「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



逆三角形。



行ってきた。



今回もゆりかもめ。車内が結構暑かった。まぁ、
ゆりかもめだけじゃなくて、JRもだったけど。

今回は、いけるか微妙なところもあったので、当日券。


入り口の近くから順々に探検。



「お家でドームプロジェクション」



なんか、左下のプロジェクターで投影しているみたい。
こういう形で、ドームにプロジェクションできるのか。
これはぐっと来た。






千葉工大の小型ロケット。






デジファブギター工房さんの、



レーザーカットギター。
レーザーカットした板でエレキギター。






宇田さんの、ウダーの生演奏。






奇楽堂&カンパニーさんの電子楽器いろいろ。

マジックフルート。秋月の気圧センサーを使って、
息を吹き込んだときに圧力が上がるのを読み取って、
ノートオンのトリガにしているとのこと。音階は、
静電タッチセンサーらしい。筐体の質感もいい。

写真左側にある、マウスピースと、その下の細長い基板
が、マジックフルートに入っているメインパーツ。
Gセンサーも入っているらしく、角度によってビブラート
(?)が掛けられるようになってる、ってお話だった。

ちょうどデモしていただいてたときに、iPhoneとの
接続が調子悪くなってしまったようで、Gセンサー
の機能については見れなかった。






同じく奇楽堂さんの、4オペFM音源モジュール。
Raspberry Piで、FM音源の波形計算をソフト処理
して、USB接続の外部DACで音を出力しているとのこと。
やっぱり、オンボードのDACは音質よくないので、
USBの外部DACがいいみたい。




同じく奇楽堂さんの、手回しMIDIシーケンサ。
光学読み取り。






iPhone用のかっちょいいホーン。






失敗したって
  いいじゃないか
    ロボットだもの



日本畳楽器製造 with 自動演奏ロボットさんのギター。
畳がギターになってる!






YAMAHA、ハンドクラフトIoTギター。
着いたときには、もう配布品品切れだった。

https://fabble.cc/

ここで設計図公開しているみたい。











ハチロクの電気自動車。電気自動車って、エンジンとか
ミッションとか、重くてでかいものあまりないから、
けっこうすっからかんな感じになるんだな。あとは
バッテリーの置き場所くらいなのかな。





I/O電子工作部。DANとDAN二世。





negi.moeさん。



でっかいネギ型キーボード。ぼや式で歌えるキーボード
だと思うんだけど、デモが見れなかったので、詳しくは
わからず。





水力時計。きれい。



レーザーカッターで切り出したきれいなギアを使って、
時計表示。水力駆動。

正確な時刻制御の周りは、いろいろ構想があるみたい。
それにしても、今回一番おしゃれだったのは、やっぱ
これだな。
横で見学していた女性が、ものすごく食いついて質問
していた。






今回、最も度肝を抜かれたのはこれ。
バーチャルジンバル。

SDカードサイズの中に、マイクロSDのスロットと、
9軸センサ、専用メモリを内蔵して、ジャイロの
情報を(マイクロSDとは別に)記録しておいて、
あとでPC上で、そのセンサーデータと映像を合わ
せて、画面のぶれを自動補正するという仕組み。

すっごい面白かったので、いろいろ質問しまくって
きたんだけど、いわく、

・センサー情報にはタイムスタンプは含まない
・映像から画像認識で自動的にブレの情報を抽出
・このブレ情報とセンサーデータの波形の位相を自動
 で比較して、自動で時刻あわせを行う
 (つまり、ブレの位相は映像信号を、ブレの波形は
  センサーからの情報を使用)
・PC画面上で補正量や画角などを調整(指定)でき、
 リアルタイム表示しながら補正の度合いとかを弄れる
・9軸センサーを内蔵しているが、補正に使うのは
 ジャイロ(3軸)だけで足りる

とのこと。で、やっぱり、GoPro用みたいな小型小パワー
低剛性のジンバルみたいんじゃなくて、一眼レフの
大口径レンズ使って、動画だって大きなボケを使って
きれいな映像にしたいよねぇ?というお話。

そうそう。そうなのよ。

一眼レフで動画撮って、それを補正できたらいいよねぇ、
と思ってたんだけど、それが実現できるのがこれだ。
すばらしい。


ちなみに、よくあるような既製品のジンバルだと、
カメラをパンしたときに、それがパンなのかブレなのか
を判断しかねる部分があるので、どうしても映像が
ワンテンポ遅れて付いていく感じになるんだけど、
このシステムを使うと、PC上で合成する際に、いわゆる
「未来データ」にアクセスできるから、そういった
遅れは理論上発生しないということ。

