この連休、期待ほどは手が進まなかったけど、
手を動かせたものについて。
まずはこれ。
http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/1083.html
この日にブレッドボードで組んで実験した回路を
Cタイプサイズの基板に組んでみたところ。
ICソケットの右半分と左半分にインダクタの足が
跨るように(片足を白と黒に)すると計測できる
って代物。
赤と黒の線の先に周波数計測機器を繋げばok。
ちなみに…
ハンダづけした後で逆に取り付けたことに気付く
事って、あるよねぇ?
まぁ、この回路については極性を逆に繋いでも特に
支障は無いので放置。
ちなみに裏面はこんな状態。(キャッ、見ないで!)
ネジ止めは、電池の抜き差しの際にハンダづけ部分に
掛かる負担を軽減する物。
ただし電池1本用のボックスだと、幅が狭いために
M3ネジはネジ止めするスペースが厳しくなります。
で、考えたのがこれ。
ネジ山の皿の部分をこんな風にニッパでバッサリ。
金属じゃないから、ニッパでも簡単。
ボックスにも干渉する部分や電池と干渉する部分は
ニッパでバッサリ。
それにしても、この秋月の足が生えた電池ボックス。便利!
基板に直接電池ボックスを取り付ける時にgood。
これで、詳細不明のジャンクインダクタを買ってきても
インダクタンスが測れるってもの。
あとは例のNJM2360の実験。色々パーツを厳選した結果、
とりあえず2W以上を安定して出力できるようにはなった
みたい。みたいなんだけど…
今回の登場人物たち。
右から10uHの3.8Aタイプ、10uHの3.6Aタイプ、
22uHの2.8Aタイプ、100uHの5Aタイプの4つを
用意しておいたんだけど、100uHのは白いパーツ
が邪魔になって挿せなかったので、代わりに買い置きの
一回り小さいこのNECトーキンの110uH3Aタイプ
を使用しました。
スイッチングトランジスタには、NJM2360の外部に
2SC3709Aを接続。
(その他2SC3422や2SD2012も使用)
トランジスタの定格や流す電流などにあわせて
各定数を適当に設定。
で、実験結果がこれ。
njm2360_test_result3.xls
執念が実って、9Vの34Ω負荷でも安定してドライブ
できる組み合わせが判ったものの、さすがにブレッド
ボードの限界かな…
瞬間的には電池から数アンペア取り出している計算
だから…
ちゃんと基板作れば、この表以外でもそれなりに
電力取り出せるのかもね…。
それと、10uHではちょっと容量不足だったみたい。
どちらもあまり取り出せなかった…
千石で買ってきた22uH(80円)がナカナカ使える
ことがわかってgood。
タイミングコンデンサ的には、1000pfだと周波数
が遅すぎるようで、150pfだとon/offのデューティー比
がイマイチっぽい。(データシート参照)
330pfはNJM2360のスペックをイイカンジに引き出して
いるような感じ。
2SD2012はTR自体がアッチッチになっちゃってダメ。
定数設定が悪かったのか…
Vce(sat)は0.4vと低めで魅力的だったんだけど…
Ftの低さか?
それにしても、NECトーキンの110uHで3Aのタイプ
はいいパフォーマンスを搾り出してるなぁ。47uHとか
22uHとかも店頭の品揃えが良いと良いんだけどなぁ。
なんとなく解った事について。
インダクタの容量が小さいと、一度に貯めておける電力
が小さくて出力が上げられず、逆にインダクタの容量が
大きいと交流電流に対するインピーダンスが大きくなって、
やはり出力が落ちる…って感じなのかな?。
スイッチング周波数とインダクタンスのちょうどいい
バランスがあるんだろうな…と。
この連休、結局、ネタ工作の方は部品ぞろえだけで
工作までは進められなかったなぁ…
ネタ工作の方はまた今度だな。
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