こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

愛犬のために…

2007-05-11 23:28:57 | こぶとり日記
来週あたりFUS(集束超音波治療)を受けられるかどうかの検査を受けに行くという方がいる。彼女は40代後半、4㎝くらいの子宮筋腫が4つあるという。とにかく出血量が多くて、貧血防止の薬を服用しないと貧血でどうにもならないそうだ。
某大学病院で、
「もう切るしかないね。年齢的にも、もういいでしょう」。
とあっさり言われたんだとか。
でも彼女は手術を受けたくない。なぜなら家には3頭の中型犬がいるから…。年老いた母親もいるが、そのお母様に犬の世話など任せられない。犬に引っ張られたりして骨でも折られたからには、もっと大変なことになってしまう。
(実際、うちの祖母は母が入院中、喜び勇んだ犬に飛びつかれて骨折した。もちろんその話は彼女にはいたしませんでしたが…)

ネットで調べて切らずにすむ治療法、塞栓術とFUSに辿り着いたというそうで…。
「たかが犬のためって思われるだろうけどね…」
実際、私が入院したときも、私の前のベッドにいた人が、飼い猫が心配なあまり担当医に早く退院させてくれと、毎日のように押して、押して、押しまくり、異例の早さ、術後一週間で強行退院した。

ゆっくり入院もしていられない事情が、人それぞれにあるんだろう。特に家族を持たない人が増えているから…(私も含めて)。ますますゆっくり入院などしていられないと言う人も増えていくんだろうと思うと…、切なすぎる!

彼女が無事、FUSに適応できるようお祈りいたします。