昨日に続いて、新しく買った格安オシロ、Hantek 6022BE
のクセをもうちょっと探ってみる。
まず、USBケーブル。オシロ側は普通のUSB-Bで、PC側が
二股に分かれてるUSB-A(両方とも)っていう、変なケーブル
だったりするんだけど、ホントにPC側を2個両方挿さないと
いけないのか?っていう件。
USB-Aコネクタは、赤と黒の2つになっているんだけど、試しに
黒だけをPCに挿してみたら、普通に動作できた。なので、多分
赤は挿す必要なくて、黒だけで大丈夫みたい。
(DSO-2150の時からずっと、両方挿さないとだめなんだと
おもってたよ…)
次。データ保存用のファイル形式。
昨日、あれこれの形式で、キャプチャした波形のデータを
保存してみたんだけど、大別して画像データ系と、素の数値
データ系だった。
で、rfcっていう拡張子については、よくわからなかったので
弄ってなかったんだけど、どうやら、Hantekのオシロの内部
データにネイティブに対応しているのがこの形式みたい。
このrfc形式でデータを一旦保存しておいてから、あらためて
ファイルを読み込んでみると、保存しておいた波形データを
改めて、グラフィック画面上に表示できるっていうことみたい。
(実際できた)
整理すると、jpegやBMPみたいな「画像データとして保存」
する方法と、CSVやEXCELみたいに「数値データとして保存」
する方法に加え、rfcという「ネイティブな内部データ形式」
として保存する方法の、大きく3つのパターンがあるって
ことなのかな。
次。FFT。
FFTは、「加減乗除」アイコンをクリックすると出てくるのは
わかったんだけど、HantekのPCアプリって、FFTの表示に
スケールが表示されないので、波形が表示されても、それが
どんな意味なのかがいまいちよくわからないんだよな…と。
加減乗除アイコンをクリックすると、これが出てくる。
とりあえず、FFTをオンにして、スケールはdBrms、ハミング
窓を設定してみた。
あと、カップリングがDCしかないので、ACカップリングにする
ために、0.1uFのフィルムコンデンサで絶縁してみて、こんな
感じに表示された。
見づらいけど、紫の線がFFTの表示内容。
1kHzの矩形波を表示させてみると、こんな風だったり、
こんな風だったり、
こんな風だったり、
こんな風だったり、
こんな風だったり…。
矩形波なので、整数倍音的なピークが出るのかな?と思って
いたんだけど、こういった波形って…いわゆるホワイトノイズ
的な周波数の波形なんだよな…。以前実験したときみたいな
http://nekosan0.bake-neko.net/connection2_noise_gen.html
ホワイトノイズ~ピンクノイズ的な波形。
DCカットしてあるのに、なぜか直流付近が一番高いっていうのが
気になるんだけど、そもそもこの波形って、ノイズ成分だけを
拾ってるのかなぁ?
もし1kHzの矩形波を拾ってるんであれば、1kHz付近にピークが
ありつつ、その周囲に倍音成分のピークが鋭く立つ感じになる
んだろうと思ってたんだけど、そうじゃないってことは、やっぱ
ノイズだけを拾ってるような気がするなぁ…
なんにしても、縦横ともスケールの表示がないので、表示
されている波形がいったい何を指しているのかすらよく
わからないところもあって、正直せっかくFFT付いてても…
っていう残念な感じ。
同じHantekのオシロでも、PC接続タイプじゃなく、単体でモニタ
付いてるような製品だと、ちゃんとスケールが表示されていたり、
色々普通なFFTの表示ができているみたいなんだけどなぁ。
で、ふと思い出す。そういえば、純正のアプリだけじゃなく、
Hantekといえば「OpenHantek」っていう流れがあったんじゃ
なかったなかと。
http://openhantek.org/
https://github.com/OpenHantek/OpenHantek6022/releases
6022BEでも使えそうな、OpenHantekのアプリがあったりする
ので、そっちを一度試してみる価値がありそうだなぁ…
うわさの、遺伝的アルゴリズムでゴニョゴニョのプロジェクト。
https://twitter.com/jade_hpy/status/1351023514778796032
なんか、ちょっとずつ進化しているのは間違いないみたい。
https://twitter.com/Konimiru/status/1351021347527405573
ログラムの話から、
https://twitter.com/Konimiru/status/1351157454818734081
ボザログラムじゃない方向に行くながれ、とても好き。
https://www.youtube.com/watch?v=wUHR7L9LwM0
ヴァージングループの、飛行機からローンチされるロケット
「ランチャーワン」、地球周回軌道に達したらしい。
すごいねぇ。
それにしても、なんで大分空港なのかっていう話。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/04149/
大分空港は、一度だけ旅行で使ったことがあるんだけど、
海に飛び出した独特な形状が、万一積載したロケットが
事故で落ちたりしても、離着陸時に下が海になってるって
ことで事故の影響を最小限にできるとかできないとかって
理由で、限られた空港じゃないとダメだったみたい。
成田とか新千歳みたいに大きい空港でも、周囲が陸地
だったり、羽田みたいに片側が陸地みたいなところも、
風向きによって離着陸できなくなるような空港だとやっぱ
ダメみたいだしなぁ。
しかも、大型機が離着陸できるように、滑走路が3km無いと
だめって話なので、思いつくとしたら、那覇か関空か、
セントレアあたりか、もしくは大分になっちゃうんだろうなぁ。
偶然の条件から、大分空港になったってことなんだろうな。
那覇は、条件的には悪くない気がするんだけど、あそこは
自衛隊用と共用だし、発着便の数が多いし…ってことで、
それなら便数の少ない大分の方が都合がいいのかもしれない
なぁ。
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