せっかく、NJM072Dを買ってきたので、例によって
http://picavr.uunyan.com/experiment2_op.html
この実験をやってみました。
実験に使った電源は、±12V、±5Vの2パターン。
今回は単電源のパターンは試してません。
入力に使ったビデオ信号も、例によってテストボードV1
から出力したスプライト表示の結果物です。
スルーレートが20V/usと、汎用品の割には
なかなか速いので期待できます。いままで使った
汎用品の中ではNJM2114DDの15V/us
が高い方でしたから。
で、早速実験結果を。まずは±12Vの方。
ボルテージフォロアで出力した映像信号を
ビデオキャプチャーに繋いでキャプチャリングし、
インベーダーの部分だけ切り取ったものです。
200%に拡大してます。
画像が崩れていないことが判るかと思います。
以前のNJM2114DDと変わりない感じ。
さすがにビデオ信号用のLM6264やLM7171
のような切り立ったエッヂには及びませんが、
充分に満足、満足!
さてもう一つの結果。±5Vの方。
うーーーーーん、良い!!!
NJM2114DDよりも画像がしっかりしてる!
さすが20V/usだけのことありますよ。
全然歪んでない!
うーん、これで1個あたり50円って言うんだから、
秋月さんありがとう!って感じ。しかも2回路入りだし。
入力がJ-FETなのでインピーダンスも高いし、
±5Vでもしっかりした映像が出るし。
(暇があったらカラーコンポジットにも使えるか
試してみたいなぁ)
マイコンでビデオ信号作るには、このオペアンプが
決定打だな! 相性バッチリ。
というわけで、5V電源のマイコンとオペアンプで
ビデオ信号を扱うには、スルーレート=20V/us以上
というのが目安と考えて良さそうです。
むしろ、NJM072Dを使うのが”吉”と言い切って
しまってもいいかも。
これだけしっかり表示できるなら、コンポーネントも
問題なく表示できることでしょう。
今回の実験結果も、あとで
http://picavr.uunyan.com/experiment2_op.html
に追記しておきます。
このアンプ、オーディオに使うとどうなるんだろう?
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