アセンブラで組んだFFTとテストプログラムに、
前に作ったウクレレの弦を弾いてADC掛けたもの
を入力してみることに。
イザ!
Cの音を弾いてみたところ。毎秒2000サンプルで128点。
Cはおよそ261Hzなんだけど、この通り266Hzのところに
ピークが立って、そこから時間を追うにつれて減衰して
いくのが見て取れる。思ってた以上にキレイ。
それと、グラフだと順序が判りにくいんだけど、
弦を弾いてから音が出るまでの間には、想定どおり
直流付近にピークが一瞬出る。
そのあたりはおよそ想定していた通り。よし、よし。
他のフレットも大体いい感じなんだけど、基音と
倍音成分の大小関係が微妙に崩れたりするところ
があるので、その辺の調整をきっちりとしないと
間違った音を拾ってしまう恐れがあるな…。
まぁ、弦から出た信号をFFT通して周波数成分として
取り出せたから、ここが超えられれば技術的な難点
はもはや皆無。あとは実際に弾いてみた時の感覚
的なチューニングだけのはず。
あと、FFT計算結果のレンジがちょっと狭いから、
FFTライブラリを少し弄りなおして、もう少し大きい
値を吐くように直そうかな…
それにしても、現状のブレッドボードベースの実験
は厳しいので、そろそろ4弦分そろった専用ボード
とピックアップが欲しいところ。
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