この列島には、不思議な地域がある、
紀の国の 高野の奥の 古寺に
杉のしずくを 聞きあかしつ
平安から江戸時代の千数百年間、高野山の奥の道場で、神秘な行法が行じられていたのかもしれない、
怪を見ても 怪とせずんば その怪 失せる
これは禅宗、だが、こちらは、
阿字の子が 阿字のふるさと立ち出でて
また立ちもどる 阿字のふるさと
その故郷には、魑魅魍魎・ちみもうりょう の世界がふくまれていたのではあるまいか、そして、意識を飛ばして、
「月に 行く」
「かぐや姫 ばばあになっていたよ」
さらに火星にちょいと、
「100万年前の火星の川は 水が流れていた」
さらにさらに、多元宇宙を見下ろす、そして、
「これが ブラックホールか」
おっと、
「あぶない あぶない」
密教の経典には、
「いくつもの宇宙が 描写されている」