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nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

LEAF 電池状況_2023/8

2023-08-03 21:53:26 | 日産LEAF
2019年7月から始めたリーフの電池の状況で、今月の電池状況です。
(LEAF spy Proについては以前のブログを参照ください。ただ、ディーラーからはこの手の設備は運転中接続しないよう指示されましたので自己責任でお願いします)

データ取得日は2023/08/02です。

納車から現在約4年と2ヶ月。
AHr=電池総容量(A/h)この電流値と電圧を掛けると一般的に云われるワット数(Wh)になります。
106.76Ah✕351.71V=37,549Wh

SOH=ヘルスチェック値で新品時を100%として劣化状態を示します。
SOHは前回SOH=92.59 %で今回 92.48でしたから0.11%の劣化でした。
12月に、今話題の間欠アクセルダッシュを行った事で逆戻り現象が起きましたが、その状態が8ヶ月も継続していますが、徐々に低下率が大きくなって来た感じです。
でも、それでも1年前の劣化状況と同等以上ですから1年分の劣化がキャンセルされた状況になっています。








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水遊びとスイカの初収穫

2023-08-03 08:25:04 | 家庭菜園
先日妻が子供用プールが安かったからと云って買って来ました。

昨年は穴が開いて捨ててしまったのでプールは有りませんでした。
早速、孫が来たので水を入れてあげました。

娘がパートに行く途中で何時も置いて行くのですが、妻から今日はじいじがプールを出してくれると聞いていたらしく、夏休みの宿題を数ページ終わしてる最中にお風呂の残り湯や水道の水を入れて準備しました。

早速入ると云うのに二人とも普段着の様な格好なので、水着は?と聞くと、二人ともこれが水着なんだと・・・

ふーん。

今時の水着は素材は水着でも普段着にしか見えません。
昨年はプールは無く2年前まではスクール水着で遊んでいたのに、大きくなったものです。

このところの猛暑続きで、陽に当り過ぎるとまずいと思ったらしく、日焼けし辛い様な水着を持ってきたらしい。
今回は私も気を利かせて、裏庭の日陰にプールを出したので、そんな心配は全く無かったのですが・・・


水遊びが終わったら、孫とスイカの初収穫です。
最初の授粉からこの日でピッタリ30日。
畝の奥の渡り通路用に確保したスペースは全てスイカに占領されました。


これが一番最初に授粉したスイカです。
小玉スイカですから丁度良い収穫時期です。
葉っぱでしっかり隠されていてカラスの被害にも遭いません。

叩くと響くような良い音です。


食べごろかどうかを判別するのに、ヘタの周囲の凹凸を手で触れて感じられるかどうかが一番の上出来センサーなんだとか・・・

ヘタの周囲をなぞると・・・
ごつごつごつ、良い具合に凹凸が出来てます。

切った所へ孫がやって来て・・・

おいしそう・・・

こりゃ良い出来なんじゃないでしょうか。
一口サイズに切るのが我が家流。

あっという間にお代わりして食べてました。
孫息子は赤い部分を殆ど残さず食べました。
皮の寸前まで甘くて美味しいと云います。


勿論、私が食べても甘くておいしかった!!

一番下の孫は保育園児で、まだ保育園はやってるので来ていません。
その孫が一番にスイカが好きな子なので、今度の土曜日が楽しみです。
今年はスイカの苗3本で恐らく8個くらい成っているので死ぬほど食べられます。

一番下の孫も満足いくまで食べられるでしょう。

実はもう一つ隠し玉があるんです。
それが、これ。 「コロタン」

値札みたいなのが付いていて「買って来たメロンをぶら下げているんでしょう」と云われそう。

先日、重くて一つ落ちてしまったので、玉ネギのネットで吊るしたので、バーコードが付いているんです。
本当です・・・

まあ、信じてもらえなくても良いですが、こんなに大きくなるメロンだとは思いませんでした。
バニーガールの脚みたいに吊るし網が既にはち切れそうです。
収穫まで網は持つだろうか??

写真中央の縦の支柱は、横の支柱がメロンの重みに耐えきれずに中央で折れる寸前だったので、慌てて支え棒を付けました。

マスクメロンの様に編み目が出来ていますが、それがくっきり浮き出て来ると食べごろなんだとか。
ここ一週間でみるみる大きくなり、マスクメロンと同等です。

孫たちは、葉っぱに隠れて玉が見えないので、まだ気づいていません。
知ったら喜ぶと思います。

試しに一本だけ買った苗でしたが、大当たりでした。

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学研付録のプラネタリウムの修理依頼ー2

2023-08-02 08:18:30 | 工作
前回は星空を投影するフィルムの修繕でしたが、今回は投影するための光源に関するところの「改善」です。
修理ではありません。

依頼主からは「電池だと直ぐに電池切れになるので、外部電源接続にしたい」との切なるご要望がありました。

そうは云っても、電池方式は可搬性が売りな訳でそれをやめて外部電源だけに依存するのも、もったいないなぁ。

そこで、何時ものアイディア炸裂です。

分解して構造を良く観察しました。
電池と外部電源のハイブリットにするには既存のスイッチでは対応できません。
単純に電池ボックスに外部電源を接続すると、もし電池が入ってる事に気づかずに外部電源を接続すると乾電池に電圧が掛かって破裂する可能性もありますので、完全にスイッチで入力ルートを切り替える必要があります。

