いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

手のひらの中の世界観。 a view of international in the palm

2018-07-13 20:05:24 | 日記
 (1)貨幣、通貨がどうしてできたのかの専門的なことは当然別にして、物々交換のように価値がその場限りにならずに、価値が流通することにより広く共有できる、貯えることが出来る価値表現、有効性のために貨幣、通貨は出現したのは一端だろう。

 (2)その後、表現方法はデジタル(digital)情報化により多岐、多様(diversity)になり、価値は情報としてデジタルシグナルとして表現できるようになり、貨幣、通貨も目に見えないデジタル情報媒体として管理され流通し、貯えるマネーカードシステムの時代を迎える。

 (3)そしてマネーカードシステムに代わって、今度は手のひらの静脈認証による支払いシステムが出現した。顔相認証による本人確認の通行システムは航空機搭乗などではすでに実用化が進んでいるが、イオンフィナンシャルサービスがコンビニで買い物した場合の支払いに手のひらの静脈認証による支払いシステムを開発し、9月から実証実験(報道)を始める。

 (4)事前に静脈の情報とカード情報を登録すれば、コンビニで静脈認証と誕生日の4桁数字で支払いができるというもので、この組み合わせでは誤って決済するリスクはほとんどなくせる(報道)というものだ。

 物々交換から貨幣、通貨流通にデジタル情報媒体カードから、人間の生体組織活用による支払いシステムにより人間そのものの価値が貨幣、通貨価値媒体として活用されるという、人間世界の人間への原点回帰論でもある。

 (5)人間(本来)の信頼性、信用性、価値観が広く認められて流通し、人間がすべての社会思想論でもある。静脈認証支払いシステムは、手頃、簡単、迅速、便利だけでなく、ヒト、モノ、カネへの信頼性、信用性が人間のすべての内なる自信、自負、敬愛につながる精神的な強さにつながる行為、行動としての大きな付加価値論である。

 (6)巡り巡って人間の生体組織、能力に立ち返っての原始的、唯一的な個人識別方法論(methodology)であり、物流、資本の近代化も先端的科学技術開発の進歩により大きな発展をとげてきたが、人間あっての進歩であり人間に立ち返り、結局は「手のひら」の中の世界観(a view of international in the palm)でしかなかったともいえる。

(7)そうしてみると、人間の生体的組織、機能、構造のなりたちほど不可思議な世界はなく、それらが万人共通でありながら顔相、指紋、静脈認証はふたつとして同じものがないという摩訶不思議の世界でもある。

 識別、区別認証には人間の生体的組織が最大のブランド、メルクマークであることにたどりついた、今日的科学技術、情報化社会だ。
 

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