「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



というわけで、ここ1週間くらいアヤシイ動きを
していたのはマイコンで音声入力~音声出力っていう
流れで遊んでみたいっていう妄想に囚われているん
ですが、マイコン内部のプログラムは適当にでっち
上げればいいとして、問題は回路の方。

去年、超音波センサと超音波スピーカで実験したとき
に思ったように動かなかったんですよね。

で、基本に立ち返り、超音波よりもまず普通の音声
ってことを考えてみようと思ったわけです。

で、復習ってことで、秋月の超音波の回路図を
眺めてみる。
http://www.aki-den.jp/kit_manual/pdf_data/J04_rf.pdf
(↑ネットでも公開されているけど、一応秋月で
 以前CD-R買ったもHDDに保存してあります)

で、回路図4ページ目の上の方。センサーから
受け取った信号をオペアンプ2個の反転増幅を
直列に繋いで100×10=1000倍に増幅
しながら同時に直列成分をコンデンサでカット
しているわけですね。増幅の中点は10kΩ
2個で分圧して作ってる…。

…お。各オペアンプの入力端子側ってコンデンサで
直流成分が入ってこない形になってるから、ある種
オープンになってるよなぁ…。
もしコンデンサに極端に電圧がチャージされていると、
増幅して出力される電圧が上下どちらかに張り付いたり
しないのかな?とふと疑問に思ってみる。

うーん、以前あまり考えずに回路図信じこんで実験
してたんだなぁ。
多分これで動くんだろうって思ってたんだけど、
動作原理を実はよく解ってなかった…みたいな。


あれかな?こう考えれば納得行くかも。
無音状態(交流信号が一切入ってきていない状態)を
想像すると、ネガティブフィードバックが掛かって
いるわけだから、反転入力端子側の電圧も非反転入力側
(=中点)と同じ電圧になるように落ち着くように
フィードバックが掛かるはず。
で、フィードバックが掛かった時にオペアンプの
出力端子から2つの抵抗を介してコンデンサも同じ電圧
になるまで電気が供給される…つまりオペアンプの
出力端子が電流源になっているのかな、と。

で次に、その状態で交流信号が入ってくると、
コンデンサを通過した交流電圧によって反転/非反転側
の電圧に差が生じることになり、中点を中心に
増幅される。交流信号が途切れたらまた中点で
安定する。と。

考えてみるとそのとおりってことなのか。ふぅーん。
お、むしろ重要なのは1000pFって書いてある
容量のことかな?

こいつは多分コンデンサマイクのそばにある10kΩの
抵抗と組み合わさってハイパスフィルタとして働いて
いるわけかな?
フィルタの周波数の計算はアレとして、1000pFか。
1000pFって1nFだよなぁ…

去年実験した時って、1000pFのコンデンサ
使ったんだったかなぁ?覚えてないなぁ…
わざわざ買いに行った気もするし…
でも、フィルタの周波数をあまり気にせずハイパス
フィルタが通す周波数を低くしても良しとして、
コンデンサをもっと大きくしてもそれほど問題は
出ないんじゃないかな?

パスコンとしていっぱい買ってある0.1uF
とかでもいいんじゃないかな?セラコンとか
フィルムコンとか。

特に今回は超音波より低い周波数をあつかうわけ
だから、もっと大きい容量にしないといけないかも
っていうのは容易に想像できるところだな。
要計算。
なにしろ、かたや40khzの超音波。
もう片方は20~20Khzと広範囲。1000倍
以上の開きがあることを考慮しないとフィルタで
カットされちゃうはず。

そういえば。
フィードバック抵抗を通して入力端子側にチャージ
される電気があることを考慮すると、あまり小さい
コンデンサだと、せっかく交流電流が入力されても
それをフィードバック抵抗から流れてきた電気が
打ち消しちゃうから、入力側のコンデンサと
フィードバック抵抗の大きさの関係とか、扱う信号の
周波数なんかもきちんと考慮して、それなりに
大きなコンデンサにしないといかんのかな?