50年も前から様々な電子部品を段ボール2箱分も持っていたりする変人なので、大抵の部品は揃います。
似たようなスイッチを探すと、ありました。
2回路3接点の物で、これで切り替えが出来ます。


多少サイズが合わないので、スイッチの角部分をやすりで削ってカットアンドトライです。
次に既存の光源は懐中電灯等で昔から使われてる3V(正式には2.5V)の豆球ですが、これは電気食いなのでLED化出来れば電池の持ちもかなり良くなると思って、ネットで探しまくって、やっと使えそうな物を購入しました。


電源は現代で最もポピュラーな5VのUSBからの電源供給にします。


側面に穴を開けて電源ジャックの受け口を取り付けます。


今回のLEDは電池でも使える様に3VのLEDにしました。
そのためUSBの5Vを直にLEDに流すとLEDが壊れてしまいますから、15Ωの抵抗を通しての接続にします。

良いんじゃないですかぁ。

豆球よりも明るいです。


と、ところが夜になって投影実験したら・・・
星像がボケボケ。

原因はLEDの発光部の面積があるためか、LEDの発光部を保護するためのレンズ的な保護膜があるためか?
ピンホールカメラ的に投影するこの装置ではボケてしまったのでしょう。


勿論想定内のことでしたが、様々なLED商品の中でこれが一番発光面が小さくて発光面が一つだけしか無いため、上手く行くかも知れないと期待していましたがダメでした。

これ以上条件の良い豆球タイプのLEDは無かったのでLED化は断念します。

さて、フィラメントの豆球への電力供給するには5Vを3V以下に落とす必要があり、2Ωくらいの抵抗を接続しないといけませんが、1A近い電流が流れるので抵抗が熱くなってしまいます。
抵抗はそもそも放熱する構造にはなっていないので、ちょっと無理です。

実際に5.6Ωの抵抗があったので4本並列にして3Vになりましたが、1/2W形抵抗ですが結構熱くなります。

そこで、昔懐かしの三端子レギュレターを使って電圧変換しようと思いましたが、3Vの三端子レギュレターは手持ちに無かったし、三端子レギュレターを使うほどシビアな電圧制御は必要ありません。

そこで、更にアイディア炸裂!!

昨年、自作電池ボックスの並列接続の電池セット間の漏れ電流を防ぐために買った3Aまで流せるダイオード(IN5408)を思い出しました。
20本セットで買ったので、まだまだいくらでもあります。

ダイオードやトランジスタのNP半導体って、勉強した事のある人は知ってる事ですが順方向への電流が流れると電流の大小に関わらず、ほぼ0.7V~1V程度の電圧降下が起きます。
3本直列に繋ぐと2V以上の電圧降下が望めます。

5Vー2V=3V

でしょ。
それに3Aまで流せると云う保証があります。

実際にやってみると、個々のダイオードではお決まりの0.75Vの電圧降下で2つで1.5Vの電圧降下ですが、2.9Vになりました。
結局USB充電器側も負荷が掛かると電圧が4.5Vくらいまで落ち込むようです。
様々なUSB端子で確認しましたが、どれもほぼ同じでした。

暫く通電してみましたが、発熱も許容範囲で充分使えます。
という事で最終形はこうなりました。


スイッチの部分もON/OFFでは無く 電池/USB としました。


電池も入っていて、USBも繋がっているとスイッチをどちらに倒しても電球は消えません。

中間点のあるスイッチなら中間で消せますが、今回のスイッチではそれは出来ないので、USBの線を抜いて頂いて消すことになります。
勿論、電池が入っていなければ電池側にすればUSBを抜かずともスイッチ操作で消すことが出来ます。

●注意点としては、豆球は1A近い電流が流れるので、USBから電源供給する際には1A流せるUSBから電源供給する必要があります。
今回は、先程紹介した1A対応の充電器を使います。


台座とフィルムの合体は至って簡単で、フィルムの間口は自由に変形するので台座のお皿の様な部分に間口を変形させて斜め横から滑り込ませて一旦被せる感じになります。
そのままフィルム部を上に引き上げると台座の爪の部分に乗って固定されます。
単純だけどよく考えられた構造です。

ただ、その際に春分点を合わせた上で設置する必要があります。


フィルム部の一か所に矢印が付いていて、これを3月21日の春分に合わせるため五角形の一片を合わせます。

そうすることで、見たい星空の日付けダイヤルと時刻ダイヤルを合わせるとその時の星空を見る事が出来ます。
勿論、緯度も東京なら35度くらいに合わせれば星座の傾きなども正確に表現できます。


完成形がこちら。


最後に最終チェックで約10畳の部屋の真ん中に置いて投影してみました。

これはスゴイ!
これが雑誌の付録!?


