こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

『朗読者』

2006-02-09 22:57:56 | ひとり言
『朗読者』(ベルンハルト・シュリンク著、松永美穂訳)を読んだ。
実はこの本、入院中に友人がヒマだろうからと、持ってきてくれた本だった。おかげさまで入院中は読む本がいっぱいあって、全部読み切れず、そして今ごろ…。

前半はありえないエロ話しで、ついつい貸してくれた友人の人格を疑った?…でも彼女、私に持ってきたとき、「うちのお母さんも読んだ」って言ってたなぁ~。エロ母娘???いえ、いえ失礼しました。冗談ですとも、もちろん!
話しは意外な方向へ進む。
奥が深すぎて、簡単には感想が言えない。(って、私の知識と思考回路では無理!)
でもいまだに靖国参拝問題で隣国からツベコベ言われている日本と、ドイツとの違いが感じ取られる。被害国と戦犯国との国民性の違いだけで、片付く問題なのかなぁ~?もう一度、読み直してみたいと思う。