やっぱ難しいね。アナログ回路は。

あ、もしかしてこの辺りの回路ってアクティブ
フィルタの基本だったりしないかな?とか思って
例の本を読んでみる…。
そうでもないみたい。基本回路そのまま適用って
わけじゃなく、この回路用にきちんと設計して
あるんだろうな。


あと、この秋月の回路だと1000倍に増幅してる
から2段構えになってるけど、エレクトレット
コンデンサマイクで音声を普通に拾う分には
そんな大きい増幅率っていらないんじゃないかな?
1段でも良さそう。

あと、出力電圧もAD変換で入力することを考えると、
0~5Vの中間電圧付近を中心に振動しててくれた
方が都合外いいから、オペアンプの出力端子側には
直流カットのコンデンサは要らなさそう。


というわけで、まったく考えが纏まらないまま
書き始めたので本人が読んでもチンプンカンプンな
文章ですが、あとでこの辺の入力回路周りを
少しずつ回路図に落とたり定数の計算したりして
みようかな。

今回は、前回無かったオシロという味方が居るから、
実際に動かしてみても以前ほど悩まずに進められる
んじゃないかな?

ゆくゆくは、超音波の実験ももう一回ちゃんと
やり直したいな。



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昨日完成したmega128のCPUボード。CPUボード
って言ってもTQFPを2.5mmピッチにして、パスコン
載せた程度ですが、せっかくなのでこれを使ってちょこっと
遊んでみたい…。

で、遊んでみたい目的の一つが音声合成関係。

SRAMが4KBあるので、これを使って録音/再生を
してみたいなって思ったんだけど…うーん。

さすがの4KBもちょっと小さいなぁ。音声には。
8ビット幅で1秒間の音声を録再するには4ksps。
2Khzがいいところだもんな。

ってことで、早速外部SRAMを繋いで遊びたいと
いうわけ。32KBのメモリでも拡張でくっつけて
遊ぼうってわけです。

で、データシートを眺める。下位アドレス8ビットと
データ8ビットがマルチプレックスされているので、
ラッチICを通してアクセスする必要があるということ。

データシートでは74xx573シリーズでそこそこ
速いものって感じで書いてあるんだけど、結局何を
使えば動くのか良く解らん…

しかも、以前買いこんであったラッチICは74F373。
機能的には一応一緒。ピン配置は573シリーズと異なるけど、
そもそも速度がどうなの?

どのスペックが足りてればOKなのか良く解らん。で、
http://nickle.ath.cx/~yacl/?%A5%C9%A5%AD%A5%E5%A5%E1%A5%F3%A5%C8%2F%BB%FE%B7%D7%A5%E1%A5%E2%2F%C0%DF%B7%D7%BB%C5%CD%CD

こちらとか眺めてみる。

373の方が内部回路が云々でアクセスが少し速いって
書いてある。ふぅーん。しかもそれ以前に8Mhz
で74HC573なら考えるまでも無く余裕でしょう、
ってことみたい。

でも74F373だからなぁ…
またあとで考えよう。


っていうのは、それ以外にも整備しないといけないことが。

せっかくJTAGICEmkⅡ互換を買ったので、
jtagでアクセスして弄りまわしたいんだけど、
よく考えたら10ピンのjtag端子をブレッドボード
に1列で引っ張り出す変換コネクタが無かった…

この間入手したこれ↓の1列になっているピンは

jtag用じゃなくてISP端子の10→6ピン
変換用だから使えない…

それにしても、ブレッドボードって何故中央の2列に
穴が空いてないんだろう?不便でしようがないよ…

ブレッドボードの中央の2列にピンを挿せるように
した人ノーベル賞!!!お尻を出した子一等賞!


いずれにしても、やっぱすぐに弄って遊べる環境には
至ってないな。計画性の無さがなせる技だな…。



コメント ( 2 )
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