貿易において、輸出では代金を受け取り、輸入では代金を支払う、どの通貨にするか、これまでは、信用と実力のあるドルだったが、ここのところ人民元に人気が出てきた。
平成23年度上半期のニッポンにおいては、
輸出取引 (%) 輸入取引
米ドル 47 72
円建て 42 23
ユーロ 7 3
その他 4 2
輸出輸入とも、米ドル建てがメインで、輸出で47%・輸入で72%、そのため、1ドルが119円か120円では、タイヘンな差額になる、なお、平成26年の貿易総額は、
輸出 73兆 930億円
輸入 85兆9091億円
最近、人民元での決済が増加しており、2013年度には円建て決済を凌駕し、2014年には2倍の8200億ドルであった、人民元の影響力が増大しているのだ、なお、人民元の公認使用国は、
中国
ジンバブエ
非公認使用国・地域は、
香港
マカオ
北朝鮮
モンゴル
ベトナム
ミャンマー
- 2006 The Wirld Factbook -
アジアインフラ投資銀行の背景には、人民元の影響力の拡大がある。