相変わらずTINY2313でカラービデオで
ドットを自由自在に表示しちゃおうという妄想の
続きです。
[昨日までのあらすじ]
・安い部品をかき集めて、無理矢理カラービデオの
表示に挑んだ私nekosan。バースト期間の部分に
変なノイズが載ってしまい、メゲル君に。
というわけで、成原博士にはなれないって事は
よくわかったわけですが、気を取り直して不良を
起こしているであろう部分…FETトランジスタを
使ってサンプルアンドホールド回路(一種の
ペデスタルクランプ的な回路)を怪しいと考え、
先人の偉作に学ぶことに。
いろいろ調べまわっていたら、例によって京谷豊さん
のサイトに行き着いたわけですが…。
http://www.hct.zaq.ne.jp/kyotani/lineselhd/lineselhd21.htm
うーん。要約すると、クランプ回路を構成している
コンデンサに流れ込む電流が波形を持ち上げている
らしいというお話って理解でイイのかな?
高速アンプLMH6702の反転/非反転入力端子からの
バイアス電流がクランプ用のコンデンサに電位を
生じさせている…と。なるほどね。
といっても、今回オイラが使ったのはJ-FET
入力のオペアンプだから、バイアス電流は殆ど
考慮不要なレベルじゃぁ無いかなぁ?
実際、データシート見ると、NJM072の
バイアス電流なんて微々たるもんだ…。
それに、バイアス電流が悪さしたからといっても、
こんな訳わかんないギザギザノイズは載るまい。
ちなみにこれはY信号をオシロであたった図です。
左の青い矢印の部分が水平同期信号で、その右に変な
スパイク(?)ノイズ。
そのさらに右側の数字のところは各色ごとの輝度に相当。
全体的に少しモヤモヤしたノイズが載っているのは
14.3Mhzっぽいので、多分C信号用のアンプから
電源通してこのアンプに逆流したノイズと思いますが、
ひとまずこれは見なかったことに。
やっぱり、FETトランジスタ周りの回路がアウト
なんだろうな…。クランプ回路のなんたるかが
判っていないのか?この間の実験は意味なかったのか?
http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/458.html
うーん。
ちょっとアタマを切り替えて、そもそも何故ビデオ
入力回路じゃないのにクランプ回路が必要なんだっけ?
という当たり前の疑問について改めて考え直してみる…。
うーん、確か少ないオペアンプで何とかしちゃおうって
いう目的だったな…そのためにFETトランジスタ
とコンデンサでクランプ回路組んで…
おぉ、そこがノータラズだったんだな!なにもFET
トランジスタとコンデンサ使ってクランプしなくても
いいジャン!出力処理なんだからねぇ。
あ、そうだ、なんでそんなノータリンなことやろうと
思ったのか、ようやく思い出した。オペアンプ周りの
超面倒な抵抗計算やり直すのが嫌だったからだな。
オペアンプの抵抗計算、手間を厭わなければ
抵抗1~2本足すだけジャン!
やっぱ、毛が3本足りなかったな。面倒をさけた
つもりで余計に面倒を抱え込んだよ…
当たり前に考えれば、オペアンプの入力抵抗を増やす
方が回路は簡単に済むもんな…。プログラム自体は
全く変えずに済むし…
せっかく買った抵抗、一部分が無駄になっちゃうけど、
もう一回抵抗の計算やり直そう。うん、それがいい。
果たして、今日、ちょっとは前進したのか?
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