日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

トラヤヌスのフォロから出土されたディオニュソス神の頭部&ネロの秘密の部屋の発見のニュース(2019年5月)

2019年06月02日 | イタリアの歴史
トラヤヌスのフォロから出土されたディオニュソス神の頭部&ネロの秘密の部屋の発見のニュース(2019年5月)




先日のピアッツアイタリアの「ローマ歴史講座」(5/26)で ちょうどハドリアヌスをやってた時に ふと 
「おととい トラヤヌスのフォロから 大理石のディオニュソス神の頭部が出土されたんですよね~」と
先生がおっしゃったので 「あっ もしかしてこれですよね~?」と取り出しました新聞記事!!
ん~準備しといてよかった ^^) _旦~~


フォーリ・インペリアーリ
 ローマのトライアヌス帝のフォロの工事現場から 大理石のディオニュソス(Dioniso)神の頭部が出土したというニュースです

via Alessandrinaで昨年12月に再開された掘削(scavi)で トラヤヌスのフォロと道をつなぐ工事で見つかった"bellissima sorpresa"(嬉しいサプライズ)とのこと

"Fori imperiali, dagli scavi riemerge una testa di divinità: è Dioniso"の記事は こちら


先生も昔 ナポリで船が一艘まるまる出土してきたことがあったというお話をしてくださり イタリアはどこもそんな感じよ...とのこと

以前読んだ アレッサンドロ・ジェレヴィーニ先生のエッセイ集「dolce italiano」の中にも 親戚の家のそばの工事現場から 突然遺跡が発見されたため工事が中断...とかいうエッセイがあったのを思い出しました


ついでに 「ネロの黄金宮殿、「秘密の部屋」を発見(2019.5.11)」というニュースも...

ネロ皇帝のドムス・アウレア(Domus Aurea/黄金宮殿)で 修復作業中にきめ細かなフレスコ画で飾られた秘密の部屋が見つかったというもの

考古学チームは 秘密の部屋につながる穴を偶然発見したそうです
その部屋はケンタウロスやギリシャ神話の神パンなどの 神話に関する絵で彩られており この部屋を
サーラ・デッラ・スフィンジェ(Sala della Sfinge/スフィンクスの間)」と命名したそうです

この大発見は 「紀元60年代のローマの雰囲気」を垣間見ることができるものだそうで 部屋はとても華やかで
保存状態もとてもよいそうです
 
記事は こちら




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