・・・」
 「すでに ほろびてしまっているではないか」

 もう、手遅れなのかもしれない。

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