沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩464 堂々とした嘘?

2013年09月12日 23時16分59秒 | 政治論

 恐らく一般大衆は、この安倍政権に霍乱され、惑乱し錯乱寸前ではと思われる。ツイッターなどでは五輪招致のために首相が吐いた「フクシマ」に関する「大嘘」への反発が広がっているらしい。もっともな話で、今更論うのも気が引けるが、前政権でも徐々に顕著に見られるようになった所謂愚民政治(人民の眼を真相から遠ざけ見えなくする政治手法)がこの政権ではまことに堂々と、明らかな嘘として通用させているのである。その仰天するような逆切れ政治の実例が、前政権で遠慮がちに論じられた「原発再稼動」の文言が、ためらいもなく口にされそれの技術的セールスに首相自ら出向いて世界中に放射能をばら撒こうと言う話のわけさ。これらの行動形式を眺めているとどうも空恐ろしい現実が透かし彫りになる。我々は、ヒトラーの再来はないものと高をくくっているが、「気違い」が権力を握るということには、少しばかりありそうな気配を感じまいか。しかもこの気違いはどうやら一度失敗しているのでその民衆欺瞞の手練手管は前回よりはるかに巧妙になっているし、堂々と嘘を通してしまうのでだまされたことに気が付かないと言う、厄介な仕組みになっている。(つづく)