The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

鎌倉に行く 3

2019-09-13 08:54:28 | 世界経済

 貧しい若者の家の戸をたたく人がいます、
 「おねがいします ひとばん とめてください」
 美しい若いおんなの人なのです。

 「それじゃあ わたしは 馬小屋でねます
   アオよ きれいなヒトだね 
   ダンナに ウンがまわってきたんでさあー
   そうかな 
   あのヒト ダンナがすきなんですよ ヒッヒッヒッ・ヒーン」
 
 それから、若者とその女性はいっしょに生活しました、女性はいいにおいがします。
 「若いおなごは こんな香りがするもんなんですよ」

 冬が近づくと女性は元気がなくなり、終に、たおれました、苦しい息で、
 「わたしは あの時 ふまれそうになった野の花です」
 「たすけてもらって うれしかった 毎日毎日 あなたのすがたを見ていたのです あなたの歌を聴いていたのです」

 そう言って、息絶えた、野の花に妖精を見て、野の風に妖精の歌を聞く、大陸の西と東に、なんと不思議な一致があったのでしょうか。

 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。