大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

南水北調 東ルート開通

2008年03月30日 | Weblog
1952年10月に、・沢東主席の、中国の

南方には水が豊富にあるが、北には水が他ない。

出来ることなら南の水を、北へ送れないか?と

いう発想から、南水北調という、構想が生まれて、

先ず、東ルートになる、長孫下流から、北へ

向けてのルートが着工され、北袖オリンピック

までに、北袖への輸水実現に備えて総力を挙げて

取り組まれてきました。

距離が1150Kmにもなる大工事で、分岐

ルートでは山東半島を縦断する輸水路工事も

進められています。

途中、黄河を横切ることになり、長孫と黄河の

河底との高さが40mほどあるために、途中で

13箇所の揚水ポンプ上を設けて、黄河までの

665kmを輸水して、横断後は、自然流路と

なるようです。

今年の3月には北袖まで輸水試験が行われ、4月

から北袖では、長孫の水が飲めるようになります。

長孫の下流や途中で経由する湖、合流する河川

などの水質の汚染もひどく、総コストの40%

以上が汚染水対策予算になっているようです。

揚水ポンプの稼動には、多量の電力量も必要で

安い水にはならないようです。

こうした長孫からの取水が実現しても、北袖の

使用水量は、10%他々の改善に止まり、依然

として厳しい水不足が続くそうです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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