下部中央に有るのがプラネタリウムの投影機です。
8月1日の20時の星空にしてあります。
画面中央には夏の大三角もしっかりあるでしょ。
上部には北斗七星も有って、右上の大きな星はうしかい座のアークトゥルスですね。
右下のカーテンのところにはさそり座もあります。
左のカーテンには秋の四辺形のペガススとその左にはアンドロメダ座。

私の〇万円の投影機だとほぼ天井にしか星は写りませんが、この投影機はご覧の様に壁から床までも一面星が写っています。
まるで、宇宙空間に浮遊しているかの様です。

クローゼットの扉は茶色なので星が茶色く見えています。


それにしても素晴らしい価値ある 3,278円 だと思います。
子供達の夏休みの工作にも最適かと・・・

私のホームスターも分類は「玩具」に位置しますが、大平さんの手掛けるものは玩具の域を遥かに超えます。
実際、30年以上前の巨大なプラネタリウムの投影可能な星の数の数倍の星が投影出来ていますから、その時代にこれを持って行ったらどれほど驚かれるか。

やっぱり日本人はスゴイ!!

この完成品を依頼主さんにも早く届けてあげたいですね。
本日午後に発送の予定です。

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学研付録のプラネタリウムの修理依頼ー1

2023-08-01 09:04:36 | 工作
夏と云えば夏休み。
夏休みと云えば工作ですよね。

先日宅配便が届きました。
予め連絡があり、ご依頼を頂いていた物です。

中味は学研の「大人の科学マガジンシリーズ」で2018年に販売された単行本に付録されていたプラネタリウムです。

学研と云えば、小学生の時には学研の科学と学習を毎月学校を通して購読していましたが、購読とは名ばかりで付録の教材が目当てです。
本当に目を輝かせてその日が来るのを毎月楽しみに待っていました。
そんな学研の本社が退職する数年前に私の勤め先の五反田のビルの直ぐ脇に移転してガラス張りの高層ビルが建ちました。
1Fには子供たちが遊べる部屋も見えました。

子供達に夢を与える会社の社員って活き活きしてるんだろうねきっと。

話しを戻して・・・
この本は以前、販売終了後にプレミアまで付いた事で有名でしたが、今確認すると復刻版という事で再販されている様です。
 
そうは云っても私は実際見たことも触れた事も無い物で、直せるかどうか不安でした。

早速、箱の中味を確認すると・・・

・星を投影するためのフィルム数枚。


・台座


赤道儀の様になっています。
これは本格的です。
緯度と時刻と月日を合わせるとその場所でのその時の星空が投影できます。


底の部分は電池ボックスとスイッチが配線で繋がっています。


フィルムを確認すると・・・
数カ所割れていたりします。


更に、繋目には両面テープらしきものが付着しています。


割れた部分を補修するにもこの両面テープ部を先に綺麗にしておかないと次に進めません。
ふと、水に浸けてみると意外と簡単にスルスルと取れるのが分かり、水に浸しておいて一気に綺麗に落としました。


さて、次は割れている部分の補修に入ります。
とにかく投影した際に隙間が有ると白い線が出てしまうので、きっちり密着するように合わせた状態で裏側をテープで補修しま
す。
このテープは経年劣化で黄色くなったり割れたりしない優れもののテープで透明度も高いので張っても投影に大きな影響は無いと思います。


ところが・・・
この内側になる面はよく見ると印刷面で黒い部分は凹凸があり、星の部分はフィルムの地が出ていると云った感じです。
当然、透明テープもこの凹凸によって表面の光の反射を確認すると結構凹凸が出ています。
試しに投影かくにんをするとテープを貼った部分の星がボケた感じになってしまいました。
表面は平らなフィルム素材そのままなので、こちらにテープを貼り直して実験するとほぼボケずに投影できました。

補修個所を目立たぬようにと思って内側へのテープは光学的にはよろしくなかったです。

大きな割れは3か所でしたが、折れ目の角も5,6個所亀裂があり、全て補修しました。

この部分には夏の大三角の部分で、白鳥座、こと座、わし座があります。


そうです。
いい加減に星を散りばめてる訳じゃありません。

大平貴之さん監修の本物さながらの星空が投影できるフィルムなんです。

さて、フィルムの補修が済んだらいよいよ数枚のペンタゴン(五角形)の張り合わせです。
最初に組み立てた際には張り合わせ面にアルファベットが書かれていて同じアルファベット同士を張り合わせれば良かったみたいですが、ほぼその部分はカットされていて星の配置を何度も確認しながら張り合わせ面を確定して行きました。

ほぼパズルです。
全天の星の配置が分からない人にはちんぷんかんぷんでしょう。

両面テープを貼り合わせる片面に貼ります。


テープの紙を外します。

張り合わせ面を正確に合わせて密着させます。

はみ出た余分な両面テープ部を切って指で良く圧着しておきます。


これを全ての張り合わせ面に対して実施して出来上がり。
結構根気が必要です。


でも、バラバラになった状況を見ると、両面テープ部は何れ劣化して粘着力が無くなって剥がれてしまう可能性が有ります。
そこで、更に張り合わせ面に透明テープを貼りました。

これで易々と剥がれたりすることはありません。

次は投影用の照明部の改善です。

次回へ・・・

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