確かに、映像眺めていると、そいういった遅れは
判らない。うん、これいいな。

なにより、カメラごとの画像フォーマットとか、
カメラ本体の時刻設定のずれとか、全然気にせず、
どんなカメラでもオッケーなので、本当に都合
がいい。

これはきっと製品化されて、あちこちで利用される
ことになるだろう…というか、オイラが欲しい。





LEDのストロボにシンクロして、水滴が正弦波っぽい
残像(?)になる。写真だとちょっと流れちゃってる
けど、実際に見ると、かなりきれいな波形でシンクロ
してる。





ミニ四駆に搭載したカメラを使って、Oculus Riftで
映像を眺められるというバーチャル体験。

なので、頭をあっちこっちに振ると、当然、頭の向き
にあわせて、周囲の映像が表示される、っていうデモ
を見せていただいた。

映像はEdison使って、Wi-Fiで飛ばしているとのこと。






いしかわきょーすけさんの、プロッター勢ぞろい。
短期間に、ものすごい数のプロッター完成されている。



部品状態(レーザーカッターで切り出した状態)のもの
も、クリアケースで展示されてたんだけど、写真を撮り
忘れた…

どうやって、ああいう風に、「立体に組みあがる」ものを
図面に描きだしているのか、すごい興味津々だったん
だけど、
   「Inkscapeで力技」
とのこと。いや、きっと、なにかすごいノウハウがあるん
じゃないかなぁ、って気がする。実物見ると、あれだけ、
びしっとパーツ同士がきれいに組み合わさってて
すばらしい。

3Dプリンタと違って、レーザーカッターって、1台分の
パーツを板から切り出すのに、10分もかからないみたい。
それは使い勝手いいなぁ。
3Dプリンタも、CNCフライスも、加工時間がすごいんだよな。
それだけ短いと、「ちょっと試してみる」が捗りそう。


お話ついでに、3Dプリンタ関係の書籍を押し売り(0円)
してきた。そしたら、ありがたいことに、なんと、



「世界に秋葉原が3つ欲しい」の試作版を頂いてしまった。
かえって申し訳なかったです。本当にありがとうございます。

で、帰って来てからまた読み返す。ぐっと来る。
台湾に行きたい。最後のページのエピローグを読むと、
自分もあちこち旅してみたくなる。






akira matsuiさんの、8ピンシンセ。いろいろ伺ってきた。

・CPU内部で波形合成して、アナログ出力している、
 ワンチップ構成のシンセサイザー
・いわゆるアナログシンセ的な波形を合成している
 (中身はソフトによるデジタル処理)
・右上のブレッドボードは、単体で動かしている回路
・8ピンモジュール自体はモノフォニックで、これを複数
 並べることで、好きなだけポリ出力に構成できる
・CPUは8051(互換?)を高クロックでまわしている
・使用する信号フォーマットは、ほぼMIDI信号
  (31250bpsのuart信号と理解。3.3V I/O?)
・波形指定のパラメタはCC信号を独自拡張
 (プログラムチェンジで楽器を切り替えるイメージ
  ではない)
・この写真では、キーボード本体左側のモジュールに
 チャンネル振り分けの機能が入っていて、右側に
 4ch分の音源モジュール基板を内蔵(4ポリ)
・写真右の小さい鍵盤型はシーケンサで、MIDI出力
 ではなく、音源内蔵していて、直接音声信号が出る

そういえば、各モジュール側は、自分のチャンネルが
何番なのかを、どうやって認識しているのかを聞くの
忘れてしまった…

それにしても、こういう風につまみを弄って音を鳴らす
感覚、いいよなぁ。






ISSトラッカー。



NORADのISSの座標データを監視して、リアルタイムで
どこを飛行しているかを表すとのこと。









きゅうり選別マシン。画像認識を使っているみたい。
曲がり具合とか。



このほかにも、IoTの農業利用関係のものがいくつかあった。







会場じゅうに鳴り響く、「ドカン」の音がこれ。



デモの時間にあわず、間近では見れなかった。







テスラコイル。鳥かご(?)の中のテスラコイルから
ビビビと稲妻。



んで、これを使って音楽を演奏。
こういうの、映像では見たことあったけど、お目に
かかるのは初めて。





ほかにも、写真撮れてないけど、いくつか回ってきた。

kenkenさんのmachikaniaとか、カラーコンポジット
映像がぐるぐる回るデモとか、実物をいろいろ解説
していただけた。

マイコンは、映像処理が相当忙しいはずなので、
グラフィックの更新処理はどんなかんじなのかなぁ?
と思ったら、やっぱり水平ブランク、垂直ブランクの
間で一気に片付ける感じとのこと。

あと、素のC言語だと、やっぱり割り込みタイミング
のレスポンスとか、Cコンパイラの最適化処理とかで、
タイミング調整がぐちゃぐちゃになるので、インライン
アセンブリで緻密に処理しているとのこと。
やっぱり、そういうの必要になるだろうな。
すごい緻密。





あと、MaBeeeの説明も聞いてきた。

もし、水中モーターを2個とか搭載したものを作って、
その1個1個をコントロールしたら、水中ラジコンが
できないっすかねぇ?と質問したところ、
  「BLEなんで、水中にとどかないっす」
とのこと。なるほど。

ってことは、Wi-Fiタイプが出来たら、潜水艦制御も
できるのかな?ケルマディック号だ。




駅が混む前に、今回は20分くらい前に離脱。まだ
ちゃんと見れてないところもいっぱいあったんだけど、
居たら居たで、いくらでも時間が吸い込まれていく
からな。
それにしても、やっぱりいろいろな人がアイデアを
振り絞って作ったものを見て回るのは、すごい
刺激的だな。



出展者のみなさま、主催者のみなさま、お疲れ様
でした。



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