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日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

「静かなる詩心 イエラ・マリの絵本展」開催のお知らせ(2014.11.22~2015.1.12)@板橋区立美術館

2014年11月11日 | イタリアの美術館・博物館
「静かなる詩心 イエラ・マリの絵本展」開催のお知らせ(2014.11.22~2015,1,12)@板橋区立美術館

静かなる詩心 イエラ・マリの絵本展」が開催されます
会期:2014年11月22日(土)~2015年1月12日(月・祝)
於 板橋区立美術館
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜(ただし11月24日・1月12日は祝日のため開館し、11月25日は休館)、12月29日〜1月3日

観覧料:一般650円 高校・大学生450円 小・中学生200円他

主催:板橋区立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
 
    * * *

1950〜60年代、経済成長期にあったミラノは、イタリアのデザイン発信地となっていました。そのような時代に絵本の制作を始め、わずか8冊で忘れえない作家となったイエラ・マリ(Iela Mari)。その知られざる生涯と絵本の制作過程に迫る展覧会です。

イエラは、1931年ミラノに生まれ、ブレラ国立美術学校で絵画を学びます。そこで出会ったエンツォ・マリと結婚し、1960年代半ばまで生活を共にしました。デザイナーとして仕事をしていた2人は、子育てをしながら新しい絵本の構想を練り、1960年、『りんごとちょう』を発表します。

その後イエラは、イタリアの子どもの本の歴史に大きな足跡を残したエンメ出版と出会います。代表作『あかいふうせん』『木のうた』を含め、1967年から10数年間に、同社で8冊が刊行されました(うち2冊はエンツォとの共作で、『りんごとちょう』改訂版を含む)。その後、長い間世間から隠れるように暮らしたイエラは、多くのことを語ることなく2014年1月、逝去しました。

テキストに頼ることなく、生命の循環や形態の移り変わりを絵が物語っていくイエラ・マリの絵本は、現在も多くの人たちに影響を与えつづけています。本展では、8冊の絵本すべてについて貴重な原画や試作本などを一堂に展示し、その仕事に迫ります。

また各国で出版されているさまざまな「字のない絵本」をあわせて紹介します。

詳しくは こちら
* 関連イベントもいろいろあります


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