「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



AVRスプライトを何とかカラー化したいと思って色々調べたり、
ぼんやり考えたりしていました。

コンポーネント信号でとりあえずRGB各1ビットの8色だけ
実現するか、それともRGB各2ビットで64色対応とするか…

多色対応とすると、コンポーネント信号を実現するのに一番
確実なのはやはりオペアンプを使ってアナログ値で演算する
ことなんだけど、ワンチップマイコンより高価なビデオ信号用
オペアンプを使うのはナンセンスだし…

うーん、そもそも、Cr、Cb信号の電圧ってどの程度なんです?
って思って、30分くらい真剣に検索かけて調べてみたんですよ。
Y信号は白黒コンポジット信号と同じなので、-0.3Vから
+0.7Vまでの1Vppですが、じゃぁ、Cr、Cb信号の
電圧の範囲って、結局何Vなのか? なかなか判りません。

Y信号に重畳させる青や赤の割合はwikipediaとか見ればわかる
んだけど、一方、Cr、Cbの電圧の範囲が何ボルトなのかが
探しても探してもぜんぜん情報ありません…

アナログ信号なのだから、まさか緑信号に対して赤や青の
レンジが狭いということは無いだろうと思うので、
(信号線のダイナミックレンジを活かす為に)多分、伝送の際に
一旦レンジを広げておいて、受信側で元のレンジに戻すという
事をやっているんじゃないかなぁ…と予想。

なんて考えてたら、なんとchanさんのサイトよく読んだら
書いてありました。さすがchanさんのサイトですね!!!

http://elm-chan.org/works/yuv2rgb/report_j.html
このページの丁度真中あたりにかかれています。
CrやCbの電圧は、-0.35Vから+0.35Vまでの
0.7Vのレンジということのようです。助かりました!
これが知りたかったんですよ!
(ちなみにペデスタルレベル=0Vで、シンクロ信号は
-0.3Vです。)

これを使うと、RGB各1ビットの8色に限定してしまえば
赤や青がオンの時にそれぞれ0.35V、オフの時は
-0.35Vとすればいいはずなので、これなら5Vの
出力を抵抗で分圧して、オンなら0.35V、オフなら
-0.35ボルトにすればよいと。

まぁ、抵抗の分圧で-3.5Vは難しいから、シンクロと同じ
-0.3Vで代替してもいいのでは?(と思ってますが…
ホントにそれでいいのか???)


そうなると、問題はY信号の方。RGBのそれぞれが
オン/オフの8パターンについて、輝度レベルに相当する
然るべき電圧が出力されないとならないわけです。

まぁ、それもRGB全部がONの時に470Ωになるような
3つの抵抗の組合せを考えればいいのであろうと…

うーん、野望に向かって1歩前進といった感じ。( ̄ー ̄)
あとはプログラムだな…



コメント ( 2 )
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