5Gの何十倍何百倍の高速情報系が、人形と老女の間に成立していたのかもしれない。
ヨコハマの家にもどり、部屋のスミにあの人形が、
「ケタケタ」
「ギョエー」
うれしそうに、
「ケタケタのケタ」
とんでもないことが起きてしまった、
「フホウカタクシンニュウ(不法家宅侵入)だぞ」
「ケタケタ」
ちょっと大きくなった、
「こいつは 怒りや不幸・悲しみで成長するんだな」
ほっておこうか、ところが寝ようとすると、天井イッパイに広がり、
「ケタケタの100乗」
ずいぶん大きくなっている、その時、
「そうだ 悪いコトは悪いヒトに聞こう」