日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

建築の皮膚と体温-イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界- 展(2014.9.4~11.22)

2014年08月23日 | イタリアの美術館・博物館
「建築の皮膚と体温-イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界- 展」のお知らせ(2014.9.4~11.22)@ LIXILギャラリー


ジオ・ポンティ(Gio Ponti : 1891-1979)は、ミラノを拠点に幅広い分野で活躍した建築家、デザイナー、画家、編集者で、「イタリアモダンデザインの父」と呼ばれています。

本展では、建築家としてのポンティに焦点をあて、モダニストでありながら、建築の表面に様々な表情を与えようとしたポンティのこだわりを読み解きます。

建築の皮膚と体温 ~イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界~」展
2014年9月4日(木)~11月22日(月)
於  LIXILギャラリー (中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA2F)
(地下鉄銀座線「京橋」駅 より徒歩1分、地下鉄有楽町線「銀座一丁目」駅より徒歩3分他)
開館時間 10:00AM~6:00PM ※入場無料  休 館 日 水曜日

      *       *       * 

 │展覧会の見どころ│ 

ジオ・ポンティは、イタリアの陶磁器メーカー、リチャード・ジノリのアートディレクター時代に培った素養を活かした陶器、カトラリーや食器のデザインから、家具や高層ビルの設計まで手がけるなど、多彩なマテリアルと戯れる稀有な存在として、近年、ヨーロッパを中心に世界各国で再評価が進んでいます。

本展は、ポンティの多岐にわたる活躍の中でも建築家としての作品に注目し、視覚的効果を多用した 独特の建築表現を紹介します。20世紀初頭のモダニズム以降、建築の“表面”には人間的な温かみや楽しさ、手仕事や装飾の魅力が置き去りにされる傾向がありました。

一方、ポンティはモダニストでありながらも、建築の“表面”の表現を模索し、工業製品に手仕事を介在させて、そこに質感や温もりといった「皮膚感覚」を与えました。特に1950 年代以降、ポンティは建築という重さを伴う存在のなかに、「軽やかさ」と「薄さ」を追求します。

その結果行き着いた建築の「皮膚」(表面)への こだわりを、彼が好んで用いたマテリアルである陶磁器(タイル)を中心に、建築思考を伝える格言や独自のグラフィックなどから多角的に読み解きます。

なお、本展は、2013年11月2日から2014年3月18日まで、愛知県常滑市で㈱LIXILが運営する、土とやきものの文化施設「INAXライブミュージアム」にて開催した同展を、大阪(2014.6-8月終了)、東京のLIXILギャラリーの巡回展として、映像、ポンティの言葉 など展示資料を加え、空間も新たに展開します。

* 写真: 小石形のタイルが埋め込まれた壁面/ホテル・パルコ・デイ・プリンチピ(イタリア、ソレント 1960-1962)のレセプション
撮影/梶原敏英


* 詳しくは こちら

* 愛知県常滑焼といえば その昔(笑)結婚式の引き出物に使わせていただきました 今も愛用しています 懐かしいです...
 
* 掲載を許可していただきましたLIXILギャラリー様に 心よりお礼申し上げます


* 蝉の声に交じって昨夜はようやく秋の虫の声が...少しずつ暑さも和らぎつつありますね

さて 今日からいよいよ渋谷Bunkamuraで カンヌ国際映画祭、アカデミー賞最優秀外国語映画賞等を受賞した『グレートビューティー/追憶のローマ(伊題:La grande bellezza)』が公開されますね!!

 


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