「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」開催記念講演会(2012.3.31於イタリア文化会館アニエッリ・ホール)
「レオナルド・ダ・ビンチ美の理想展」開始&開催記念講演会に行って来ました(2012.3.31)
いよいよ「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」(東急文化村ミュージアム)が開始されました!!
初日(2012.3.31)午後に イタリア文化会館 アニエッリホールで行われた開催記念講演会に行って来ました:
講師はアレッサンドロ・ヴェッツォージ氏/Alessandro Vezzosi(展覧会監修者、レオナルド・ダ・ヴィンチ理想博物館館長)
彼は同展の監修者であり レオナルド・ダ・ヴィンチ研究の第一人者でもあります
この日は文化村ザ・ミュージアムの開幕のあとで 午後はイタリア文化会館にて様々なスライドと共に 今回の展示会の主な見どころや ダビンチの絵画のすばらしさを講演してくださいました
特に「もうひとつのモナ・リザ」と話題を集める絵画群については 今まで専門家でも見る機会のほとんどなかった貴重な作品が今回初めて展示されるとのこと そのお話とともにスクリーンに「アイルワ―スのモナ・リザ」の絵が写しだされると 会場からため息が…
これはかの有名なモナ・リザよりも顔立ちが若く (ルーブルの作品の完成以前とされるため) 個人蔵だったため世界初の公開となるそうです
他にも「裸のモナ・リザ」(レオナルド・ダ・ヴィンチ構想、愛弟子のサライ帰属)があります (世界でも他に十数点あります) *「帰属」とは総合的な判断による
今回初めて来日する「ほつれ髪の女」の展示は 「震災から立ち直ろうとしている日本の皆さんへのオマージュ」(ペトローネ大使)とのこと
他にも「岩窟の聖母(ルーブルとロンドンにふたつありこれも諸説ある作品)」 「カーネーションの聖母(ラファエロとその工房帰属、赤いカ―ネーションを持つ幼子イエスと聖母が描かれている)」「ロマの少女(ダ・ビンチと同時代の画家ボッカッチーノ作、こちらを見つめるロマの少女の瞳に吸いこまれそう)」「少女の頭部(「紡錘の聖母」の素描のひとつとされる)*この絵は4月22日までの展示です」「衣紋の習作(ヴェロッキオ工房時代の作品で あたかもそこに人体があるかのように衣紋を描く観察眼に注目)」 「柳の枝の飾り文様」(レオナルド・ダ・ヴィンチの象徴的なエンブレム) 等が展示されており その詳しい説明がなされました
この講演会では 歴史的なレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画の 「謎解き」のための多くのサジェスチョンが紹介されましたが 作者やモデルの説を これとは断定せずに 問題を提示し 皆さんの想像性を高めて議論を深めてほしい とのしめくくりでした
「クロ・リュセ城 レオナルド・ダ・ヴィンチパーク」(フランス)についても パンフレット等で紹介がありました
またチラシには 「出品作品の約9割が日本初公開となる本展は ダ・ビンチの魅力を存分に堪能てきるかつてない展覧会です」とありました
*このダ・ビンチ展の準備として 以前からダ・ビンチの本を読んだり 新聞記事をスクラップしたり この講演内容をまとめたり等 自分なりに努力しておりますが なにぶん素人ですのでご容赦ください
皆さまに観に行っていただきたい一心で この記事をまとめましたm(_ _)m
ダピンチ展のみどころは こちら (上記作品の写真あり)
毎日新聞「開幕記念講演会に300人」は こちら
同 「巨匠が追及した美」は こちら
開催のお知らせの記事は こちら
まだまだあります(笑):
「ほつれ髪の女」日本初公開のニュースは こちら:
ダビンチ展内覧会のニュースは こちら:
なんと!!映画「レオナルド・ダ・ヴィンチ展 in シアター」も公開されるとあります(4/21公開)
詳しくは こちら
*講演会終了後 会場のイタリア文化会館アニエッリ・ホールから1階のエキシビジョン・ホールに上がると そこでは既に「イタリアブックフェア2012」が始まっており(2012.3.29~4.9) 沢山の人たちがイタリア関連書籍に見入っていました こちらも堪能いたしました
私も早く「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」に行きたいです!!)
