「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



http://arduino.cc/en/Main/ReleaseNotes

Arduino公式サイトで1.0.1リリースのアナウンス。

正式にArduino Leonardoが対応になったのと、
各言語対応になったのが大きな変更点みたい。

http://arduino.cc/blog/2012/05/22/arduino-1-0-1-release/
公式ブログで触れられている挿絵が日本語に
なっているんだけど、代表例として日本語が
使われているのか、それともアクセス元の国を
判別してそうなっているのか…?


そのほか、コンパイル速度が速くなったとか、
ウォーニングが出るのを直したとか、色々と手が
加わっているみたい。大きな仕様の変更という
より、元々の仕様にそぐわなかったところの変更
がメインっぽい。

Adding overloads to Wire.write()とあるんだけど、
これはWireライブラリのwriteメソッドのことだけ
なのかなぁ?
writeメソッドは、LCDライブラリなどについても
変数じゃなくて定数指定すると型変換関係でエラー
出ちゃうバグがあるから、この辺が直っているか
あとで確認してみよう。


http://strawberry-linux.com/catalog/items?code=35016
ストリナでも予約開始になってる。おぉ、安く
なってる。DIPじゃ無くなるんだね。

それより、Dueはどうしたんだろう?Dueのボード
はまだアナウンスが無いねぇ…。



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金環食の続き。
R114をArduinoコントローラの赤道儀で追尾した写真。

日が昇ってから日食が始まるまでに、雲の切れ間を
使って最適な露出を探ったり、極軸のズレを補正したり
しながら撮った、途中の1枚。(太陽付近を切り抜き)



今回初使用のフィルター。ちゃんと黒点がくっきりと
見える代物だということが判って一安心。

ただ、昨日も触れたとおり減光の具合がちょっと強くて、
1/1000秒とかで撮るとモロにアンダーになっちゃう。
とはいえ、R114は直焦点で900mmおよそF8で、APS-Cだと
1350mmF8程度になるから、1/1000くらいは確保して
おかないと微風でもブレがキビシイ。
ISO800にして無理やり1/1000秒としてみた。

その後、雲が出たり切れたりとヒヤヒヤしながら、
2分おきにオートレリーズでパチパチ。

んで、最大食の時がこんな感じ。


2分毎といわず、もっとパチパチ撮ればよかった…
なんで2分毎にしちゃったんだろうなぁ?
ちなみに、このカットの右下から左上に向かって
月が抜けて行きました。

あと、あれだな。K-7内蔵のオートレリーズは
全コマ撮影が終わるまでプレビューが見えないから、
昇りかけの太陽みたいに明るさが変化し続ける
被写体だと、不便だな。

それと、途中でカットを増やしたり、途中で撮影
間隔を変えたりすることも出来ないから、今回
みたいなシチュエーションでは、レリーズは
外部機器から制御して、露出を本体側で弄りながら
っていうのが良さそうな気がするな…

カメラ本体にオートレリーズ機能が搭載されてから
もはやオートレリーズ機能は要らんかなぁと思った
んだけど、細かく撮影条件を変えながら撮る時には、
多機能レリーズ的なものが必要だなぁ。そのうち
マイコンで作るか…。


金環食が終わって元に戻っていく途中の1コマ。


この黒点部分を画素等倍で切り出したのがこれ。


おぉ、図鑑で見るような黒点に写ってる。シメシメ。
K-7のスクリーンはピントの山が掴みやすいので、目で
見てピントを追い込んでいってもこのくらいまでは
なんとかなる。良く出来たスクリーン。900mm程度なら
ピントよりブレとの戦い。

太陽表面にザラザラとした感じに写っているのは、
単にjpegノイズなのか、粒状斑なのか区別が付かない
ところ。

http://www.astroarts.jp/photo-gallery/gallery.pl/photo/8251.html
コロナドソーラーマックスとか使うと、表面の様子
がこんな風にバッチリ見えるんだろうけど、さすがに
高すぎて手が出ないな。プロミネンスはスゴイよなぁ。

http://www.astroarts.jp/photo-gallery/gallery.pl/photo/8261.html
ただ撮るだけじゃなくて、こんな風に比較対象が
あると凄く面白い写真になるんだな。

http://www.astroarts.jp/photo-gallery/gallery.pl/photo/8197.html
朝霞でも天気に恵まれてたのか…まぁ、結果論に
なっちゃうけどな。



今回も赤道儀は年季の入ったいつもの中古kenko製。
コントローラは付属のQ.M.D.コントローラじゃなくて
Arduinoベース(自作互換ボード)のコントローラを
使って追尾。
Q.M.D.コントローラはぐるっと1周24時間0分0秒固定
だけど、オリジナルコントローラは恒星時(23時間
56分4秒)や月追尾、太陽追尾モードを搭載している
ので、今回はコレの太陽追尾モードを使用。

まぁ、1軸のドイツ式なので、正確に太陽の動きを
計算して追尾しているわけじゃないんだけど、
2~3時間程度の追尾ならこれでも大きくズレること
は無いだろうと。

あらかじめ予測していた問題は極軸あわせ。
一応夜明け前に到着して、極望で北極星使って
極軸あわせをしようと思っていたんだけど、
結局北の空は曇ったままだった…

で、そんなときのために用意しておいた方位磁石
使っておおよその北の方角に合わせて、日食が
始まる前に追尾エラーを元に極軸を補正していく
という作戦に切り替え。

太陽が昇ってから極軸補正開始。どうやら、方角は
大体1度以内くらいまであっているっぽいんだけど、
高度が結構ずれてる。北極星の数度下を指している
みたい。コイツを補正してやって、なんとなく
追尾できている感じになったので、そこから2分おき
にオートレリーズで撮影開始。

ちょっとずつ逃げていくのはまぁ仕方ないと
思いつつ、ズレが大きくなるたびに手動で補正。

極軸あわせがずれているのか、それともそもそも
追尾のプログラムに何らかのエラーがあるのかは
不明だけど、多分前者だろうと思って最後まで撮影。
ちなみに後者っていうのは
http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/1154.html
MsTimer2の割り込み間隔の話など。

帰ってから一通り現像(といっても、何の補正も
せずにjpeg変換しただけ)して、連続写真で見て
みると…追尾エラーの出方が規則的じゃないって
ことが判った。

ってことは、あれだ。トルク不足で途中に脱調
しているって状態っぽい。

確かに冬の月食で使ったときに、冷えたバッテリー
の持ち時間を延ばすために電圧を絞っておいた
んだけど、そん時も似たような追尾エラーはあった
のは確か。で、もしやと気になっていたんだけど、
電圧調整せずに今回もそのまま使っちゃったから、
トルク不足になったんじゃないかって気がする。

シマッタなぁ…。ちゃんと電圧調整しておけば
よかったよ。3時間稼動しても電池の残量メーター
は全然減ってない状態(4.8V超)。電力的には
全然余裕だったんだな。このままあと10時間くらい
動かせるくらいの消費電力になってた。

でもまぁ、月食のときに途中で追尾停止していた
あの件
http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/1560.html
については、修正後のスケッチでうまく機能する
ことが判明。3時間くらいノンストップで稼動できた。



近いうちに今回の反省点を改善して、今度また
なんかの機会にこの機材でうまく動くように調整
しておこう。

あとはオートレリーズだな。できれば、ケーブル
経由で外部機器からシャッター速度や絞りが指定
出来るようになっているといいんだけどなぁ。




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