「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



この間の、美咲フォントをマイコンで使っちゃおうと
いう作戦の続き。

ビットマップを簡単に表示するといえばやっぱり
G-LCDモジュール。
秋月で今なら1700円ですが、2100円だった頃に買った
まま放置してたハヤニエを引っ張り出して使います。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02159/

買ったまま一度も使ったこと無かったので、まずは
G-LCDにモノを表示させるところから実験。

マイコンは手っ取り早くarduinoを使います。公式サイト
では Contributed Libraries としてライブラリが
公開されてて便利なので。
http://www.arduino.cc/playground/Code/GLCDks0108

面倒なのは配線。20ピン全部使うのと、あと
コントラストやバックライト周りの配線がちょっと
クセがあるようで…
特にコントラストはG-LCDから出力した電圧と
GNDの間を可変抵抗で分圧して、再度G-LCD
に接続する、みたいな変な接続が必要。要注意。

arduinoには例によってreduino-nanoを使用。やっぱ
ブレッドボードでお手軽が便利なのだ。

表示に使うスケッチも、公式サイトにサンプルスケッチ
が公開されているので、まずはこれをそのまま使用
します。
で、早速コンパイル…OK。
ライブラリだけじゃなくて、サンプルスケッチも
公開されている便利さがarduinoだよなぁ。いいなぁ。

配線にはちょっとクセが。公式サイトに配線関係の
ピンコネ表が載ってるんだけど、G-LCDの配線
って大きくは2種類あるみたい。
Pinout AとPinout Bという大きくは2種類で呼んで
いるみたいなんだけど、秋月謹製のデータシートと
見比べてみると、秋月で売ってるSG12864はPinout B
のようです。

一番気をつけるのは1番ピンと2番ピンの電源端子。
1番がGNDで、2番がVcc。それ以外も色々
異なっているんだけど。

とりあえず配線に間違えが無いことを確認してから
スケッチをアップロード。

出た。あっさりと。


写真だとちょっと見づらいけど、普通に表示されました。
ただ、FPSが表示されるっぽい所に「Drawing」
ってしか出ないな。スケッチの中身は全然読んでない
んだけど、公式サイトの写真を撮ったスケッチと
公開されたスケッチが違うのかな?

まぁ、機能確認の意味で繋いでみただけだからどうでも
いいんだけど。


それ以外で気になることが2点。一つはバックライトの
輝度。もう一つはピン配置。

バックライトですが、配線自体は簡単なんだけど、
抵抗値があってないのかな?まず300Ωで光らせて
見たところ、光ってるように見えない…

道具箱からさらに300Ωを引っ張り出してきて
並列にしてみる(150Ω)。一応光っている
ことは光っているみたい。暗いけど。

さらに300オームを並列にして、合計100Ω
で試してみる。やっぱり暗い…

デジカメを高感度(ISO400)にしてみて、
スローで撮ったのがこれ。


一応光っていることは間違えないみたいなんだけど、
なんか間違ってます?
ちなみにバックライトの色は黄緑のようです。


もう一つ。ピン配置。とりあえずarduinoのライブラリ
をそのまま使いましたが、I2C関係のピンを
使っちゃってる…
I2Cには美咲フォントを格納したEEPROMを繋いで
いわゆる「外部漢字ROM」としたいんだけどな。

I2Cと併用したいんだけど、これだとだめだねぇ…。
パッと見、ピン配置を好きなようにアサインしなおす
ことはできないみたい。

便利なライブラリなんだけど、その辺がちょっと
キビシイ…。ライブラリソースを弄ってしまうか、
それともarduino使わずにgccで独自にライブラリを
組みなおすか…

とりあえずの収穫はG-LCDが壊れてなくて、
ピン配置も判明したということだけでしたが…
表示に使えそうなのはいいんだけど、I2Cと
併用するとなるとarduinoだとちょっと厄介。
うーん。



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