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論文を書き始める

2007年06月04日 | 仕事・研究
今日から論文の執筆に取りかかっています。本来、GW明けには始める予定にしていたものですが、追加の実験に先週までかかってしまったので、ようやく今朝から始めました。もちろん、実験が終了していなくても書き始めるべきだったのですが、とにかく5月は忙しく、落ち着いて椅子に座る日がありませんでした。

論文の書き方、という手の本は山ほどありますし、修業時代には師から論文の書き方を習っているはずですが、だいたい研究者は皆それぞれ癖のようなものがあって、論文を書くのにさまざまな手順があるのではないかと思います。

私の場合は、タイトルからマテメソくらいまではとりあえず何でもいいからざあっと書いて、形にしてから中身に入ります。ざっと書く間は、ほんとにメモ書きでもよく、学会抄録に書いたものを持ってきたり、以前書いた論文のマテメソを持ってきたりして、ただとにかく形を作ります。データをどのように使うかは、図を絵コンテ風に書いてイメージすることが多く、図が決まってからresultやdiscussionを書き始めます。参考論文は最初にがあっと集めて、ざくっと読んで、頭の中で簡単に整理しておくと書きやすいのですが、実際には、書き始めてから「ここに参考論文がいるな」→Pub Medで探す、という作業は避けられません。

今日は自分の手帳に「論文を書く。それ以外の仕事はしない。」と書いておきましたが、そうはいっても、ネズミの世話やその他打ち合わせがあり、まともに1日は使えません。でも他のことをしないぞという決意だけはやはり必要で、ちょっと15分あるから論文の続きを書こう、、、という風にはいかないものです。

実は私は今日書き始めた論文の他にも書きかけを抱えています。そっちは、共同研究者に加筆してもらわなくてはならない箇所が大きく、向こうが書いてくれないことには進まないのですが、これがなかなか進みません。しかし絶対にお蔵入りさせられないペーパーなので、なんとか頑張りたいと思っています。

そうそう、今日は論文を書き始める前にもう一つ作業をしました。それは、「どの雑誌への投稿をめざすか?」という検討です。私の場合は免疫学、栄養学などのジャンルから、このデータだったらこのあたりかな~という目星をつけるのですが、今朝はデータベースを駆使して雑誌を決め、そこの投稿規定を印刷してよく読みました。免疫関係の雑誌は100以上もあるのです。



コメント (2)
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