沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩548 日米政府官僚が沖縄に対してやっていることの正体 沖縄タイムス記事

2014年12月12日 18時12分01秒 | マスコミジャーナリズム

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=94393

 元来が、日本国政府(あるいはこれに傀儡的に便乗するアメリカ)琉球沖縄という対立軸が現実に存在している以上、この現実から何らかの理由でどちらかが逸脱しても問題の先送りになるだけであり、今、日本国政府がやっていることはこうした対立性を強引に無視し、あらゆる対立側の意思、意向、意見を度外視して、更に言えば客観的に弾劾されるべき手段と手法で犯罪的に国家施策を優先させている、ということであり、そこには一種の虚仮の一念じみた頑迷な保守主義がまがいものの集団的な軍国主義(もし9条護憲が一国平和主義にすぎないとすれば)と結託して、戦後欧米連合国によって永続的に握らされた敗戦国片道切符を後生大事に守護しているさまが見て取れる。つまり偶々琉球沖縄に析出された国家の在り様にみられるように、これが本来的に日本人の戦後精神史を堕落の一途へと導いたのであり、その意味で辺野古はじめ琉球の市民的な闘争はまさしくこの国の土性骨そのものに関わることだといっていいのである。