沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩596 沖縄タイムス辺野古高江ツイート

2017年10月02日 16時45分42秒 | マスコミジャーナリズム
 

10月2日午後2時30分、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸「N5」護岸予定地周辺では、クレーン車や重機数台による仮設道路の工事作業が確認できます。ダンプカーから砕石が降ろされるたびに、砂ぼこりが出ています。

 

 

10月2日午後3時、米軍キャンプ・シュワブゲート前では、本日3回目の強制排除がありました。工事車両47台が入りました。今日の搬入は計169台でした。  

 

 

10月2日午前11時50分、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸の「K1」護岸予定地では、新基地建設に反対する市民らのカヌー隊が「海を守れ」「工事を止めろ」とシュプレヒコールをしています。海上保安庁にも「一緒に声を上げよう」と呼び掛けています。

 
 
 
 
 

詩596 琉球新報辺野古高江ツイート

2017年10月02日 16時39分27秒 | マスコミジャーナリズム
 

10月2日午後、フロートの内と外で海面の波立ちが全然違います。船長によるとうねりの様子もフロート設置前とは違っているそうです。   

 

 

10月2日午後。一抱えもあるフロートに遮られて、海草も内側には入れず、フロートの脇にたまっています。波の高さもフロートの内と外で違っています。海の環境にいろいろな影響が出そうです。   


詩596 琉球新報記事 「オスプレイ配備認めぬ」 辺野古ゲート前、緊急着陸や墜落受け

2017年10月02日 16時36分51秒 | マスコミジャーナリズム

「オスプレイ配備認めぬ」 辺野古ゲート前、緊急着陸や墜落受け

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-586879.html

北部4市村で米軍機騒音4割増 高江小付近激増7.5倍 名護市・防衛局調査

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-586693.html


詩631 沖縄を生きるということ、とは 8

2017年10月02日 08時25分25秒 | 政治論

「南京戦」 切りさかれた受難者の魂  松岡環編著 2003年初版 社会評論社

 ここには、先の大戦時旧日本軍が大陸で犯した恐ろしい犯罪の内容が証言されている。日本会議系右傾グループや歴史修正主義者どもがこれを事実として隠したがるのは、大日本帝国の事跡を称揚したがっている彼等には当然すぎるほど当然であろう。情けない話だ。

 しかし彼ら右傾化してやまない修正主義者が社会に対して、欺瞞に満ちた形質で一定の影響力を持つとき(あるいは彼らの垂れ流す事柄が隠蔽され捻じ曲げられた情報として流布されるとき)、その行為は余すところなく、徹底的に断罪され否定されるべき必要が我々の側に生じる。

  彼らが本来目指す核武装国軍創設の企て(普通の、戦争ができる国になりたいという願望)は先の大戦の「聖戦」捏造画策なしには進まない。内実のあろうはずもないアジア解放なる「聖戦」にとって南京事件はあってならない(国民の耳目には触れてならない)重大な戦争犯罪(人道に対する罪、捕虜虐待の国際法違反)そのものであり、これを(戦後の時間淘汰が生み出したpost truth現象に便乗しこれを先どって)否定しない限り(なかったことにするということ、あるいは通常の戦禍として矮小化すること)どんな言い訳も成り立たないことを彼らは明確に知っている。この確信犯行為が歴史修正主義であり、明らかな隠匿行為、低劣な誤魔化し、国民向け印象操作(愚民化策)、詐欺行為である。

  国民は何事にせよ彼らの画策に乗せられてはならぬ。その否定すべき第一の目下の対象は安倍晋三一派であり、これが潰えた後の胡散臭い小池百合子一派、あるいは維新系右傾グループということになる。彼らは決して喧伝されるほどに国民の支持を得てはいない(戦後戦無の無知な若者のネトウヨ的応援団はいるがこれは全て彼らの無知無学からきている)。彼らの頭の中で出来上がった妄想絵図こそ国家主義の名を借りた彼等だけの自慰的帝国日本礼賛の狂気だ。

  しかしながら、我々は既に、この国の民が時として事大主義に嵌り、こぞって一方に偏して奈落への道を転がり落ちて行くという経験をしている。しかも今あの時代とよく似た風景が、例えば沖縄高江辺野古辺りから伝えられてきて、最初これは例によって沖縄差別の醜いヤマトゥ的事象かと思われたが、どうやら日本全体に蔓延り始めた戦前的な時代錯誤が齎したものだということがはっきりしてきた。時代錯誤は当然に日本の近代化自体が持つ負の本質への洞察の欠如が正体である。日本の近代化という歴史的な時代エポックは明確に先の大戦とその不様な敗戦に結果している。これが原点であり、今右往左往している政治的混沌は実に浮薄な非現実的思考回路、つまりはおのれらの過去に目を背ける彼らの愚劣極まりない反知性的姿勢から漏れ出したものだ。内容のないその場しのぎの美辞麗句を散りばめた彼らの虚しいデマアジ論調に暫く振り回される状態が続くが、ヒトラーナチスの暴虐の歴史を少しでも顧みるなら、意味のない熱狂に呑まれた国民が辿る結末は自ずと知れて来るであろう。(つづく)



詩596 朝日新聞記事 巨大変化に目を閉ざす「身内ファースト」 内田樹氏語る

2017年10月02日 07時10分39秒 | マスコミジャーナリズム

巨大変化に目を閉ざす「身内ファースト」 内田樹氏語る

http://digital.asahi.com/articles/ASK9X5TKMK9XULZU018.html?rm=590

現に起きつつある地殻変動的な変化が理解できない無能と不安ゆえの退行的な選択

国際政治における超覇権国家の衰退や、中東やアフリカで広がっているように国民国家が液状化し、世界がいくつかの「地域帝国」に再編される潮流

その危機の切迫のうちで安倍政権は森友・加計学園問題に露出したようにネポティズム(縁故主義)にすがりついている。イエスマンだけを登用し、限られた国民資源を仲間うちに優先的に分配している。これは「身内ファースト」という世界的なスケールでの政治的退廃の日本版以外のなにものでもありません。

これまで掲げてきた政策の一貫性や論理性よりも、おのれの「明日の米びつ」を優先的に配慮する政治家たちが、文明史的な転換に対応できる能力があると私は考えません。