*テレビ東京「美の巨人たち」(4/7)で「ほつれ髪の女」が取り上げられました
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「レオナルド・ダ・ビンチ美の理想展」開始&開催記念講演会に行って来ました(2012.3.31)
いよいよ「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」(東急文化村ミュージアム)が開始されました!!
初日(2012.3.31)午後に イタリア文化会館 アニエッリホールで行われた開催記念講演会に行って来ました:
講師はアレッサンドロ・ヴェッツォージ氏/Alessandro Vezzosi(展覧会監修者、レオナルド・ダ・ヴィンチ理想博物館館長)
彼は同展の監修者であり レオナルド・ダ・ヴィンチ研究の第一人者でもあります
この日は文化村ザ・ミュージアムの開幕のあとで 午後はイタリア文化会館にて様々なスライドと共に 今回の展示会の主な見どころや ダビンチの絵画のすばらしさを講演してくださいました
特に「もうひとつのモナ・リザ」と話題を集める絵画群については 今まで専門家でも見る機会のほとんどなかった貴重な作品が今回初めて展示されるとのこと そのお話とともにスクリーンに「アイルワ―スのモナ・リザ」の絵が写しだされると 会場からため息が…
これはかの有名なモナ・リザよりも顔立ちが若く (ルーブルの作品の完成以前とされるため) 個人蔵だったため世界初の公開となるそうです
他にも「裸のモナ・リザ」(レオナルド・ダ・ヴィンチ構想、愛弟子のサライ帰属)があります (世界でも他に十数点あります) *「帰属」とは総合的な判断による
今回初めて来日する「ほつれ髪の女」の展示は 「震災から立ち直ろうとしている日本の皆さんへのオマージュ」(ペトローネ大使)とのこと
他にも「岩窟の聖母(ルーブルとロンドンにふたつありこれも諸説ある作品)」 「カーネーションの聖母(ラファエロとその工房帰属、赤いカ―ネーションを持つ幼子イエスと聖母が描かれている)」「ロマの少女(ダ・ビンチと同時代の画家ボッカッチーノ作、こちらを見つめるロマの少女の瞳に吸いこまれそう)」「少女の頭部(「紡錘の聖母」の素描のひとつとされる)*この絵は4月22日までの展示です」「衣紋の習作(ヴェロッキオ工房時代の作品で あたかもそこに人体があるかのように衣紋を描く観察眼に注目)」 「柳の枝の飾り文様」(レオナルド・ダ・ヴィンチの象徴的なエンブレム) 等が展示されており その詳しい説明がなされました
この講演会では 歴史的なレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画の 「謎解き」のための多くのサジェスチョンが紹介されましたが 作者やモデルの説を これとは断定せずに 問題を提示し 皆さんの想像性を高めて議論を深めてほしい とのしめくくりでした
「クロ・リュセ城 レオナルド・ダ・ヴィンチパーク」(フランス)についても パンフレット等で紹介がありました
またチラシには 「出品作品の約9割が日本初公開となる本展は ダ・ビンチの魅力を存分に堪能てきるかつてない展覧会です」とありました
*このダ・ビンチ展の準備として 以前からダ・ビンチの本を読んだり 新聞記事をスクラップしたり この講演内容をまとめたり等 自分なりに努力しておりますが なにぶん素人ですのでご容赦ください
皆さまに観に行っていただきたい一心で この記事をまとめましたm(_ _)m
ダピンチ展のみどころは こちら (上記作品の写真あり)
毎日新聞「開幕記念講演会に300人」は こちら
同 「巨匠が追及した美」は こちら
開催のお知らせの記事は こちら
まだまだあります(笑):
「ほつれ髪の女」日本初公開のニュースは こちら:
ダビンチ展内覧会のニュースは こちら:
なんと!!映画「レオナルド・ダ・ヴィンチ展 in シアター」も公開されるとあります(4/21公開)
詳しくは こちら
*講演会終了後 会場のイタリア文化会館アニエッリ・ホールから1階のエキシビジョン・ホールに上がると そこでは既に「イタリアブックフェア2012」が始まっており(2012.3.29~4.9) 沢山の人たちがイタリア関連書籍に見入っていました こちらも堪能いたしました
私も早く「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」に行きたいです!!)
*テレビ東京「美の巨人たち」(4/7)で「ほつれ髪の女」が取り上げられました
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