「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



AVR製のロジアナ、「ネコロジー」。

しばしほったらかしになってますが、他に色々
やりたいことがあったもんで、最終確認的な
テストが未済です。
まぁ、ちゃんと動いていることは動いているん
ですが…。

さて、今日ディスクリートのオペアンプをブレッド
ボードで作って実験してたんですが、上手く動かず、
モヤモヤとしていたので、ネコロジーの方の検討
課題を少しだけ進めてみました。

先日なんとなく思いついて暖めていたこと…
ネコロジーにオシロ機能をつけられないかなぁ、
という目論見。

週末に秋月行った際、サイコーにチョードイイ
高速ADコンバーターICを見つけたので買って
おきました。↓これ。
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?q=%22I-01526%22&s=score&p=1&r=1&page=

分解能8ビットで80MPSPで取り込めるという
代物。3V動作品。

扱いは結構簡単そうで、アナログ入力1ピン
(差動入力可)にストローブを与えてあげれば、
それに併せて8ビットのデータが出力されるというもの。

多分、元々ロジアナとかに繋いでオシロ的に使うための
ICなんだろうなぁ。(付録の秋月データシートにも
そんな様な感じのこと書いてあったし)
そこらへんがまさに「サイコーにチョードイイ」ところ。

そのデータシートとSRAMのデータシートと
ネコロジーのソースプログラムとにらめっこしながら、
必要な制御信号が取り出せるのかとか、タイミング
的には?とか、入出力の電圧とかを色々つき合わせながら
考えてみたんですが、ネコロジー自体は今の仕様のまま
でもなんとかなりそうな感じ。(^_^)b

AVRからSRAMに渡す/WE(WriteEnable
信号)を、電圧を3Vにしてエンコードパルスとして
使えばうまく取り込めるはず。

ちょっとネックになったのは、一旦SRAMに
溜め込んだデータを読み出す方法について。

SRAMから読み出す間はADコンをHIGH-Zに
保っておかないと、SRAMとAVRの間のやり取りを
妨害してしまうので。(逆に、ADの入力端子を壊す
恐れも)

色々考えてみたんですが、SRAM読み出し時に
使う/OE信号(SRAMのOutEnable信号)
を反転させ、それをADのPWRDWN端子に繋いで
やれば多分動きそう。

8ビットすべてをAD変換に使ってしまえば、当然
トリガ条件の設定が使えなくなりますね。
(フリーランモードだけということに)
でもまぁ、簡易的なものなので十分でしょう。

一つ疑問なのは、データシートに書いてあった
「サンプリング時間」に関する記述。

1MSPSより細かいと最小保証変換レートが満たされない
と有るので、例えば80MSPSフルでガンガン取り込むと
取り込まれたデータが少し不正確になるよ、という感じの話
だと思うのですが、でも逆に、エンコードパルス幅の最大値
が1000ns(=1us)とも書いてあります。
(ちなみに最小値は5ns)

それって、1MSPSより長い周期で取り込むことは
保証されませんってこと?

それより短い周期ならデータが不正確になって、長い
周期なら動作保証が無いってこと?
うーん、よく解らん。

単純に考えれば、短いと不正確って言うのはなんとなく
解るし、長くても何の支障もないのではと思うんだけど。
まぁ、長い分にはきっと動くんでしょう。

当初ネコロジーを考えていた時にはこんな発展形を
想定していなかったので、外部入出力のジャックは
現状入力の8ピンとGNDしか有りません。制御信号を
一連のコネクタで引っ張り出せれば、ドーターボード
でも作ってADコンをそっちに載せればすべて済んで
しまうんだけどなぁ。

あのプリント基板書く時、10Kサイズに入り切る
ギリギリの状態まで詰め込んでいたつもりなので、
あと1ピンすら追加できるか判りません。

上手いこといかないか、もうちょっと基板配置を
考えてみます。

PC側のソフトも構想だけで止まっている(妄想ともいう)
のですが、ADコンも対応できるようにしておけば
便利だなぁ…。(目下、VB2005で簡単に出来ないか
構想中)




コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする



« やっぱりアナ... 続:ネコロジ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。